日本では国民病と言われるほど
花粉症の患者が大勢います。
私自身も花粉症です。
でも大昔は
花粉症という病気はありませんでした。
恐竜がまだ地球にいた二億年前、
地球で最初の哺乳類が誕生しました。
でも当時の哺乳類は皮膚に取り付いて
血を吸う吸血ダニに
苦しめられていたそうです。
それは吸血ダニに対する
免疫システムがなかったからです。
しかし進化の過程で哺乳類は
吸血ダニに対抗する
新しい免疫システムを獲得しました。
ここにも突然変異があり、
たまたま吸血ダニへの免疫システムを作った
哺乳類だけが生き延びたということです。
おとなの教養 池上 彰 著
吸血ダニの脅威に苦闘していた時代から
その吸血ダニの攻撃に対する
免疫システムを勝ち得た人間が
その吸血ダニと勘違いされるのがスギ花粉!
スギ花粉が体内に入って来るために起こる
免疫反応が花粉症の症状
花粉症とは日本のこの恵まれた環境に対しての
自動制御、報復を受けているのかもしれない
あまりに綺麗になりすぎるのも如何なものか・・・
考えてみれば僕が子供の頃は、
こんなに清潔な社会で暮らしていなかった
トイレは水洗じゃなかったし、
除菌などという言葉はなかった
どちらかというと菌と仲良く
こんな今の非常識が昔は常識だった
でも昔は今ほどゴミは出ないし、
リサイクルも進んでおり、今でいえば
完全な循環社会が成り立っていた
最終ゴミは堆肥に中間ゴミなどなかった
あったとしても燃やすか
埋めるかで自然に帰っていった
人類の進化はさらに進んで
日本にふさわしい新しい形質を持つ突然変異で
新しいタイプの日本人が誕生してくるかもしれない
早起き鳥
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