トルコで良く見る野良猫にエサをやる猫おばさん(たまにおじさん)。
うちの近くにも「かなりの」猫おばさんがいます。
自作の猫ハウスは勿論、
爪とぎやサーバー付きの水飲みボウルを完備。
面倒を見ている猫の数、ざっと30匹。
夜に猫ハウスの前を通ると、
おばさんが忙しそうにエサを与えている姿を見ます。
猫の方も分かっているので、
おばさんが来る時間帯になると猫ハウス周辺に集まって待っているのよね。
私も最近、猫おばさんに憧れ、
うちの猫が食べないドライフードを外出の際は常に持ち歩き、
お腹が空いていそうな猫に与えています。
でも、あんまり食べてくれない!
みんなそれぞれ、自分の猫おばさんにたらふく食べさせてもらっているからだと思う。
でも諦めません。私にも懐け。懐くがいいさ。
その近所の猫おばさんは英語を話すのでたまに立ち話をするのですが、
最近だと、猫ハウスに子猫を置いていく人が多いそうです。
子猫も、もともとは野良猫の子供と思われます。
母猫がいなくなったか死んだのか。
途方に暮れている子猫たちを、ここなら猫おばさんがエサを与えてくれるし、
仲間もいるから大丈夫だろうと思うのでしょう。
ある意味、賢明な選択かもしれません。
現に猫おばさんは全ての新参子猫たちを把握していますし。
この子もそのうちの一匹。かわいいよね~。スーさんメロメロ。
多分すぐ誰かが拾うんじゃないかな。
あと意外にもこの周辺ハリネズミが多いんですよ。
現に、道路を一生懸命に横切るハリネズミの姿をたまに見ます。
彼らも猫エサを食べるらしく、大胆なハリネズミだと、猫ハウスで寝ているとか。
そういう話をしていた時に、
「日本は結構ペット禁止のマンションが多いんです」
と言ったところ、
「信じられない!」
猫おばさん、バッサリ。
「でも、その代わりに『猫カフェ』というのがあって、なかなか盛況らしいですよ」
「知ってる」
おばさん、即答。
「聞いたことある。すっごくいいアイデア。私の夢なのね、猫カフェ。私もいつか猫でいっぱいのカフェを開きたい!!」
おばさん、目を見開いて主張していましたが、
あなたもう既に30匹の猫がいますよね。
ここに椅子置いてお茶飲んだら、立派な「猫カフェ」になるんじゃない?
ほぼ実現しているのでは?
そう突っ込みたかったけど、
猫おばさん歴はあちらがずっと上なので、ぐっと言葉を飲みました。
私なら椅子を置くね、絶対。さりげなくメニューも忍ばせるね。
例えインスタントのうっすいコーヒーでも、
こんな子見れるなら、猫好きには十分です~(デレデレ)