妊娠のプロセス | 西武線武蔵藤沢駅前の漢方薬局・まー先生のブログ【富士美薬局・埼玉県入間市】

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卵巣と卵管と子宮、これが妊娠の舞台です。


まず、子宮があり、その両側に卵管という細い管が伸びています。


先は手のひらのようにひらひらしていて(卵管采といいます)、

その先に卵巣があります。


卵巣の中には原始細胞が貯蔵されていて、卵胞が育っています。


子宮が本舞台のように見えますが、子宮は受精卵の培養器に過ぎません。


妊娠するということは、

射精があり、排卵があり、受精があって、着床という、

大まかにいうと、この4つのプロセスで成り立っています。


膣内に射精された精子は、

子宮の頸管を泳いで子宮を通り抜けていきます。


ここは普段は雑菌が入らないように

ちょっと粘っこい状態のもので子宮の口をふさいでいて、

精子が通り抜けられません。


排卵期になると、それが水っぽい粘液に変わるので、

精子が通過しやすくなります。


ここを精子が通り抜けて、子宮から卵管に行きます。


排卵は原則的には毎月交互に、右の卵巣と左の卵巣から、

今月右なら来月は左というように、排卵されます。


そしていくつもの卵胞が育つ中で、

いちばん生きのいい、よく育った卵胞(主席卵胞)の袋が破れ、

中から卵子が膣腔に飛び出します。


これが排卵です。


あとの卵胞はしぼんで黄体になり、黄体ホルモンを出します。


飛び出したたった1個の卵子は、卵管采のひらひらがそれを覆って、

うまく吸い取るような作業(ピックアップ)をするといわれています。


こうして卵管に取り込まれた卵子はそこで精子と出会い、

受精して受精卵になります。


受精した卵は24時間ごとに、翌日前核期、二日目4分割、

三日目8分割、四日目桑実胚、五日目胚盤胞と成長します。


受精卵はじっととどまっているのではなく、

この成長する過程で、

卵管の上皮の細かい毛のような繊毛の働きで(繊毛運動)、

子宮のほうに運ばれていきます。


一方、子宮は排卵後の黄体が出していたホルモンの働きで

膣内(子宮内膜)が厚くなり、ふかふかの状態になっています。


このふかふかの状態のところに胚盤胞が到達し、

ここで孵化して卵の殻を破って飛び出し

子宮内膜に潜り込みます。


これは卵の成長と、それに見合った内膜の変化があり、

実際は子宮の内膜の上にぽっと乗っていて、

それがタイミングよく内膜と反応して

内膜の中に潜り込むように入っていくと言われています。


この着床した時点が妊娠です。


病院において不妊治療をなさる場合、
このような妊娠プロセスの概略を知っておくと

医師からの説明も理解しやすくなりますよ。



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