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テーマ:詩&物語の或る風景(1046)
カテゴリ:ノコとツチノコ
考え込んでいるヒマはなかった。パンダ猫ファミリーの美味カリカリは、もう切れかけている。 「ちょっとツチオ、パンダ呼んできて」 ノコは、大量の美味カリカリから5袋ほど着服しつつあるツチオに言った。 「あんたは~、またそんなセコいことを(*_*;」 「買うカツラ~~~」 ツチオはレストランあたりから持ってきたのか、ツチノコ用カツラのカタログをノコに示した。 「そういえば、ツチオは盛岡の東横インまではカールのヅラを持ってきていたのよね。そろそろツチミちゃんにカッコイいところを見せたい気持ちはわかるけど、着服した美味カリカリで買ったカツラを見たって、ツチミちゃんは喜ばないわよ」 ノコは、そう言いながらも、ツチ蔵が怪盗ツチ蔵だった時代に盗んだもので、この豊かなツチノコの里が成り立っていると気づき、自分で言ってそらぞらしく感じていた だが人間は大人になると、自分だけは常識人とばかりにきれいごとを言ってしまうのだ。 「ノコ来たゴロー、パンダ語わかる!」 微妙な空気の中、心正しき白猫ゴローが現れてノコはほっとした。 ところが白猫ゴローまで、来るなり美味カリカリに視線が釘付けとなっていた。 <つづく> ランキング参加中です。 励みになります、バナーのクリックをお願いします ミステリー小説 ブログランキングへ 人気ブログランキングへ にほんブログ村にほんブログ村へも参加しました・・・よろしくお願いします。 おかげさまで、20位以内です。 みなさまありがとうございます<(_ _)> @kaze_uniでツイートしています。更新は適当です・・・ ------------------------------------------------------------ 週末、ものすごい暑さでしたね~~~ 今日の小説のイラストを描こう、と頭で考えながら、手はスケートリンクのイラストを描いているのに気づき、頭の中まで溶けてるなと思った次第です(^_^;) しょうがないので今日は写真をupしています。 朝まで猛暑日を予感させる暑さでしたが、お昼前後から風が吹き始め、暴風警報が出るくらい吹き荒れました。 この暴風が、空中に溜まった熱気を吹き飛ばしてくれたようで、夜からは涼しくなり一息つけました。 夜はちょっと肌寒いかな、というくらい気温が下がりました。 あまりの暑さに、家の中で過ごす場所がなく、庭で風に当たっている猫たちも、家に入ってきました。 クーラーの効いた部屋にはなぜか入ってこないのですよね・・・ 仔猫のサキとチッチも3ヶ月になり、順調に大きくなっているけど、母猫ランが狩りを教えるために家に持ち込む獲物が、徐々に立派になってくるのが、怖いな~~~ ランは非常に真面目というか、段階を踏んで教えてるので、虫とかけっこう活きがいいですしw それで今朝も、寝室の通路に散らばってた何かの虫の脚を片付けてました。 ああ戦慄の光景。 暑さには参るけど、夏野菜が続々採れるのはありがたいです。 葉の陰にかくれて巨大になったキュウリを発見。 50メートルのサランラップくらいの大きさになっていました。 こういうのはもうぬか漬けにできないので、もろきゅうにしてそのまま食べたり、塩もみにして酢で和えたりしていただきます。
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Last updated
July 28, 2014 04:46:45 AM
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