「正義とは不安定なもので、ある日突然逆転する。
戦争はどちらも自分の正義のために戦っている。
正義のための戦いなんてどこにもない。」
アンパンマンの作者、やなせたかしさんの言葉がTVで扱われていました。
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全然、いや全く。
こんな大きな話ではないのですが、笑
日常でもよくありますね。
友達や同僚、上司や部下と意見が食い違う事って。
そういう時ってその場で
自分が正しい事を主張したくなります。
意地でも証拠を出してねじふせよう、としてみたり。
自分を相手より利口に見せたり、と。
正しい事を伝える、ことではなく
いつしか口論に勝つ事が目的になってしまいます。
でもそういう議論は無駄に等しいです。
例えこちらが本当に合っていたとしても。です。
相手は、たとえ自分が間違っている事がわかったとしても
正しい知識を得た感など皆無で、
「負けた」感しか残らないと思います。
本当に間違っていれば本人が絶対いつか気づきますからね。
正しい事を伝える事は大事だと思いますが、ねじ伏せる必要はありません。
相手の成長を心から願って立ち去りましょう。
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「本当の正義に勝ち負けなんてない。
捨て身、献身の心を持って、困っている人のために、
ただ手をさしのべるということなのだ。
正義を行えば、自分も深く傷つくものだ。」
~アンパンマンの誕生秘話より~