ある企業様の社員様と話す機会がありました。
とても会社に不満をお持ちのようでして、
要約すると、社長が社交的で良い人で通ってるけど、
中を全然見てないから中はみんな不満だらけだ。という話でした。
当然そんな、中を全く見てない、なんてことはないと思うのですが、
同じ比率で接していたとしても、内側からはそう見えてしまうことは大いにあると思います。
一人の人がどれだけの人を幸せにできるか、なんてのは、それぞれ違いはあるに決まってますが、
幸せにしないといけない順番だけは決まっていると思います。
やっぱりまずは、①自分自身がある程度、満たされないといけないと思いますし、
(創業の時から、世のため、人のため、と熱く語る人はまず怪しいですね。で、だい
たいそういう人ほど自己中心的です。w)
その次は②本当に近い人、家族だったり、スタッフさん達。
その次にやっと。③もっと遠い所、社会への貢献等、だと思っています。
近い人を無視して、社会貢献に一生懸命になるのは間違っている、というのが僕の主観です。
でも②と③を逆にする人は本当に多い気がします。
会社の為、お店の為に行っているのだ、というと聞こえが良いですが、
自分自身の為に行っている(楽しさの追求)事がほとんどだと思います。
もちろん、そういう人ばかりでないこともわかりますが、例えそうだとしても
内側から見ると今回のように遊んでいるようにしか見えなかったりもしてしまうわけで。
社長がどんどん外に出ているところでも、社内からあんまりそういう声が聞こえてこない会社……を考えると
思いつく先はどこも、スタッフさん達を大事にしている会社様ばかりです。
だからやっぱり。自分がある程度満ちたら、あとは周りの人の幸せに徹することが大事だと思います。
そこを飛び越えて社外に出て行く必要はない、と。
そこに徹すれば、
結果的に急がずとも、社会からも必要とされるでしょうし。
で、最初のそのお話を聞いた方に話を戻すと、
逆に。そんなに嫌なら辞めたらいいじゃん、とも僕は思ってしまうタイプでして。
でもなんだかんだ辞めないから、
結局はその人も今の環境を自分で作っている要因、なので
どっちもどっちなのかな、と。
とにかく、みんな
他人任せじゃなく、
目の前の事を一生懸命頑張りましょう、という話です。