早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

托鉢、貧しい家を回れ...!

2015年10月14日 05時05分43秒 | 読書







托鉢とはお坊さんが

お鉢をもっていろいろな家を回り、

お経を唱えて、

お布施をいただく行為のことです。


お釈迦様はお弟子さんたちに

托鉢は裕福な家ではなく

貧しい家を回るように言われたそうです。


なぜかというと、貧しい人たちは

自分たちのことを貧しいと思っているので

他人に施しをしてきませんでした(できなかった)。

逆に、そのせいで

貧しさから抜け出せないでいるからです。


托鉢で、貧しい人たちから

お布施をいただくことは

貧しさから救ってあげることでもあるのだ、

とお釈迦様はいうのです。


貧しい人がなぜ貧しいのかというと、

自分のことを貧しく、

不幸だとおもっているので

なかなか自分以外のためには

お金を使えないからです。



  「一生お金に困らない生き方」
          心屋 仁之助 著
     







「托鉢、貧しい家を回れ」

なんとも衝撃的な話し


托鉢とは修行僧のもっとも辛い修行

寒い雪の日に

お寺周辺の家を回りお布施をいただく

できるだけたくさんお布施を集めることが

修行だと思っていたけれど


貧しい家のために

貧しさから救ってあげるために

托鉢があるのだということを初めて知った

そして托鉢することで修行僧も貧しい家も

両者ともに豊かになっていく

というのが托鉢の

本当の意味だったのかもしれない


つまりお金は先に出すことによって

豊かさが巡ってくるということを

お釈迦様は教えようとしているのだろうか



自分には「ない」という現実に陥っているのに

出せるわけがない

でもなんとかして出す

そこにはもう「ない」ではなく

「なくてもそれでも出す」

と意識が逆転してしまっている


お金がないからといって

やらない、出さないと

勝手に何もかも諦めていたのでは

豊かさなど到底手にできそうもない

なにかそんな気もしてきた...!


     早起き鳥





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