早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

親をどれだけ悲しませようと・・・!

2017年05月28日 04時11分27秒 | 読書




・・・哲人

あなたの就職先に関して、

ご両親が猛反対している場面を

想定しましょう。

実際のところ、反対されたわけですよね?


・・・青年

ええ正面きっての猛反対

というほどではありませんが、

言葉の端々に嫌味が込められていました。


・・・哲人

ではわかりやすく、

それ以上の猛反対だったとします。

父親は感情的に怒鳴り散らし、

母親は涙を流して反対していた。

図書館司書なんて絶対に認めない、

お兄さんと一緒に家業を継がないのなら

親子の縁を切るとまで迫られたと。

ここでの「認めない」

という感情にどう折り合いをつけるかは、

あなたの課題ではなくご両親の課題なのです。

あなたが気にする問題ではありません


・・・青年

つまり先生は

「親をどれだけ悲しませようと関係ない」

とおっしゃるのですか?


・・・哲人

関係ありません。

自分の信じる最善の道を選ぶこと

それだけです。

一方で、その選択について

他者がどのような評価を下すのか、

これは他者の課題であって、

あなたにはどうすることもできない話です。



  嫌われる勇気

          岸見 一郎、古賀 史賀 著



     








 親をどれだけ悲しませようと・・・!

この言葉は胸にグサッと突き刺さる

親孝行を生きる最大の課題におく自分には

親の悲しむ顔は見たくないし、想像したくない


親の考える息子の就職、

そして息子が考える就職

そんなものが折り合いをつけられる

道理はないだろうが

親の理想を追随してしまう事例が多い


でも僕の場合は

自分自身の就職が

親の想像を超える以上のものだったから

親の口出しはなかったし

口出ししようがなかった

僕が就職活動をしたのは昭和49年

オイルショック後の異常なまでの就職難

大学を出たけれど就職がない

そんな時代、新卒者のほとんどが公務員を目指した

僕もそんな一人だった


公務員就職などということが

実現するとも思えず

試験だけは受けたものの、

自信などまるでなかった

こんな時に親は見守るしかなかったようである


でも家業が農業であったり、

散髪屋さんだったり・・・

親として子供にどう接するのか

アドラーから指摘を受けるまでもなく

本人の自己責任ということになりそうだ


その決断に至るまでには

親として子供としてお互いに十分を話をして

子供が決断すべきもの・・・

親に進路を決めてもらっても

一般的に親は20年近く早く死んでしまうのであるから・・・



       早起き鳥




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