マクラーレン・ホンダ F1 アブダビグランプリ
マクラーレン・ホンダは、F1アブダビGP 初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソが9番手タイム、ジェンソン・バトンが16番手タイムを記録した。

フェルナンド・アロンソ (9番手)
「午後のパフォーマンスの背後には、多くの理由があると思う。まず、僕たちはマシンを少し改善することができたと思う。我がチームはマシンのパフォーマンス向上のために懸命にプッシュしてきた。2つ目の理由として、僕たちがスーパーソフトタイヤを履いて走行したのが午後のセッションの中で最も良いタイミングだった可能性がある」

「僕たちは他チームよりも少し遅いタイミングで同タイヤに履き替えた。マシンと僕たちの進化については満足しているけど、残念ながら、明日の予選で9番手になることはないだろう。僕はロングランでスーパーソフトタイヤを装着したけど、予想通り、そのタイヤでは少し摩耗が発生した。厳しいレースになると思うけど、それはみんな同じ状況です」

ジェンソン・バトン (16番手)
「僕たちのガレージでは、フェルナンドとは非常に異なることを試していた。僕たちが実施したプログラムは、来年に向けてマシンに対する理解を深めることが目的だった。明日は僕のマシンをフェルナンドと同じ設定に変えるつもりなので、もう少しドライブを楽しむことができるようになるだろう。ただ、これらの作業はすべて良い勉強になっている。フェルナンドのパフォーマンスはとても励みになった。僕たちはそのパフォーマンスにかなり満足しているし、非常に期待できる内容だ。明日は僕のマシンにも同様のセットアップをするので、どうなるのか見てみよう。スーパーソフトタイヤを装着した際の一番の問題は、最終セクターでオーバーヒートすることだ。それによってマシンの挙動がかなり乱れるため、第1セクターでフロントタイヤをうまく機能させるには、フロントをプッシュしながらも同時にリアをうまく使う必要がある。そのバランスが難しいのですが、それによって面白いレースになるだろう」

エリック・ブーリエ (マクラーレン・ホンダ レーシングディレクター)
「今日のフリー走行では評価用の重要なテスト項目がたくさんあったので、とても忙しい一日となりました。幸いにも、我々は順調に作業をこなし、来年のマシンの準備で忙しくする中、解析用の非常に有効なデータを収集することができました。さらに、フェルナンドがスーパーソフトタイヤで良いラップタイムを出し、それが午後のセッションの最速タイムから1秒未満の差であったことはうれしい結果です。我々のマシンには不向きだと考えられていたサーキットでそれを達成したことは励みになりますし、明日とあさってに向けて幸先の良いスタートを切ることができました。ジェンソンは、本日のいずれのセッションにおいても良いバランスを見つけることができませんでした。昼間から夜へとコンディションが変化したことによって何らかの影響があり、スムーズに進化を遂げることができませんでした。それでも、明日に向けて良い基盤ができましたし、今夜、さらに前進するつもりです」

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