時代遅れに
なるような原則は、
原則ではない。
時代の寵児と呼ばれる人たちがいる。
流行の波に乗り、
新しい理論や方法で大きな富と力を得る。
しかし、ほとんどは短命に終わる。
1960年、バフェットのパートナーシップは
素晴らしい成果をあげていたが、
フレッド・カー率いるファンドは
それを上回る好成績をあげていた。
急成長を遂げる未公開株に大量投資して、
短期間で利益を得る。
高いリターンを求めてトレンドを乗り換えていくのだ。
バフェットは対極的だが
カーは「全米一のファンド・マネージャー」
「新時代のヒーロー」ともてはやされる。
しかしバフェットは浮つかず、
自分のやり方を変えることもなかった。
「新しいやり方が大きな利益を生み出すことができ、
同時に私のこれまでのやり方の効力が失せ、
大きな損失を出す可能性があるとしても、
私はこれまでのやり方を変えるつもりはない」
ほどなくバフェットの正しさが証明された、
カーが廃業に追い込まれたのである。
「1分間バフェット」
桑原 晃弥 著
2018年の幕開け
日経平均は軽々と24000円をクリアして
3万円、4万円もと持てはやされていた
それが一瞬にして21000円の大暴落、
そして仮想通貨もひどいことになっている
それに平昌後の緊張も相まって暗闇の中へ突入
きっと手持ち資金をぶっ飛ばし
追証に泣く年金受給者も続出していることだろう
本当に相場の世界とは恐ろしい世界である
ちまちまと娯楽の殿堂で遊んでいた方が
懸命だったことだろう
こんな浮き沈みの激しい相場の世界で長年にわたって
確実に利益を出し続けたのがバフェットなのだ
時代の寵児と持てはやされた人の多くは
決まって同じ結末
相場の世界は群集心理、古今東西を問わず、
たとえ1秒間に数えきれない取引ができる
コンピューターを駆使した時代になろうと
普遍の法則、原則が脈々と生きているに違いない
僕の頭にある原則としての戒めとは
美味しい話には絶対に乗るな!
コツコツと誠実にたゆまぬ学び!
儲けようなどと思うな分相応、身の丈に!
そして人生もまたそして人間関係もまた然り・・・
早起き鳥
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