早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

吸血ダニと花粉症

2017年09月07日 05時10分43秒 | 読書




 日本では国民病と言われるほど

花粉症の患者が大勢います。

私自身も花粉症です。

でも大昔は

花粉症という病気はありませんでした。


恐竜がまだ地球にいた二億年前、

地球で最初の哺乳類が誕生しました。

でも当時の哺乳類は皮膚に取り付いて

血を吸う吸血ダニに

苦しめられていたそうです。


それは吸血ダニに対する

免疫システムがなかったからです。

しかし進化の過程で哺乳類は

吸血ダニに対抗する

新しい免疫システムを獲得しました。


ここにも突然変異があり、

たまたま吸血ダニへの免疫システムを作った

哺乳類だけが生き延びたということです。


   おとなの教養  池上 彰 著



     








 吸血ダニの脅威に苦闘していた時代から

その吸血ダニの攻撃に対する

免疫システムを勝ち得た人間が

その吸血ダニと勘違いされるのがスギ花粉!


スギ花粉が体内に入って来るために起こる

免疫反応が花粉症の症状

花粉症とは日本のこの恵まれた環境に対しての

自動制御、報復を受けているのかもしれない

あまりに綺麗になりすぎるのも如何なものか・・・


考えてみれば僕が子供の頃は、

こんなに清潔な社会で暮らしていなかった

トイレは水洗じゃなかったし、

除菌などという言葉はなかった

どちらかというと菌と仲良く

こんな今の非常識が昔は常識だった


でも昔は今ほどゴミは出ないし、

リサイクルも進んでおり、今でいえば

完全な循環社会が成り立っていた

最終ゴミは堆肥に中間ゴミなどなかった 

あったとしても燃やすか

埋めるかで自然に帰っていった


人類の進化はさらに進んで

日本にふさわしい新しい形質を持つ突然変異で

新しいタイプの日本人が誕生してくるかもしれない



       早起き鳥




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