レザークラフト「ロングウォレット」を作ってみる #07
前回出来たパーツ(右側のカード入れ)を、外側の革の該当箇所に置いてみます。
問題ないかどうか確認します。特になにもなさそうなことを確認。よかった!
この部分、最初のときの確認でも心配な所でした。9枚革が重なりますのでこのウォレットで一番ぶ厚くなるところです。
でもこれがカッコイイ。
さあ、最後のヤマ場です。
すべてのパーツ・・・一番外側の大きい革と、カード入れのパーツ(左右)を一緒に縫い合わせていきます。
作り方PDFのページ08(コンチョ&ドロップハンドルの取付け)は、すでに前々回やってしまったので、ページ09ですね。
縫い始めの位置はココです。(PDFの赤い星印の所)なぜここから始めるかというと、縫い終わりの部分を隙間に隠せるからです。場所的にも背面左は目が行かず目立たない。
最初は型紙05-01の革と、2枚だけを合わせて一緒に縫います。
キッチリ縫っていくと、ステッチが斜めになりながらキレイに揃っていくのがよく分かります。
「ロングウォレット」を作ってみる#05(クリックで別窓)で書いた、縫うコツを必ず守ってください。
同じペースで同じように縫い進めていきます。左のカード入れは、全部を一緒に縫い付けます。菱目打ちの位置は合わせてあるので、ぴったりと合っていくはずです。
どんどん縫い進めていきます。
2mmの菱目打ちなので、なかなか大変…。
カード入れのこの部分はすべて同様に、革の端をまたぐように縫っています。
さあ、ぐるっと回ってきました。ここはパーツが邪魔になりますが、めくりながらのぞき込むような感じで縫っていきます。ペースが落ちると思いますが慎重に。
この角まできたら、あと2枚(札入れの部分)の革も一緒に合わせて縫います。すぐにフラップのほうに移っていくので、2~3穴ですが。
フラップのほうに移って来ました。ココは楽です~。
そしてまた厚いところに戻ってきます。穴の位置がしっかりと合っているかどうか、数を確認して合流しました。
そしてついに1周して、ゴールです!
縫い終わりのときだけ、針が札入れの上まで出ないようにして、型紙05-01と05-02のあいだから針を抜き、結び止めます。今までと同様にボンドを針か千枚通しで点付けし、細いハサミを入れて糸をカットします。
それから千枚通しで、切った部分を隙間の見えないところへ押し込んでやればOKです。どこが縫い始め・縫い終わりの場所か分からなくなります。
すべてのパーツが縫い合わさりました。
右側のカード入れ&札入れは、このように開くので、ぴったりと付けてしまうタイプに比べてお札が入れやすいです。
さ、あとはコバ(革の端)を磨いたら終わりです。それは次回のお楽しみに!
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