PRGR RS-F 代替交換に想う
ギリギリの反発係数を謳ったインパクトのあるCMでしたが、昨年末、R&Aから不適合裁定を受け、適合リストから除外されたため、メーカーは代替ヘッドに無償交換するという対策に打って出た話題のドライバー、、、
代替え品のPROTOTYPE、マットブラックでカッコいいです!が、、、
早速、代替交換されたお客様が、どうも以前より弾道が低くなり、ドロップしている感じと相談に来られ、計測してみました。
表記の10.5度に対して、9.5度しかありませんでした!
このお客様は、ご自身のことをよく理解しておられ、元々楽な10.5度のロフトをチョイスされ気に入っていたそうですが、実測9.5度では確かに難しいと思われます。スイングを壊しかねません!
代替え品への交換の手段、迅速さは、素晴らしい対応だと思いますが、今回のように以前のものが気に入っていたのに、難しくなって返ってきたのでは、本来の目的を果たせないと思いました。
とても難しい事かも知れませんが、アンケートで以前の球筋に対する満足度を確認し、個体差からロフトは現状維持か、増やすか、減らすか、
または、やさしいRSへの交換も可能にする等の対応をすれば、多少の時間を要しても、きっと満足のいく交換になると思うのですが、、、
PRGRさんのカチャカチャのシステムでは、
ロフトを減らす方向には調整できても、
増やす方向への調整は不可のようですので、
今回のような事例では、尚更対応への疑問を感じました。
お気に入りだったロフトの大きなモデルに再交換する対応を期待します!