倒れた後、何も出来ぬまま驚くほど
早く時は流れていき、
やがて俺は
７０歳の大台に達してしまった。
その間、誰かが斡旋してくれ、
娘の真紀子を伴って
久し振りに中国を訪問した。
かつて日中国交正常化をやってのけた俺を
連中は随分歓迎してくれたが、
それはそれだけのことでしかなかった。
翌年、娘の真紀子が
新潟３区から立候補して当選を果たした。
これで俺は全て一段落したとつくづく思った。
さて、この後、
俺は何を考え何をしたらいいというのか？
「天才」石原 慎太郎 著
長く長く、田中角栄特集におつきあいいただき
感謝申し上げます。
今日の投稿をもって
角さんネタは完了とさせてもらいます。
良い悪いは別として、現実に存在し
歴史を作ってきた田中角栄...！
総理大臣の逮捕
有罪判決とあってはならない
末路ではあったが
彼の存在、彼の為したる仕事は
強い志に基づく
政治家の本来の姿があった
平凡すぎる存在が
何よりのトップリーダー
仕事は周囲の人たちにやってもらうのが
リーダーの役目
本当のリーダーシップを発揮しているのは
肩書きのない人である
最前戦の軍隊を考えれば
肩書きもない一兵卒が
本当のリーダーであることがよくある
肩書きのある人は肩書きを守るために存在し
本当のリーダーシップを持つ者は
命を捨ててことにあたる人
トップもその人の顔色を伺って
指揮命令をしていることがよくある
日本国トップの角さん自身が
リーダーシップを発揮している日本が
成熟しているとは言い難いと僕は思う
とはいえ、日本列島改造論に日中国交正常化など
その功績は凄まじい
角さんの本当の姿、生き様をもっともっと勉強して
角さんが生きた時代をまた考えてみたい
ありがとうございました。
早起き鳥
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