「マッキーのつれづれ日記」

進学教室の主宰が、豊富な経験を基に、教育や受験必勝法を伝授。また、時事問題・趣味の山登り・美術鑑賞などについて綴る。

マッキーの山登り:寄居駅~鐘撞堂山~羅漢山~少林寺~金山温泉

2017年12月24日 | 日帰りの山登り



 
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 12月23日(祝)、奥武蔵の里山(鐘撞堂山・羅漢山・)を歩きました。新宿三丁目で新宿線から副都心線に乗り換え、森林公園で乗り換え、小川町で乗り換え、2時間を超える乗車でやっと寄居に到着。小3の娘とここからあるき始めました。





 しばらく民家の中の道を歩きます。民家の花壇には、ニホンズイセンが咲き始めていました。みかんや柚子の無人販売店がありました。みかん4個入って100円、柚子が3個入って50円という安さ。



 舗装道路から砂利道にそして登山路となります。登山路の途中に、竹を使った炭焼き小屋があります。ちょっと見学しようと入っていくと、休んで行きなさいということに。娘は、手伝ってもらいながら、竹を切って器を作る経験をしました。薪で沸かした湯と、出来たての竹の湯呑を洗って、娘はお茶を、私はコーヒーを頂きました。帰りには、作った湯呑を頂きました。娘にとって、とても良い経験でした。

 木炭作りは、材料を酸素を遮断して高熱で蒸し焼きにします。そうすると、材料から木ガス木酢液木タールなどが分離して、木炭となります。中学校の理科で、木の蒸し焼きの実験をします。木酢液は瓶に入って売っていましたが、肝心の竹の木炭は店頭にはありませんでした。質問すれば、奥から出して来たのかもしれません。







 竹の炭焼き小屋周囲は、ご覧の通り竹林で、登山路はその中を通っています。やがて登山路の右手が針葉樹林帯で、右手が広葉樹林帯となります。針葉樹林帯は、年間を通じて日光が入り込むことがなく薄暗い林です。広葉樹林帯は、この時期葉を落とした木々ですので、木々の根本にも太陽が差し込んでいます。その違いを娘に教えました。







 最後の急な階段を登りきると、鐘撞堂山(かねつきどうやま)の山頂です。山頂には実際に鐘がありました。山名は中世戦国時代、北条氏支配のころ、鐘を置き危急の役に立てたことに由来します。標高は330mですが、大変眺望の良い山頂です。持参したお湯を使って、インスタントラーメンを作って食べました。





 鐘撞堂山から円良田湖まで下り、その後長い上りを頑張ると、羅漢山の山頂に到着します。頂上には釈迦三尊像が祀られています。羅漢山から少林寺までの道は二つありますが、右手の道を選びます。そこは、五百羅漢が列ぶ道です。

 羅漢とは阿羅漢の略称。応供と訳される。供養と尊敬を受けるに値する人の意。剃髪し,袈裟を着た僧形に表わされる。中国,日本では十六羅漢,十八羅漢,五百羅漢のように仏道修行者の群れをさし,禅宗の流通に伴って多数制作されました。

 風雨に晒されて、侵食され苔むしていく羅漢様が、登山者を見つめているようです。



 少林寺からは、舗装された道をひたすら秩父鉄道の線路を目指します。国道140号をしばらく歩きましたが、歩道が無くちょっと危険を感じる道歩きです。目指すは、金山温泉・かんぽの宿鳥居です。最後に温泉に入って帰る予定です。国道からしばらく急な坂を登りきるとちょっとした丘の山頂に建つ建物が温泉です。

 アルカリ性の温泉でしたので、つるつるした感触の温泉です。内風呂もよいのですが、屋上に作られた露天風呂はとても気分が良かったです。浴場が6階に作られ、展望を楽しめるように設置されていました。

 寄居まで送迎のバスがありましたので、帰りはそれを利用しました。でょっと遠出の山歩きでしたが、楽しかったという娘の感想でした。自宅に帰ってから、娘が竹で作った湯呑で紅茶を飲みました。美味しかったのは言うまでもありません。

 【標準的な保程】
寄居駅~0.30~大正池~0.30~鐘撞堂山~0.30~円良田湖~0.10~羅漢山~0.20~少林寺~0.40~金山温泉

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