早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

時代の寵児!時代遅れ!

2018年02月12日 04時56分07秒 | 読書





 時代遅れに

なるような原則は、

原則ではない。



時代の寵児と呼ばれる人たちがいる。

流行の波に乗り、

新しい理論や方法で大きな富と力を得る。

しかし、ほとんどは短命に終わる。

1960年、バフェットのパートナーシップは

素晴らしい成果をあげていたが、

フレッド・カー率いるファンドは

それを上回る好成績をあげていた。

急成長を遂げる未公開株に大量投資して、

短期間で利益を得る。


高いリターンを求めてトレンドを乗り換えていくのだ。

バフェットは対極的だが

カーは「全米一のファンド・マネージャー」

「新時代のヒーロー」ともてはやされる。

しかしバフェットは浮つかず、

自分のやり方を変えることもなかった。


「新しいやり方が大きな利益を生み出すことができ、

同時に私のこれまでのやり方の効力が失せ、

大きな損失を出す可能性があるとしても、

私はこれまでのやり方を変えるつもりはない」

ほどなくバフェットの正しさが証明された、

カーが廃業に追い込まれたのである。



   「1分間バフェット」

            桑原 晃弥 著




     








 2018年の幕開け

日経平均は軽々と24000円をクリアして

3万円、4万円もと持てはやされていた

それが一瞬にして21000円の大暴落、

そして仮想通貨もひどいことになっている

それに平昌後の緊張も相まって暗闇の中へ突入

きっと手持ち資金をぶっ飛ばし

追証に泣く年金受給者も続出していることだろう


本当に相場の世界とは恐ろしい世界である

ちまちまと娯楽の殿堂で遊んでいた方が

懸命だったことだろう

こんな浮き沈みの激しい相場の世界で長年にわたって

確実に利益を出し続けたのがバフェットなのだ

時代の寵児と持てはやされた人の多くは

決まって同じ結末


相場の世界は群集心理、古今東西を問わず、

たとえ1秒間に数えきれない取引ができる

コンピューターを駆使した時代になろうと

普遍の法則、原則が脈々と生きているに違いない


僕の頭にある原則としての戒めとは

美味しい話には絶対に乗るな!

コツコツと誠実にたゆまぬ学び!

儲けようなどと思うな分相応、身の丈に!

そして人生もまたそして人間関係もまた然り・・・



       早起き鳥




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