カテゴリ:夏の歳時記
野川沿いの桜並木に蝉が鳴き始めた。シーシーシーとか細い声である。どうやら熊蝉のようでもあるが熊蝉のような勢いはない。野川の谷戸橋の近くの遊歩道に空蝉が転がっていた。空蝉は蝉の抜け殻を言う。空蝉といえば、源氏と空蝉の歌が思い出される。 空蝉の身をかへてける木のもとになほ人がらのなつかしきかな 空蝉の羽におく露の木がくれてしのびしのびにぬるる袖かな たなごごろ 差し伸べて空蝉載する掌 クリックしてね ↓ 人気ブログランキングへ 俳句・夏・動物、空蝉(うつせみ)、源氏物語、野川 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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