高倉健さんは生前、毎朝「希望と言う名の光」を聞いていたのだとか。


NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」での一コマだった。
健さんの手には、ワープロ打ちされた、10数cm四方の白地の紙があった。
かつて放送されたものを再放送していた。


おおえまりこさん(大和証券から睨まれていそうなマネックス嫁とはたぶん別人)
いしわたりひろおさん(たぶん、フェイスブックに載せられる埼玉県立蓮田高校→城西大学経済学部経済学科卒業、さいたま市民の石渡裕夫さん)


などのヘビーリスナーから、エコーはがき、暑中見舞いはがき(かもめーる)、平成25年以前の年賀はがきあたりが、麹町郵便局経由でTOKYO FMへリクエストとして「JXグループ山下達郎のサンデーソングブック」へ届けられると、今から想像がついてしまう。


※サンソンでは、一時的な例外を除けば、電子メールは受け付けていない。電子メールにしてしまうと、発信コストの激減から物理的に受信する絶対量が激増してしまうため、テキストを読む作業が追い付かなくなりかねないので、やっていないだけ。別に「自爆営業からの救出」みたいな「ブラック企業社員やアルバイトを救え」って意図はない。


「希望と言う名の光」は、発表の2010年とは違う意味付けを持ってしまった。


【OPUSのライナーノーツより引用】
映画「てぃだかんかん」の主題歌として書いたものだが、その一年後に起こった大震災の後に、聴き手の皆さんがこの歌に新しい意味付けを加えてくださった。歌とは本当に不思議なもの。ひとたび世に出れば、それはもう自分だけのものではなく、聴き手の皆さんのものでもある。


このあたりのストーリーは、普通に書ける。


健さんが明治大学商学部商学科卒業。
達郎さんは一応、明治大学法学部へ入学も3ヶ月で中退し、音楽活動へ専念。


2人にとって、明大の経歴はどうでもいいので、おそまつにしか扱わない。
ほじくり出して書いた形なので、普通は書かない。


山下達郎は、「希望と言う名の光」の翌年、大震災を意識して曲を作っている。
日本テレビ「ZIP!」の放送開始を4月1日の20日後に控える中、それまで作っていた曲をボツにし、電力供給が不安定で録音がロクに進まない中、急きょ作ったのが、今も流される「MY MORNING PRAYER」である。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「希望と言う名の光」のことを書いてしまうと、「アンパンマンのマーチ」「Boom! by Maia Hirasawa」「Jupiter(平原綾香)」に続いてしまうが、こちらは書かない。
文字通りの「TSUNAMI」、東京厚生年金会館コンサートで初めて歌ってまもなくして昭和57年7月豪雨長崎大水害にぶち当たってしまった「長崎小夜曲」の間の悪さ…書いてはいけない。


昨日18時頃、NHK総合を見ていた。白鵬翔の「32回目の賜杯」を手にする場面の実況生中継を見るために。
通常ならば、笑点を見てしまう時間帯ではあるが、大相撲九州場所の中継を見てしまった。


特別な意味を持つ「32回目」なので、通常ならば決して口にできないような、すんごい事を言っていたのが、どうしても頭をかすめる。
モンゴル語でのスピーチは、モンゴルへ衛星生中継がされているとわかるので驚きはないが、「天皇陛下に感謝したいと思います」「この国の魂と相撲の神様が認めてくれた」なんて、めったな事ではいえない。


大相撲中継のエンディングが、白鵬翔32回優勝の軌跡だったのは理解したが、そのバックに流れていたのが朝の連続ドラマ「マッサン」の主題歌・中島みゆき「麦の唄」だったことだけは、安直さを感じざるを得なかった。
確かに、海外からやって来たことでは「モンゴルから来たムンフバティーン・ダワージャルガル」「スコットランドからきたエリー」と共通しているが、共通点はそれだけ。「麦の唄」と「白鵬翔」的外れ感が否定できなかった。


NHKでは一言も触れられなかったが、18時頃の放送では「解散総選挙の影響」が映像に投影されてしまった事も読み取れた始末だった。


まず、内閣総理大臣杯を、安倍晋三首相に代わって授与した麻生太郎副首相兼財務大臣について。
福岡県を牛耳る「麻生」オーナーの顔もあり、筑豊地方の福岡県第8区選出の衆議院議員でもあるので、表面的には違和感はないが、どう考えても「忠臣蔵討ち入り総選挙」に向けての顔見世選挙運動としか見えなかった。


中島みゆきの唄が流された後、6時のニュースになった。


金沢市長選挙の呆れたニュースが流された。競輪場外車券売場の金沢市内への設置計画にまつわる公職選挙法違反のお話で、山野之義・金沢市長がいったん引責辞任し、再選挙が行われたのが10月5日だった。ここで山野氏が自公、民主社民、共産党がそれぞれ推薦した候補を圧勝で破り再選されたのだが、任期は12月9日まで。30日投票の市長選挙が予定されたが、対立候補が誰も現れなかったので、無投票で再選。


10月5日に「圧勝で再選」の市長を、11月30日に破れるか? みたいなイメージを持つが、23日の告示前の11月第2週には「忠臣蔵討ち入り総選挙」が公然と語られるようになってしまっていたので、「勝ち目のない市長選なんて付き合っていられるか」と、対立候補が確保されなかったと考える以外にない。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


普段だったら、「さぁ、なにかしよう」と考える休日であるが、細かいことを詰め込み過ぎてしまう日常から、頭がパンクしてしまっている。頭を使わないで済む、かるーい作業だけにして、あとは休みを決め込もう。


それなりにまとまってしまったので、今日のカキコとしてしまいました。
以上です。