早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

本当のケアとは何か...!

2017年07月19日 04時05分03秒 | 読書




 「本当の看護とは何か?

本当のケアとは何か?

これほどまでにあっさり

胃ろうがつくられる社会状況は、

本当のケアが

なされていないからではないでしょうか」


これは看護だけでなく、

介護の世界にも言えることです。

そして医療の世界については

もっと言えることです。

二言目には、方法があればしなければならない。

しないことは無責任だ。

しかしこれが本当に本人のケアなのでしょうか。

自分の思いを

押し付けているのではないでしょうか。


本当のケアとは本人の望むところを

いかに察知してそれを叶えてあげるか。

あくまでこちらは黒子であることが

基本ではないでしょうか。


  「平穏死」という選択

          石飛 幸三 著



     







 本当のケアとは・・・?

本当に難しい問題

難しからこそ、本人の意思を尊重するべきだ

との考えには頷ける

元気な間に本人を交えて終末医療のことを

忌憚なくなんでも話せる

家族の絆とコミニケーションが大切ということになりそうだ


何でもかんでも、あるならしなければならない

という本人の益とはかけ離れた考えで、

医療が進んでいくことは無益というか、

問題がありそうだ


こういうことは無縁の

幸せな家庭環境の中で生きてきたけれど

ここにきて、90を過ぎて老い先短い親に接して

身につまされる思いである

その、年寄りに、もし食べられなくなったら

胃ろうという延命治療があるがどうする?

なんてこと、話題にしていいものなのだろうか

理解できるほどの思考能力が

残っているとも思えない


でも、最近、

「食事が美味しくない」

「美味しいものが食べられなくなったらもうおしまいだな」

などと口にするようになった

どことなく、生きる気力が薄れてきたように感じる

こんな年寄りに、胃ろうなどの

終末医療はやはり回避すべきだと思っている


       早起き鳥




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