三役格玉光休場 | ささやかな暮らしDAISUKI!

三役格玉光休場

大相撲名古屋場所14日目


三役格行司の木村玉光(64歳、芝田山部屋)が右足背挫傷で約1週間の安静加療を要するとの診断書を提出して休場しました。


13日目の25日、前頭4枚目の玉鷲(片男波)と小結安美錦(伊勢ケ浜)の一番で、押された安美錦の左足が、三役格行司の木村玉光の装束に引っかかりました。

玉光はたまらず転倒。ここで負傷したようです。

安美錦もバランスを崩し、左足と膝がそのまま流れて伸びきったところを押し倒されました。


玉光は9日目の稀勢の里-千代鳳戦でも、押された千代鳳にぶつかって転びました。毎日力士が動きそうな方向へ動くので、拙者はハラハラしながら見ていましたが、やはり予感が的中した形です。  


敗れた安美錦は、古傷の左膝をかばってしばらく起き上がれず、帰り際には足を引きずっていました。14日目も出場しましたが、横綱の土俵入りは辞退しました。


玉光はもともと動きが緩慢で、判定も不安定。先日亡くなった前の師匠の放駒親方(元大関魁傑)の時代から不安視されており、その後脳梗塞で1年間休場。奇跡的に復帰しましたが、立行司昇進は辞退しています。