殺人犯は何となく...。なかなか面白いです。

 

 

◆ 内容(「BOOK」データベースより)

東日本大震災から一年。三基の原発が立地する北海道・道南市で市長選挙が始まった。元公安警察官の和泉は、「廃炉」を公約に掲げて立候補した旧友の弁護士・小島を手伝うことに。何百億円もの原発利権に群がり、しがみつく者たちの警察ぐるみの苛烈な選挙妨害に、和泉は公安警察時代の経験で対抗。しかし、ついには選挙スタッフが殺され...。「現実」を見つめ続ける馳星周の真骨頂、ここにあり!