☆manani’s双子妊娠Diary☆

双子妊娠が発覚してからの日々を、出来る限りリアルに伝わるようそのまんま綴っています♪2008年8月5日に出産しました☆

ICUに入院~!?

2011年11月17日 00時08分53秒 | 1歳7カ月~
M病院へ到着するなり、バタバタと沢山の検査が行われました。
内診、採血、採尿、レントゲン撮影、NST・・・
仰向けに寝かされている私の周囲で、4~5人の看護師さん達が忙しく動き回っています。

当直の産科医は、30代前半(?)と思われる、
I先生という女性の方でした。


若手の女医さんというだけでなんとなくホッとしたのも束の間、
彼女のすぐそばにくっついている、やはり「~ッス」口調の
オレンジ頭(ヤンキー風)のお兄さんビクッ。

救急車に引き続き・・・というわけではないんですが
彼もまた明らかに新人・・・といいますか、研修生風。
私の内診のときも、終始I先生につきっきりで、
すぐ隣で指導を受けているのです。(←タメ口混じりで


ちなみに、M病院には有名な医療系大学が併設されています。
これは大病院ならではのことでしょうが・・・、
おっさんとか、ガリ勉風の学生ならまだしも・・・。。
ほんっと気まずい・・・
もう、気まずさMAXでした。(←意味…わかりますよね?)



そうこうしているうちに旦那さんが病院に到着し、一緒に入院についての説明を受けることに。


先生「切迫早産ということで、もともとの帝王切開予定の11月末までの管理入院になります。
   点滴で、いつまでもつかはちょっとわかりませんが・・・まあ、一緒にがんばりましょう!
   あ、あと、mananiさんはICUへの入院になりますので、
   そちらでの説明もよく聞かれてくださいね




私&旦那さん「は、はいっ








・・・・・ん?






・・・なんか今、先生、サクッとすごいこと言わなかった・・・?





私「・・・・ねえ、いま、なんかICUとか聞こえたんだけど、気のせい・・・・?



旦那「えうっそ。聞き間違いじゃないの」



私「アハハ・・・、そうだよね~











しかし。


勿論それは、聞き間違いなどではなかったのです。






すぐにICU担当の当直の看護師さんが私を迎えにやってきました。




え?え?ちょっと、マジで・・・・!?

ICUって・・・ICUって、アレよね!?



ドラマなどで見る、外部から完全隔離された集中治療室を思い浮かべる私。





しゅ・・・集中治療室で、50日近く管理入院ーーーー!?!?


ということは、出産するまで(多分)お風呂にも入れず
(多分)トイレはポータブルとか・・・、そ、そんな感じーーー!?






一瞬パニックになりそうになりましたが、車椅子に乗せられて着いたICUは、


妊婦さんが周囲を普通にウロウロ歩き周り、普通にお風呂に入りトイレにも行き、
10人分くらいあるベッド間の仕切りはカーテンのみ、
特に他のフロアとビッチリ隔離されているわけでもない・・・
という、


なんだかICUっぽくないICUだったのでした。


私に関しても、あまりウロウロしすぎなければ起き上がって歩いても構わない
という説明を受け、それなら前回(双子出産)の管理入院とそう変わらないな、
と一応ホッとひと安心。
入院にも点滴にも多少慣れてるし…まあ大丈夫だろう。
なんかむしろ家のことのほうが心配だなぁ。
双子はどうしてるかな…。




と、数々の検査を受け張り止めの点滴をつけ
ベッド上にいったん落ち着いたことで少々気持ちに余裕が出てきて、
家のことについて心配しはじめたときでした。




入院についての資料を手に旦那さんが戻ってきて、おもむろに言いました。





旦「今、入院についての説明いろいろ聞いてきた~。
  mananiさ~、もう、双子にはしばらく会えないみたいよ。」






・・・え?




私「え?なにそれ。なんで・・・??」



旦「いや、なんかここ(ICU)って面会に制限があるらしくてさ~。
  子供は面会ダメみたいなんよね。夫と両親と義両親と、あと、自分の兄弟しか
  お見舞いに来ちゃダメなんだって。わりと厳しいよねえ」




私「・・・・・。
  あ、そうなんだね・・・。
  
  
  ふ~ん、そう・・・。。。」







・・・・・。



その後、入院資料を眺めながら説明を続ける旦那さん。



旦「あ、それとさ~、」






ふと言いかけてこちらを見た旦那さんの顔が、
強張ったのがわかりました。







それまで普通に旦那さんの説明を聞いて「ふーん」とか「へえ」とか
適当に返事をしていた私の目から、ボロボロボロボロ、
急に涙があふれて、こぼれ出したのです。








このとき本当に久しぶりに、旦那さんの「本気で驚いた顔」を見ました。



自分で言うのもなんですが、私はもともとの性質からか、
けっこう大変なことが起こっても割としらっとしている部分があるというか、
動揺したり泣いたりということがあまり無いのです。
(↑大変な時ほどなぜかしらっとしています…






今思い出してみるとおかしいんですが、ついさっきまで
淡々とした気分でいたのに、突然泣いてしまったことに自分で驚き、
かなり動揺してしまいました。



拭っても拭っても、涙の防波堤か何かが決壊してしまったかのように
とめどなく涙があふれ出て、止まらないのです。









ギュッと目頭を押さえた手のひらの内側に、
すりよって甘えてくるときのすーちゃんの笑顔と、
玄関で見送ってくれたときのちーちゃんの心配そうな姿が浮かびました。








・・・・








もし運良く早産を止めることができてフルに入院したとしても、
たかだか1か月ちょっとです。









このたかだか1か月ちょっとのあいだ、双子に会えないということが、
自分にとってこんなにも、
身を切られるように辛いことだったなんて。









このとき初めて、そのことを思い知らされました。









考えてみれば、双子が生まれてから3年ちょっと、1日だって
彼らと離れていたことはありませんでした。




それなのに、明日からふたりの顔を見ることもできないの…。





ついにヒックヒック嗚咽を上げ始める私のベッドサイドで、
あまりに突然のことに旦那さんは何を言っていいか
わからない様子で、しばらくの間、半分口を開けたまま私を見ていました。





・・・ああ、泣いてしまった・・・。
旦那さん・・・口開いてるし。
ああ、どうしよう、この状況・・・。


私の頭は、固まってしまったこの状況をなんとか打開すべく、嗚咽を上げながらも目まぐるしく回転していました。




しかしそのとき、更に気まずいことにさきほどの看護師さんがやってきて
私が早産の不安から泣き出してしまったと思ったらしく
「あらあら~、泣いちゃったのね。怖いよね。だいじょうぶだいじょうぶ。
と傍らに座り、笑顔で声をかけてくださいました。




私「い、いえ…はっ、ハイ。すびばせん…


うう・・・見られちゃったよ、みっともない~。
いい歳こいて思いっきり鼻水垂れてるし。。
旦那さん、なんかフォローしてよ~・・・


もう本当に本当に、穴があったら入りたい気分でした…。



そのとき、それまで黙っていた旦那さん、とつぜん
私の頭を手のひらでポンポンしながら



旦「そうそう、manani、だいじょうぶだいじょうぶ!
  ちゃんといい子で入院してたら、また双子に会えるからっっ!


  だから、いい子で入院してよう!なっ






私「・・・・・・」









なんじゃそのお子様(駄々っ子)扱いはーーー!!!!
余計はずかしいぃぃぃーーー!!!!





旦那さんはアハハと笑い、看護師さんも大笑い。




しかしこの言葉で、なんだかシリアスに泣いているのがアホらしくなってきてしまい(笑)
「とりあえず限界までマイペースでがんばってみよう」と
いつもの自分の調子を取り戻すことができました。



前回の管理入院でも点滴マックスまで頑張れたし、
自分さえ頑張っていれば、張りが止まらなくなったり、破水したり
しないかぎりはなんとかもう少し週数を伸ばせるはず。
よしっ、がんばるぞ!!!












・・・と誓ったこの一週間後、
ドタバタの出産劇になろうとは。


このときは想像もしていませんでした。





それも、・・・・前回帝王切開だったにもかかわらず、まさか






『下からのお産』になろうとは・・・・!!!!










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救急車内にて。。。

2011年11月01日 10時36分32秒 | 1歳7カ月~
そんなこんなで生まれて初めて乗る事になってしまった救急車は、
ドラマなどでよく目にする際に想像していたよりもずっと狭く、
細い担架に乗せられた私と、病院から付き添いで着いてきて下さった看護師さん、
そして私のすぐ傍に座る救急隊員(?)の男性ひとり、
計3人でギリギリの広さ。


迂闊に寝返りでも打とうものならウッカリ救急隊員の人にキックをお見舞い
しかねない、非常に身動きの取りにくい状況でした。






うう、なんだか窮屈な・・・・。





寝かされているベッドは幅が細く、そのうえ硬くて、寝心地の悪さハンパ無し





時折車体がガタガタ振動するだけで、今は張ってないお腹も張って来そうな勢いです・・・。




それだけでも結構しんどいというのに、
なんだか上ずった声で、ほぼ1分おきに

「大丈夫っすか」
「どっか痛くないっすか」


と訊いてくる傍らの隊員さん。




最初のほうこそ、真剣に「はい」「大丈夫です」と返事をしていた私ですが、
次第に疲れてきました。



何も1分おきに聞く必要はないんじゃ・・・





時折、運転席と助手席にいる先輩隊員らしき2人から
「お前、○○確認したのか!?」
「○○やっとけっつったろ!」

と怒号が飛び、そのたびに「はっ、はい!!」と落ち着かない様子で
カチャカチャと機材を動かしたり、パラパラとファイルをめくったり。。。

その様子と声の調子から、目元しか見えないほど大きなマスクをしていても
どうやら彼が年若きぺーぺー(←失礼)らしき人物だということが窺い知れました。


(↑※切迫早産で少量の出血はありましたが、痛みや張りなどの症状もほぼ無く
自分的には普通に元気だったため、なんだか妙に冷静に周りを観察してました・・・)




点滴を車の天井の機材に吊り下げようとする手付きもおぼつかず、
真下で仰向けになっている私はハラハラドキドキ。





なぜこんなことでハラハラせにゃならんーーー!?







うう・・・、目的地のM病院まで、あとどれぐらいなんだろう?

側に掛けてある時計を見つめる私。
最早一刻も早く、1秒でも早く、この救急車から脱出したい気持ちになっていました。





実は・・・その一番の理由は、
ベッドの硬さでも、ペーペー君の危なっかしさでも無く・・・、








彼(ペーペー)の


      ニオイでした。












臭い







とにかく臭い







汗でしょうか・・・ワキガってやつでしょうか。







どっちでもいいですけど臭さハンパ無し






車内全体に臭いが充満している感じ・・・



「気分悪くないっすか」と顔を覗き込まれるたび、
オエッとなってしまいそうな程なのです。





お、・・・おかしい・・・。
か・・・彼以外の他の人達はコレ・・・・何とも思わないの!?
我慢してんの!?


もしそうならそんな優しさ・・・彼の為にならないよ!!
(現に今この臭いのせいでオエッとなってお腹が張りそうになってるし)





なんて思いながらふと上を見上げたその時、


ぺー「ウワッ!!!!」





ガシャンガシャーン






私の顔面に彼が落とした機材がぶち当たりました




・・・・・!!!!


ぺー「うわ!!す、すいませんすいませんっっ!!!大丈夫っすか」




















コントかーーーーー!!!!!!!

(↑注:全て実話です)








そして産院を出てから約30分後、ようやくM病院に到着したのでした・・・。

(続く)






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突然の出血。・・・転院!?

2011年10月27日 11時40分25秒 | 1歳7カ月~
なんだかもうずいぶん前のことのような気がしていますが、
実際には今月に入ってから(10月5日)の出来事です・・・、






夕方、何の気なしにトイレに行くと、ショーツに血がついていました。







つい数日前に妊婦健診で、お医者さんに
「あいかわらず、何も言う事が無いほど順調だね~」
と毎回のように言われた矢先のことでした。





それまで特に痛みなどの自覚症状も無く、
あまりに突然のことで頭がまっしろに。




幸い、そのとき、ウチには母が来ており、
偶然ですが旦那さんもその日は珍しく休みをとっていて
自宅近くのお店まで買い物に出ている、という状況でした。



時計に目をやると、夕方6時すぎ。
すぐに病院に電話して事情を話し、とりあえず後のことは母に任せて
双子に気付かれないようマンションを出ようとすると、
比較的敏感なちーちゃんがただならぬ気配を察知したのか・・・
玄関まで追いかけてきました。



「ママ、どーしたの?」との問いかけに、一瞬言葉に詰まりましたが


「ええとね・・・、ママ、お腹いたいいたいなの。
 ちょっと病院に行って来るね。
 大丈夫だから、ばあばといてね。」


と言うと、しばらく黙っていましたが


「・・・わーった。ママ、お腹いたい、いたいね。いってらっしゃーい。


と、硬い笑顔ではありましたが、手を振って送り出してくれました。







もう、ウソでしょおおお~・・・ウソだと言ってくれ・・・
ここまでお腹の張りすら無かったのに、なんで突然ー??



この週数(30週)で出血するっていうのは、
ほぼ間違いなく切迫早産の症状だよね・・・。

今のところ張りも感じないし、血もそんなには出てない。
せめて、せめて状態がひどくなければいいけど・・・。




すぐに病院に着き、ドキドキを必死で鎮めつつ、祈るような気持ちで
内診台に上がりました。





先生「どうしたのかねぇ、数日前はそんな傾向は何も無かったけれど。
    
     ・・・・あっら~!これは・・・これはいかん!





私「え!?ど、どうなってますか




ただならぬ先生の語調に、生きた心地のしない私。





先生「これは・・・驚いたなぁ・・・。こないだの健診では何事もなかったのに。
   子宮口が1センチ開いてる





「えぇぇっっ!!?





先生「頚管も、かなり短いな・・・1.5・・・いや、1センチか!?なんでこんな急に・・・。
   ううん、これは・・・どうしようかな・・・」







心臓がドクドク鳴り始めました。







子宮頚管が1センチ・・・。

それがどれだけひっ迫した状態を意味するか、双子出産(管理入院)を
経験した私には手に取るように分かりました。



その上、子宮口が開いてるって・・・!?




先生「うん、これはもう今日から入院だね。」


私「入院・・・ですか」






すーちゃん&ちーちゃん、旦那さん、母の顔・・・
ほったらかしにしてきた家事・・・
幼稚園・・・
赤ちゃんを迎えるために予定してた模様替え・・・
そのために注文していた家具(←ひとつじゃない)が明日ぞくぞく届く予定になっている事・・・
明日その模様替えを手伝ってくれる人達が来る事・・・





もう、何から何まで、よく考えてみるとどうでもいいことまでが
ぐ~~~るぐる頭の中を駆け巡りました。






先生「しかも、30週という週数から考えて・・・、
   ウチじゃないほうがいいかもしれない。

   万が一の早産の可能性を考えて、新生児集中治療(NICU)の
   設備が整った、もっと規模の大きな病院へ転院
するのがベターだと
   思うけれど・・・
   
   どうする?」






て・・・転院ですとーーーー!?




私「は、はい・・・、ここから一番近いところだと、どの病院になりますか?」



先生「T病院か、M病院だね。距離的にはどちらも変わらないかなぁ」





T病院か、M病院。



どちらも知っている、地元では有名な病院でした。
ただ・・・・どちらも遠い。


自宅から車で30~40分はかかる・・・。
もともとの出産予定は37週(※前回帝王切開出産のため今回も予定帝王切開)。


いつ産まれてしまうか分からないけど、予定日まで入院すると仮定すると、
これから6~7週間。
前回同様、2ヶ月近くの入院になる。  

前回の出産でも、自宅から4~50分という距離で、母や旦那さんは大変だった。
自宅から遠いと、負担になるだろうな・・・。



だから今回は近くで産みたかったのに・・・。
何でこんな事に・・・。
やっぱり無理してたんだろうか。(ぜんぜん自覚ないけど)



ベッドに寝かされ、NSTの機械を取りつけられながら
考えてもどうしようもないことをグジグジ考えていると、
事情を聞いたらしい旦那さんがバタバタと病院へやって来て、
転院について先生と話していました。

先「そんなに今すぐどうこう!っていうほどの状態ではないんだけれど、
  今すぐに転院したいなら、こちらからすぐに希望の病院に打診するよ。
  明日までここで一晩過ごしてから改めて準備してもいいけれど、どうする?」



旦「そうですね・・・今すぐがいいかな。mananiはどうしたい?」


私「う~ん。ええと。どっ、どうしようかな(←頭回ってない)」



旦「じゃあ、俺は今すぐがいいと思うから、そうお願いしようか。
  お母さんと俺で話し合って、双子の事も家の事とかも、色々ちゃんとやるから、
  大丈夫。不安だろうけど、後の事は何も心配しなくていいから」



私「・・・。うん、わかった。ごめんね。お母さんにもよろしく伝えて」



転院先は、「産科小児科ではここらで一番だから」という父の薦めでM病院のほうに。
先生がベッドの空きなどを確認して、すべて段取りをつけて下さいました。



先「もうすぐ救急車が着くからね。担架で運ばれることになると思う。
  身体は大丈夫?お腹、張りは感じない?」



私「大丈夫です。先生、色々とありがとうございました・・・。
  ほんとにお世話になってしまって」



先「残念だね。色々ここでの出産の計画を立ててたのに・・・。
  でもウチで早産になってしまったら、赤ちゃんを助けてあげられないかもしれないからな~」






救急車が着き、私はてきぱきと担架に乗せられ、
先生と看護師さんたちが、救急車の入口まで来て見送ってくれました。




こうして私は、人生初の救急車に乗せられ、そのまま
M病院へと転院することになったのです。





そしてそこには、色んなことが私を待ち受けていました・・・(汗)。







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まさかの展開、出産しました。

2011年10月22日 12時00分35秒 | 1歳7カ月~
前回の記事から、またまたかなりの間が空いてしまいました。



実は・・・ご報告があります。







この数週間は、
大げさでなく私にとって人生で一番、






怒涛の数週間







でした。






この短期間で、まさか、まさかの体験の連続。
たった数週間ですが、一年分くらい驚き、ハラハラドキドキして、
今でも少し


「あれは全部ユメだったんじゃないかな?」


なんて気がしているほどです。




がしかし、その全てがユメではなく紛れもない現実だということを・・・、









ヘコんだお腹が雄弁に物語っています。










そうです、タイトル通りになりますが・・・





私、つい10日ほど前に











3人目の赤ちゃんを出産したのです!

(※とてもいっぺんにはお話できませんので、詳細は少しずつ…







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親参加行事☆初めての合奏発表会で・・・

2011年09月25日 23時56分54秒 | 1歳7カ月~
双子が通う幼稚園は、保護者会(役員会)なども無く、保護者参加行事も少ない
ことで割と有名(!?)なところなのですが、
それでも入園してから、親参加の催しとして



☆4月…歓迎遠足(バスハイクで小さなテーマパークへ)、親子面談

☆5月…ファミリーデー(休日に行われました。パパやじいじ達も参加し、クラスみんなでカレー作り!)




と、これまでに3つほどイベントがありました。
いずれも、親である私達にとっても初体験、とっても新鮮で楽しめました
(イベントがあると他のママさんたちとも親しくなれます




・・・が、なんといっても一番印象的、というか感動的(!?)だったのは、
付近にある大学の建物を借りて7月に行われた『七夕まつりです。






園児たちはみんな、男の子は甚平姿、女の子は浴衣姿での参加。

当日は色とりどりでみんなとても可愛らしく、壮観でした
旦那さん、じいじ、私、ばあば、ひいばあばも張り切って浴衣で参加しましたが
親で浴衣姿は私達だけでした(笑)(去年は保護者にも浴衣の方が居たと聞いていたんですが…




プログラムによると、笹の葉に短冊を下げたり、歌を歌ったり記念撮影をしたり・・・と、
七夕イベントをひととおりやった後、
親子とも学年ごとに別会場に移動し、合奏の発表会が行われる予定になっていました。





毎日のお迎えなどのたびに、担任のH先生や園長先生達に


「七夕祭り、満3歳児さんクラスは、お歌とカスタネットを披露する予定なんですよ」


「すーくんちーくん、今日もはりきってカスタネット練習してましたよ
 当日楽しみにしててくださいよ~






と言われていたので、結構楽しみにしていた私&旦那さん。







・・・ええ、楽しみにはしていたんですが、正直、ちょっとした不安もありました。




すーちゃん人前で・・・・しかも舞台の上で、ちゃんとビビらずこなせるのかしら・・・・
ううん、それ以上に不安を感じるのは



ちーちゃん。




彼の場合…まず緊張とは無縁だろうが、


途中で飽きて進行全く無視して舞台上を走り回ったりしないだろうか・・・
まさか舞台上でいきなり寝っ転がったりとかは無いと思うが・・・・





現に、直前までの七夕イベントで、いつもと違う空気がストレスなのか
途中、不機嫌になり泣きだしてしまったり、会場から逃亡しようとする子もいました。
(↑こういう場面が見られるのは満3歳児クラスならではですが


双子はというと、これまでのところ、奇跡的に(!?)2人ともずっと上機嫌だったのですが
なんだかそれが余計に心配でもありました。



先生方に導かれ、満3歳児クラスの子供たち10人がゾロゾロと舞台に上がります。
子供たちは周囲でカメラを構える結構な人数の大人たちに取り囲まれ、
明らかにソワソワと落ち着かない様子。

下を向いたり、座りこんでしまったり、
「ママーーーー!!!」と号泣しながらママを呼び、舞台に上がれない子も。
先生達は、子供達を舞台に並べるだけで四苦八苦です。



そんな様子を笑ったり、心配そうにしていたり、本当に様々な表情で客席側から見守る保護者達。





ウチの双子は・・・


ちょうど舞台の中央、とてもビデオを撮りやすい位置に立ち、
今のところ平然とした顔で他の子達の様子を眺めています。




あぁぁ~、大丈夫かな・・・。


緊張のあまりどっかに逃げ出したりしないよね・・・。


旦那「おぉ~、すーちゃん、ちーちゃん、ちょっと緊張してるんじゃない?」




ビデオを構えつつも、つい手に汗握る私&旦那さん。




『ではこれから、満3歳児さんのクラスによる歌とカスタネット演奏の発表を行います。
 満3歳児クラスたんぽぽ組は、男の子5名、女の子5名で毎日活動しており…』




マイクでのクラスの紹介が終わったあと、担任のH先生が園児ひとりひとり順番にマイクを傾け、
『では、お名前をよびます。元気にお返事できるかな?』

『○○ちゃん!』
『○○くん!』




と傍で名前を呼びますが、みんな可愛らしく恥じらってもじもじしており
なかなかまともに返事を出来ない様子。



そして私は見たのです。

「・・・・ん?






ひとりひとりが返事をしないのを見るたびに、その子の近くへ行って
肩をポンポンと叩いたり、何かを話しかけている妙ちくりんな男
を。





ちーちゃんです






?なにやってんのあの子・・・???

次は自分の番だよ!








4番目がちーちゃん、6番目がすーちゃんでした。



そして、ついに先生がちーちゃんのところへ行き、彼の名前が呼ばれました






名前が呼び終わるか終らないかを待たず、



キャハハハッ両手を叩きながら満面の笑顔で笑い声を上げ(←関根さん風)
先生の肩をばしばし!!とたたき




手をビーンと伸ばして









『はあぁーーーーいっ!!!!









マイクいらんだろと思うほどのあまりの大音量とその様子に
周囲からドッと笑い声が。


H先生、私達夫婦のほうを振り返りニコニコ(←苦笑)。







旦那さん「おおすげー見て、ちーちゃん!!笑いとってる!!←大喜び





こ、この子・・・

こーいうお遊戯的な事には斜に構えてるタイプかと思いきゃ・・・




実はめちゃくちゃ張り切るタイプーーーーーー!?





旦那さんも、常々「ちーはこういう集団行動は真面目にやれないタイプ」と思っていたようです。
実際、親の私達、じいじばあば、ひいばあばに至るまで、知らない我が子(孫、ひ孫)の姿を見たというか、
心底ビックリの瞬間でした。



そして、次の次に呼ばれたのがすーちゃん。
すーちゃんもまた、こちらがビックリするほど大きな声で






『はあいっっっ!!!!






としっかり手を伸ばし、満面の笑顔



ちーちゃんの時もビックリでしたが、すーちゃんのこの様子を目の当たりにした時は
つい涙が出そうになりました。

(お返事だけで泣いてどーする…って感じですが(笑))





周囲に見られたら恥ずかし過ぎるので、滲んできた涙をひっこめ引き続きカメラを握る私。


その後、子供たちによる「ぞうさん」の歌&踊り
そして「かたつむり」の歌に合わせてのカスタネット演奏が披露されたのですが



すーちゃんちーちゃん、2人とも大ハリキリ!!!
終始笑顔で、キチンと段取りどおりに歌を歌い、ちゃんとリズムに合わせて
カスタネットを叩いている姿に、本当に驚きました。










・・・・なめてました。完全に。





「満3歳児クラス」というものを。





そして我が子達を。






正直、この発表会に関しても、もっとテキトーなものだろうと思ってたんです。






入園時は右も左も分からず「赤ちゃんに毛が生えた」という程度で
ただママにくっついたり、好きなように暴れていた子供たちを
たった数カ月でここまで育ててくれた
先生達の力、辛抱強さ。







我が子の成長にも感動しましたが、
幼児の親である今だからこそ、幼稚園の先生達の凄さが身に沁みました。







感服すると同時に、感謝の思いでいっぱいになり、カメラを構えたまま、
また涙がこぼれそうになりました。













双子が生まれる直前に購入したビデオカメラ・・・、
3歳を過ぎた最近ではなんとなく撮ることが無くなり、
出番が激減して押し入れでホコリをかぶっていました(汗)。




今回も何気なく、「いちおう撮っておこうか」という感じで撮ったビデオでしたが、
自分でも「また観るのかよ・・・」と突っ込みたくなるほど
あとから何回も何回も再生し、繰り返し観るハメになりました(笑)








・・・そして・・・


来月の最大のイベントは、双子の初の運動会です



今、幼稚園では、行進や体操、かけっこやダンスなんかを日々練習中なのだそうです。




「mananiさ~ん、今度はもっと泣くハメになりますからね。覚悟しといてくださいよ
と先生方。







2人はどんな顔を見せてくれるのか・・・
もう・・・今から楽しみでたまりません(笑)







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満3歳児クラス(入園面接→入園式編)

2011年09月14日 21時53分39秒 | 1歳7カ月~
前回の続きになりますが、入園前に、簡単な面接がありましたので
まずはそのときの事を少し。



場所が幼稚園とはいえ、子連れでの初めての「面接」です。



面接って何年ぶり???
何だか自分の面接より緊張するなぁ・・・。



ていうか何着てけばいいの???
子供たちは、ちょっと上品め(?)の普段着でいいとして。



私・・・・スーツ??
ってなんかかしこまりすぎのような。
ママの中で一人だけ気合入ってる感じで浮いちゃうのは避けたい・・・。



ちょっと逡巡したあげく、

白ブラウス
紺のキュロット(ベルトの部分にストライプ模様のリボンつき)
グレーのスヌード



・・・という、まあどっちに転んでも浮かない系スタイル(←?)で行く事に。







面接当日、受付を済ませ、渡された案内プリントに従って、
まずは

『遊びのお部屋(←順番待ち用に用意されてる?)』へ。


中では長机を前にして3人の先生達が座っており、他には誰もおらず
ガラーンとしていました。

入口に立つ私達に気付くと、
先生方「あ、中へどうぞ~」

そして子供たちを手招きし、長机を挟み向かい合わせの席に座るよう促しました。




・・・が、いつもとちょっと違う、多少の緊張感が漂う雰囲気に臆したのか、私の背後に隠れてしまい
なかなか先生の前に座ろうとしないすーちゃん。



一方、何の警戒心もなくニヤニヤ顔でスタスタと前に出て椅子に腰掛けるちーちゃん。


先生「お名前、言えるかな?なんていうのかな?」





すーちゃん&ちーちゃん「???(しーん)」






げっっっ・・・・





名前どころか。まだ2語文すら出てませんがな・・・。(←※とっくに2歳過ぎてましたが2人とも言葉が遅かった)


練習させとくべきだったのか・・・?








私「あ、あの、○○と○○と申します。
  どちらも言葉が遅目で、・・・まだ自分で名前を言えなくて


先生「あ、そうですか~。それならそれで全然大丈夫ですよ。
   
   それじゃ、すーくん、ちーくん。
   先生とこれやって遊んでみようか」





・・・と言いながら、先生が机の上に置いたのは、大きな○、△、□のパズル



何の事は無い、○形のピースは○の縁取りがある場所にピッタリ合うように置き、
△形のピースは△の…(以下同じ)という、簡単なパズルでした。





しかし。

隣で見ている私はなんだか冷や汗。



ヲイヲイ、パズルなんて一度もやらせたこと無いんだけど・・・。
もしや出来なきゃいけないの?コレ・・・。




しかしそんな親の心配をよそに、一向に私の背後から出てすら来ないすーちゃん。(←パズルうんぬん以前の問題)




そしてちーちゃん。
意外にも乗り気でサッサとパズルをこなしてしまい、隣の私がホッとしたのも束の間、
先生達から「お~っ」と拍手を浴びいい気になってしまったのか

私が制止するのも聞かず
教室の隅のおままごとセットまでもをズルズル引っ張り出し、


「ど~じょ」とオモチャの食べ物等を先生達とやり取りし
おままごとを始めてしまいました


付き合うしかない…といった雰囲気の先生達。





おいおい、そろそろ面接の時間なんだけど・・・(←※別の教室へ移動しなければならない)





教室の入口を振り返ると、別の親子連れが入りづらそうに立っており、
慌てて2人を引っ張ってその場を後にしました。





そして面接会場になっている教室へ行くと・・・、
中では3グループに分かれた親子連れが、それぞれ先生と向かい合って面接をしていました。

ママさん達は、皆さんほぼ普段着(親子とも)で、恐れていたような緊張感はさほどなく、
どのグループも、幼稚園での生活に必要な事を先生と話し合っている、というような雰囲気。






ちなみに面接で聞かれたのは、主に下記のようなことでした

☆オムツが外れているか(外れていない場合、「うんち」「おしっこ」等の自己申告ができるか)
☆スプーンやフォーク、お箸を使えるか
☆アレルギーの有無、好き嫌いの程度、食事の量
☆集団生活において、親から見て性格的に心配なことがあるか
☆親として、どのような育児を理想としているか(子供にどのようなことを求めているか)




うちの場合、オムツが外れているどころかトレーニングすら始めていない事、
スプーン・フォークは問題ないがお箸を使わせたことはなく
好き嫌いは多すぎてむしろ食べられるもののほうが少なく
すーちゃんは甘えん坊、ちーちゃんは暴れん坊
2人とも元気で人見知りは無いほうだが全く落ち着きなし


・・・などというようなことを正直に語りました。



一瞬言葉に詰まったのは、最後の質問でした。



理想・・・?

子供に求めていること・・・?


うう・・・そんなんあんまり考えたことないわー





私「ええと、そうですね・・・。
  あの・・・まず、双子なんですけど2人の性格が全く違うので、接し方をいっしょくたにしないようにというか・・・
  2人の個性を大事にしつつ、育てていきたいな~と思っておりまして・・・。
 
  ええと、基本、毎日、元気で楽しく過ごせればそれでいいと思ってるんですけど、
  あいさつとか、靴を揃えたりとか、ええと、生活の上での基本的なことはきちんと
  教えていきたいと思ってます・・・」





え・・・アレ?答えになってるか???コレ・・・
アホと思われたらどうしよう




なんだか終わってみれば私ひとりだけが手に汗握ってる面接だったのですが、



「はい!それじゃあ、すーくん、ちーくん。4月から待ってますよ



と、あっさりと入園許可証を頂き、またも園庭へ出ていこうとする2人を必死で制しつつ、
安心して帰途についたのでした。




そして制服等の採寸、お道具(のりやハサミ、クレヨンや絵具…年少さんと全く同じ内容)渡しの日があり、
大きな紙袋に受け取って帰ったあとは、あらかじめ楽天で注文しておいた
カーズの名前入りシール(すーちゃんとちーちゃんのフルネームが入った、大小100枚くらいのセット)を
全部にペタペタ。



名前書きはすべてシールで済ませられると思っていましたが、スケッチブックなど、
あらかじめ名前を書くための欄が設けてあるものも多く、
その他にも体操服や上履きなど、
ネームペンでの名前書き作業もかなりありました。


ちなみに満3歳児クラスは制服は無く、スモックと体操服のみの購入でした。
(上履きは市販のもので良いとのことでしたのでスーパーで購入。外靴は自由)






そしていよいよ入園式です。


全生徒が例のホールに集められました。
すーちゃん&ちーちゃんの満3歳児クラス『たんぽぽ組』の生徒は10人。
入口付近、一番端っこに並んで座らされていて、その横にはピッタリと親がひっついています。
式自体は手短で、あとは園のお歌を歌ったり、先生達による劇が上演されたり…と
子供たちを退屈させないよう工夫がなされていましたが、


双子、退屈しきって今にも外に出て行かんばかり。
他の子はみんなママにくっついておとなしくしているというのに、
劇など全く無視で立ちあがってはドアのほうへ走って行きます・・・。



髪を振り乱し、こめかみに青筋を立てながら止める私&ばあば(※入園式は平日だったのでパパはいない)







は・・・早く終わってくれ・・・頼む・・・







ビデオカメラ持って来てはいましたが、撮影するどころの話ではありません。
双子ということで始めからなんとなく周囲から注目を浴びていましたが、
もはや注目どころの話ではナッシング。




もうだめかと思われた頃、
『では、これで入園式を終わります。これから各お教室へ移動していただきます』と園長の言葉。




ホッ・・・・



『・・・とその前に、クラスごとに記念撮影を行います』






げげっっっーーーーーー!!!!!







こともあろうに、ウチの双子が最前列中央の一番目立つ撮影位置になってしまったのですが
2人とも放せ放せと大暴れ。
私とばあばが引き攣った笑顔(全然目が笑っていない…)で彼らを後ろから羽交い絞めにしている姿が
見事写真に収まりました。






その後、教室に入ったあと、先生たちによるお歌と紙芝居がありました。
子供は皆、一応イスに座らせられましたが、やはり時間が経つとママのもとへ行って
くっついていました。
中にはきちんと親から離れて座っている子もおり、


すげー・・・マジで双子と同い年か?

と感心してしまいました。





すーちゃんは、私の傍にいられることで多少落ち着きましたが
ちーちゃん、すぐに退屈しきってしまい、紙芝居完全無視でイスから降りて周囲を物色、
先生の机へ行って引き出しを開け、机上のティッシュをどんどん引き出し(←さすがに先生が止めに入りました)
しまいには教室のど真ん中に行って大の字に寝転がり、





「フーッ・・・」





と大音量で溜息をつき周囲の失笑を買いました・・・。






まあ、そんな感じでビデオどころかまともな写真もほとんど撮れずに終わった入園式だったのですが、
このあまりに目立つ双子の行動のせいか
親子共、先生方にとどまらず、ママさん達にもすぐに顔と名前を覚えてもらえました。
その後、お迎えなどで先生やママさん達にあうたびに、いろいろと質問攻めに合い、
瞬く間に幼稚園に馴染む事がました(笑)





双子のほうはというと・・・、
意外にも、幼稚園に行きたがらずに泣いたのは最初のうちほんの数回で、
連休前には完全に慣れきっていました。
(↑このへんは「2人」で通える双子の強みかもしれませんね)



今ではクラスみんなと友達のようで、毎日楽しそうに通っています☆☆☆
言葉が遅かったので、先生や友達とのコミュニケーションが心配でだったのですが
取り越し苦労でした。

幼稚園に通い始めてから明らかに早いスピードで語彙が増え、
今では以前のように「言葉が遅い」と思うことすら無くなりました。
よく鼻歌を歌ったり、脱いだ後の靴をそろえるようになったり、マンションの人に挨拶をしたり、
楽しそうに絵本を読んだり・・・
プラスのことばかりのような気がします。
・・・いまのところは(笑)。



園長先生や副園長先生は毎朝のように玄関で出迎えてくれ、
よく双子を抱っこしてくださっている姿を目撃します。





そして、余談ですが・・・なんと

たんぽぽ組の担任のH先生も、双子、でした(ご自身が)。











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『満3歳児クラス』って??(見学→入園申し込み、編)

2011年09月06日 21時03分00秒 | 1歳7カ月~
さてさて日付は遡り、現在双子が通う幼稚園の
満3歳児クラスについて、



見学→申し込み→面接→入園時




の体験記を、順を追って書いて行こうと思います









その幼稚園は、以前ブログにも書いた有名幼稚園・セレブ幼稚園…に続き、
自宅から通うことのできる幼稚園のうち、『満3歳児クラス』を設けている
数少ない幼稚園のひとつでした。

上記2園に続き、最後に見学に行ったのがこの幼稚園でした。




ウチのマンションからは位置的に言うとけして近所とは言えず、
園バスの送迎区域からもギリギリ外れており、そこが難点でしたが、
実家から近く、そのため名前をよく耳にする幼稚園でした。





10月も終わりに差しかかった頃だったでしょうか。
事前に園に電話を入れると、いつでも気軽に見学においでくださいということだったので
さっそく母と2人で双子を連れて出かけて来たのです。




ちょっと緊張しつつ、キレイな幼稚園の広い玄関へ入ると・・・、





ヨレ気味のTシャツにジャージ姿、ボサボサ髪(←かなり失礼ですが本当の40歳くらいの女性が、ニコニコしながら
「ご見学ですね!これから園内をご案内しますよ!
と威勢よく出迎えてくれました。








こ、この人は・・・?
見た目は先生ぽくないけど、ノリが先生ぽい・・・

たぶん、先生なんだろうな・・・





と考えてしまうほど、ざっくばらんな格好の先生(←?)。






一方、キャーキャー言いながら私達に先だって、ダダーッと廊下を走って行く双子。
子供がいっぱい、可愛らしい飾り物がいっぱいの、ちょっと特異な空間が
面白くて仕方ない様子。




「ここは年長さんのお教室で・・・」
と歩きながら説明してくれている先生の言葉をまともに聞いているヒマがないほど
興奮して、勝手にあちこちの空き教室へ入ってはオモチャを物色し、
運動場に飛び出して行っては遊具にたかる彼ら。





私「ちょ…、ちょっとー!!こらっ!や、やめなさいー!





そのたびに慌てて走って行って2人の首根っこをつかんで来る私&母。





ゼェ、ゼェ・・・


な、なんか、何しにきたんだろう・・・全然まともに話聞けてないようなー!!






先生はずっと笑って、双子が何をしても

「はははは元気元気!気になさらなくても大丈夫ですよ。
 可愛いねぇ~。





私「す、すいません。なかなか言う事を聞いてくれなくて…。2人とも最近、本当にやんちゃで。
  中身の成長もちょっと遅目というか…幼い感じがしていて




先「え?今、まだ2歳になったばかりでしょ?
  それにしてはしっかりしてると思いますけどね。わたし最初、3歳児さんかと思いましたけど」





私「そ・・・そうですか???
  



先「この年頃の子は、好奇心いっぱいで、あのくらいがいいんですよ。
  お母さんは大変でしょうけど・・・
  

  

ふふふ、実は、ウチの子も双子なんですよ



















私「・・・・えっ






先「今はもう中学生ですけどね。だから双子育児の大変さは分かるつもりですよ。
  2歳頃なんてイヤイヤ全盛期で言う事聞かなくて、そりゃもう大変でした~。
  でも大丈夫ですよ、3歳をだいぶ過ぎると『あれっ?』て感じで、急に楽になりますから」






私「本当ですか!?あの・・・、実はトイレトレーニングもまだ全然始めてなくて。
  こんなんでいいのかと不安に思いつつ」 
  





先「ハハハハ、まだそんなのこれからですよ
  双子だし、まだ出来そうにないならムリさせなくていいんですよー。

  今年満3歳クラスに入って来た子は、みんなオムツ取れてませんでしたけど、
  10月に入ってからは全員外れましたよ













えーーーーーーー!!!!  






先生いわく、家庭と違い、「クラス全員」で時間を決めてお散歩気分(?)でトイレに行くので、
嫌がる子が少なく、子供にとって苦になりにくいのだとか・・・。






ふむふむ、なるほど・・・。
満3歳児クラスの教室を覗いてみると、9~10人の子がいましたが、
全員ちゃんと椅子に座って先生の話を聞いています。





う~ん、ざっくばらんな印象のわりに、なんとなくキチンとしてる・・・?
教室や廊下もキレイだし。
正直あまり期待して来たわけじゃなかったけど、割といいほうかも・・・。









って、ん!?



チビ共、どこいった!!??





なんだか話しこんでるうちにどっか行っとるー!!!!

で、でもばあばもいないから一緒にいるはず・・・
いや、でも、ばあば一人の手には負えないはずだけど・・・一体どこに!?








先「あ、双子ちゃんなら、おばあちゃまと一緒に、さっき遊戯室のほうに入っていったみたいですよ。こっちです


私「はあ・・・、すいませんほんと、勝手に・・・(なんか謝ってばっかり…)」









扉をあけると、広い遊戯室(ホール?)の舞台の上で転げまわってはしゃぐ
完全興奮状態の双子の姿が。



そして、その傍らには様子を見守る母と、



もう一人、ジャージ姿の、役所浩二とリチャード・ギアを足して2で割ったような、やはり40過ぎくらいの男性
双子と一緒になってワ~ワ~キャ~キャ~、大笑いしながら遊んでいました。










ん?
・・・・こ、この人は??



またもやジャージでざっくばらんな感じ(そして割とハンサム)だけど、先生・・・かしら??
バスの運転手?風でもあるけど・・・・。







母「こちらの方が、2人とずっと遊んでてくださったのよ~」


私「すいません!お世話になりまして…ありがとうございます





男性「いえいえ、いいんですよ~。可愛いですねえ~




これまたニコニコしていて、いかにも子供大好き!!といった感じの男性でした。






先「さて、これで大体ご案内は終わりなんですが…
  数日後、ちょうど幼稚園説明会があるんですよ。
  よかったらおいでください



私「はい、ぜひ・・・」





(先生の)見た目のざっくばらんさにはビックリしたけど、なんか、感じいい幼稚園だな・・・。
職員同士も仲良さそうな雰囲気だし。






思いがけず、割と良い印象の幼稚園だったのでした。











そして説明会当日(さすがに双子は実家に預け、ひとりで参加してきました)。





会場は、例の遊戯室でした。
中に入ると・・・、



先生「あっ!ようこそ!先日はどうもぉ~


私「あ!どうも・・・」





入口に、こないだのTシャツ&ジャージとはうって変って、
きちんと幼稚園の職員の制服(?)を着こんだ、あの女の先生が立っていました。





そして説明会が始まりました。
会場には、入園案内を手にしたママさん達がザワザワとひしめきあっています。
パパ連れ、赤ちゃん連れの方も沢山おられました。





壇上に例の先生が上がり、マイクをとりました。




「え~、まずは、私、副園長のSと申します。私のほうから、前半説明させていただきます」





え!!






あ、あの先生、副園長だったのか!?



ぜんぜん「ぽく」ないーーーー!!!!








園の教育方針、活動内容、必要な費用、手作りモノ等々・・・
ひととおり大まかな説明が終わったあと、





今度はあの、双子と遊んでくれていた例の男性が出てきました。
















「えぇ~、ゴホッ。私、園長のIと申します」













アンタが園長かいーーーーーー!!!!



ぽくないにもほどがあるyoーーーーーーーー!!!!!










帰宅後。



私「お母さん・・・あの男の人、園長先生だったよ」



母「え!?ウソォ!?






やっぱり?












幼稚園バスの送迎範囲から外れていて、毎日車で送り迎えしなければならないのがネックでしたが・・・
まあなんとなく全体の雰囲気が気に入って、この幼稚園の満3歳児クラスに
入れてみることに決めたのでした。(実家も近いということで)








そして願書提出日、
やはりちょっと緊張しながら幼稚園の玄関をくぐると・・・、





「あぁぁっ!」
「いやぁ、どうもどうも~」





相変わらずのTシャツ&ジャージ、ボサボサ頭でざっくばらん
園長先生&副園長先生が、2人仲良く即席の受付に並んで迎えて下さいました。






私「どうも・・・宜しくお願いします


申込書と一緒に、持参してきた入園申し込み金を取り出す私。







園長先生「1、2…あっ、うわ~、そっかっ、入園申し込み金、2人分だもんな~!大金だぁ~」


副園長先生「いや、ほんっと、大変よねぇ~」




















・・・・普段着でもよかったかな・・・。















そして、舞台はいよいよ、双子の『入園面接』に移ります・・・。(続く)













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3人目妊娠判明からの経緯を簡単(?)に

2011年09月02日 19時54分19秒 | 1歳7カ月~
久しぶりのブログ再開、しかも双子が幼稚園に入園し新しい生活が始まっていることもあって
彼らについて書きたいことは山ほど溜まっているのですが、


その前に一応、3人目の赤ちゃんの妊娠判明時の事について触れておこうと思います。











双子に続き、3人目の妊娠については、私達夫婦、そして周囲にとっても
驚くべきことでした。





・・・というのも、このブログを覗いてくださっている方もご存知のとおり


私達夫婦は、不妊治療を始めるにあたって、
大抵の人が踏むステップ・・・

タイミング、AIH、などなどその他色々とありますが






なんもかんもすっとばして最初っから顕微授精
という方法を選択しています。
つまりその他の基本的な治療については全くの未経験なのです。




それにはもちろんそれなりの理由があり、私達の場合、結婚前から
高度な治療を用いなければ妊娠の可能性が薄いことは判っていました。



・・・が、当時の私達は不妊治療についての知識は皆無。

とりあえず相談してみようか~と産婦人科に行ってみても、何を聞いていいかもわからず、
なんだか2人で口を開けて場違いのようにボケっとしていたのを覚えています。





そしてやはりほとんど何の知識も無いまま(授精とか着床とか…妊娠の基本的な知識すら危うかったと思います
お医者さん(不妊治療の権威)の判断で
顕微授精、という運びに。




幸いなことに一度で妊娠したのがこれまた双子だったということで
二重のビックリだったのですが











今回はそれにも勝る驚きでした。








なぜなら












今回の妊娠、なんと自然妊娠なのです。











治療無しでは妊娠しないと決めてかかっていた私は、前回に比べ
だいぶ長い間、妊娠に気付きませんでした。


なんかきついな、ダルいなと思い、生理が1週間遅れても
ちょっとやばくない?なんかの病気じゃないだろーな・・・病院行くべきかな。
産後一度も婦人科で検査してないしな。。
とか割と真剣に思い始めてました。



そのうち、出血が始まったのですが、いつもの生理とちょっと様子が違いました。
少量ですが最初っから薄い鮮血。






こりゃいよいよやばいんじゃないか・・・ちょっとまじめに婦人科行っとくべきか!?







と、そこまで考えた時点で、ようやく






「ん?」






婦人科?


・・・・。









・・・・念の為、検査薬・・・・
タンスの奥に・・・あるわけないな。(←あっても使用期限2、3年前だ)


あ、排卵検査薬は比較的新しいのがあったよーな。
なんかどっかのサイトで、排卵検査薬は妊娠判定にも使えるって書いてあったよーな。
妊娠してる場合、排卵期以外でもクッキリ反応するとか・・・言ってたよーな・・・。







トイレで試すと
ものの1秒もかからず、終了線の数倍濃い線が。














検査薬を持つ手が震えました。














冬なのに(当時3月)、ドッと全身から汗が噴き出してきました。



旦那さんの反応、
周囲の反応、
思いがけずお兄ちゃんになるかもしれない双子、
家族が増えるということ、
これからの生活・・・






今思えば、双子の妊娠判明の際もそうだったのですが、
性格でしょうか・・・
嬉しさよりも先に、なんだか一気に色んなことが頭を巡りました。









その後、病院で妊娠判明。
旦那さんは私とは対照的に手放しで大喜び。
第一声は「えー!!やった!」でした。



その後、とりあえず私の両親にだけ報告したのですが、みんな一様にビックリ。
ただただ驚いていましたが、よかったね~、と言ってくれて、
私自身も、気持ち的にだいぶ落ち着いてきて、やっとジワリと嬉しさが込み上げてきました。
(今思えばたぶん、ちょっとパニックになっていました・・・私だけ。













・・・・ところが。









それまで薄くおりものにまじっていた程度だった出血が、
ある日、ドバッとした鮮血(大量)に!!



慌てて病院に行ったところ、








医「胎児や胎盤には異常ないですよ」



私「(ほっ…)あ、そうですか・・・



医者「ただ、子宮の入口にポリープがあるみたいで、そこから出血してるね。」



私「え!?ポ、ポリープ!!??な、なんですかそれ!!?」






響きがイヤだー!!!!




いきなり全く別の不安に襲われる私。








医者「うん、経産婦さんによくあるポリープで、良性ではあるんだけどね。
   このままここで取っちゃうことも出来るんだけど
   その後そこからしばらく出血するから、妊娠中は出血による感染症が心配なんだよね。
   妊娠中じゃ無かったら、すぐにカンシでポンと取っちゃうとこなんだけど…」



私「は、はぁ…」




医者「とりあえず、様子をみつつ、もう少し妊娠が安定する時期まで待ってから
   取る予定にしときましょうか」






その日の診察はそれで終了。
次の診察は二週間後ということで、トイレにいくたび、おりものがうっすらピンクなのが
気になりましたが、のんきな私は10日も経たないうちに、その状況に慣れてしまいつつありました。




双子の幼稚園も始まり、イベント続きの生活に気を取られ、
自分が妊娠していることすら忘れて走り回っていることもしばしば。









・・・ところが。

 







次の診察日を待たず、またも大量の出血が!!!

すっかり油断していた私。
トイレに入って初めて気が付き、一気に血の気が引きました。
それほどの、見たことも無いほどの大出血・・・。




驚きのあまりフラッと便器から立ち上がると、








ボチャッ








と、何かが便器の水に落ちる音が。
見ると、何か大きな血の塊のようなものが水底に沈んでいたのです。









ギャーーーーー!!!!!









お、落ち着け、落ち着け、落ち着いて病院に行くんだ・・・
あ、その前に電話電話。
時間外じゃないけど、完全予約制だから・・・えっと、なんていえばいいんだ。





パニックになりながらも何とか受付の人に事情を伝えると
すぐ来てくれということだったので、ちょっと気を落ち着けてから
病院へと向かいました。







やっと通された内診室で、



「ん?これは・・・」

「あれ?」

「おかしいな・・・」





と何やら驚いたような、謎めいた表情をしながらも
しばらく何も言わないお医者さんにシビレをきらし、「やっぱり、だめですか!!」と
半ギレ気味にこちらから言おうとしたそのとき











医者「ハイ、赤ちゃん元気ですね~」







まるで状況を察知していないかのような、のんびりとした口調の医者さん。











私「え。

   ・・・え!?無事・・・ですか!?お腹にいますか!?






医者「ぜんぜんだいじょうぶだよ。話を聞いて、なんだか僕も心配してたけど。赤ちゃんは全然元気。
   ほら、画面見て。心拍もしっかりしてるし、もう元気に動いてるよ。」






超音波の画面には、小さいけれどすでに人の形をして、グルングルンと動く我が子の姿が映っていました。
ホッとして、ここにきてやっと涙が出そうになる私。






医者「・・・・なんだけど、うーん、どうも不思議なことがひとつ・・・。」







私「え!!??




滲みかけていた安堵の涙がビュッと引っ込み、再び凍りつく私。











医者「なんでだろう。例のポリープが無くなってるんだよ










私「・・・・・」








え!!??







医者「まあ、もちろん悪いことじゃないけど・・・っていうかむしろ、除去する手間が省けて良かったけど(笑)

   さほど出血もしてないみたいだし。

   もしかしたらそのボチャって落ちたのはポリープだったのかもしれない。
   ポリープが勝手に落ちるってケース、あまり聞いたことないけど。ははは






私「・・・・(ここは笑っていいところなの・・・か・・・?)












その後お医者さんに言われた通り、ポリープが無くなったせいか、
ずっとうっすら続いていたピンクのおりものは、一週間もしないうちに
全く無くなりました。






そしてその後何のトラブルもないまま4週間ごとの検診を経て、今(7ヶ月)に至ります・・・。









双子育児と幼稚園入園などで初期からずっとバタバタしている割に、
双子妊娠の際には5カ月頃からすでに感じていたお腹の張りすらなく、
怖いほど普段通り(妊娠前と同じ)の生活をしています。









検診のたび、「今回の子は、『おひとりさま』だね(笑)」と言われます。













それを最初に聞いたとき、
ホッとしつつも・・・、ちょっと寂しく感じてしまった私です。(笑)
















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超お久しぶりです。双子・・・プラス、え!?(笑)

2011年08月25日 20時11分04秒 | 1歳7カ月~
お久しぶりです。



ほんと~~~に!!!!










前回のブログは、幼稚園見学で終わっていましたね(しかも途中)。
放置したまま何カ月経過してしまったのか、
ううう。。。申し訳なくて最早数えるのすら恐ろしいです。



(まだ覗いてくださっている方がいらっしゃるかどうかすら微妙ですが)
ご心配くださった方、ほんとうにすみません
無事です。双子もその他家族も皆元気です。
相変わらずです。











・・・・いえ、違いました。ウソです。

「相変わらず」ではありませんでした。















前回までとは、明らかに異なる状況です。












双子の幼稚園が始まってからというもの(そう、無事に予定通り満3歳児クラスに入園し、通っています!)
新しい生活に慣れるまでに多少時間がかかり余裕が無かったということもありますが
(↑そのへんもおいおい書いて行きます)

















「明らかに異なる状況」というのは、幼稚園の事とは何ら関係なかったりします



















ではいったいなんなのかと申しますと















実はですね・・・、、、

































これを書いている今現在、私、7か月なのです。















は?なにが?
・・・え?まさか。。。

















そうです。そのまさかです。

























我が家に3人目がやってくるのです!!!!(予定外・・・いえ、というか予想外。) 





・・・ハッタリではありませんよ。





→続く。







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幼稚園見学レポ☆その2(セレブ!?幼稚園で落胆編)

2011年03月09日 18時04分23秒 | 1歳7カ月~
ここのところ連休の計画なんかで少々忙しくしており、
前回からまたもかなり間があいてしまいましたが、
親子共に、みんな元気なんです・・・何事もないんです

ご心配くださった方、本当に申し訳ありません!!



いよいよ幼稚園(※満3歳児クラス)入園が近づいてきてしまった今日このごろ・・・
入園してしまう前に、いいかげん、前回のお話の続きを書いておこうと思います!!







さてさてそれでは早速、前回の続きになりますが・・・、
例の大人気幼稚園の次に見学に行ったのは
実家の近くにある、新しい幼稚園です。





・・・なのですが、その幼稚園の話題はちょっと置いといて。






先に、ウチのマンションの、道路を挟んで真正面にある大学の付属幼稚園へ
見学に行ったときお話をしようと思います。




そうです。
前回も少し書きましたが、
あまり近所にここに通っている子がいないせいか、ほとんど噂を聞かない、
がしかし、外から見ても(※うちのベランダから内部の様子が見渡せます)とても豪華で立派な設備、
月々の学費は普通の幼稚園と比べるとゆうに5,000~10,000円は高いという、
セレブばかりが通っている(らしいという噂の)幼稚園です。←これが唯一よく聞く噂






ウチは庶民です。
もちろんそんな高い学費を出す気は毛頭なく、最初は眼中になかったのですが、
週2回だけの満3歳時クラスがあるということをネットで知り、一度見てみようという気に
なったのでした。(だって近いし…目の前だもん




大学の敷地内にあるその幼稚園の園舎は、巨大な円形をした2階建てで、
中央は吹き抜けになっており、高い天井には大きな天窓がついていて、
そこから外の明るい光がさしてきます。

体育館のような、解放感すら感じる広さにビックリ
広い園庭の植木は2人の庭師(!?)さんが手入れをしており、
何もかもが、ここは幼稚園か!?と驚くほどの豪華さです。





到着後さっそく、満3歳クラスを担当しているらしい若い先生に
教室へと案内されました。

15畳ほどの、壁も床も真っ白い教室には小さなイスや机が無造作に置かれており、
奥にはマットが敷かれたおもちゃコーナーのようなスペースが。

壁には絵本が数冊入った本棚と、園児が荷物を置くためのものと思しき
四角い棚がズラッと並んでいました。

さっそくおもちゃコーナーに向かって走って行く双子。



「あ、すごい。全然ものおじしないですね~。
 ここに見学に来ても、最初はなかなかママから離れられない子も多いんですよ

とニコニコする先生。






・・・・が。






先ほどから、ひとつ疑問に思う事が。







あ、あの~・・・


園児さんがひとりもいないんだけど・・・・・。






確か、登園は9時って聞いたけどな…
時計を見ると、9時半をとっくに回っています。


私「あの~、他の子たちはまだ登園してこないんでしょうか?」



先生「あ、はい。一応登園の目安の時間として9時と定めているんですが、
   みんなそれぞれのペースで、ゆっくりな子はゆっくり、早めに来る子は早めに登園してくる感じでやってます。
   無理のないように…」









へえ・・・そ、そうなんだ・・・。







それからしばらく待っていると、先生の言葉通り、子供たちが数人、ママに連れられて
バラバラと登園してきました。
そして、みんなそれぞれバラバラに、本を読んだり、オモチャで遊んだり。
自分の好きな事をやっている様子。
そしてその隣には先生ではなく、ママがベッタリと張り付いています。





私&母「・・・・・・」






なんとなく・・・・






そこはかとなく、違和感を感じ始める私&母・・・。









なんか・・・なんかみんなてんでバラバラな事やってるんですけど・・・。






『みんな揃ったところで朝のごあいさつ』とかは無いのだろうか・・・・?










ていうかなんでママは帰らずに
いつまでも子供に張り付いてんの・・・???
←これが一番の疑問











私「あ、あの、ここの満3歳児クラスって、親子一緒に登園するクラスなんでしょうか?
  親子別だと伺ったのですが・・・



先生「はい、親子別で、登園はお子さんだけですよ。

   でも、最初の頃は生徒さんもなかなかママから離れられないので、最初は親子一緒に登園していただいて、
   日中も園で一緒に過ごしていただき、慣れてきたら徐々に、ママさんには帰っていただく
・・・
   という無理のない形をとっているんです






私「・・・ははあ・・・なるほど・・・。
  あの・・・4月から入ったとして、平均どのくらいでママから離れられます?
  やっぱり一カ月とか二カ月とかかかるんでしょうか・・・?





先生「いえいえ!早い子でも半年はかかりますね~。
   子供によっては、10カ月かかっちゃう子もいたり・・・フフフ。
    でもそれはお子さんそれぞれのペースがあるので、そこはまあ仕方がないですよね」







私「・・・はあ・・・・












ぜんぜん笑えねえーーーーーー!!!!!




え・・・・まじで!?

週二日といえど10カ月間子供と一緒に登園して、帰る時間まで・・・
園にいる間中ずっとくっついてまわるんですかい!?
学費払って!?



ありえねぇぇぇぇ!!!!
百歩譲って一人の子ならば可能と言えば可能かもしれんが・・・ムリ!!双子ムリ!!!!
いや双子でなくてもコレはナシじゃないか!!?





と、先生を前に呆然として最早「はあ」以外言えずにいる私の傍に
突然走り寄ってくるちーちゃん。





私「ん、ちーちゃん、なに?


ちーちゃんまーまー。あのね~、こえ(これ)ーー。ぽいよ。ぽい。←注:言葉が遅めなのでこれぐらいしかしゃべれない




と、私に何かを手渡そうとする彼。
彼の手には特大サイズの黒い綿ボコリが。







私「・・・・・(な・・・なんじゃこりゃ・・・先生と話してるときに何故こんな微妙なものを持って来る・・・)
  あ、ありがと・・・。えっと・・・ママがゴミ箱にポイしとくね~


先生「・・・・(無言でニコニコ)






ほんのり気まずい空気を振り払うように、何か質問をひねり出そうとする私。





再びすぐに私のもとに走り寄ってくるちーちゃん。




うっっ、まさか・・・






ちーちゃんままー!こえ~!ぽいよ。ぽい!いぱーい(いっぱい)




・・・・・!!!





想像通り、ちーちゃんの手には再び、黒々とした巨大な綿ボコリが握られていました。








私「・・・・・







先生「あ、あの・・・他に何か質問などありましたら・・・」






私「あっ・・・いえっ、あの、あまり長居してもご迷惑でしょうし、このへんでそろそろ
  帰ろうと思います。
  十分見学させていただきましたので・・・」


先生「あ、そうですか・・・あの、では、資料だけでもぜひお持ち帰りになってください。
   あと、ちょうど来月、付属の大学と合同の文化祭があって、出し物をしますので
   ご都合がよろしければ、おいでになりませんか?」


私「あ、は、ハヒ、ぜひ・・・」




先生「あ、あとこれは申し上げておかなければならない事なんですが・・・。
   うちの満3歳児クラスは、来年(年少時)必ずウチに入園すると
   誓約してくださる方しか入れない
ことになっておりまして・・・(うんぬんかんぬん)」







・・・最初に言って、それ・・・。






ちーちゃんの綿ボコリ運搬もアレでしたが、
実はもっと、かなり早い時点でもうサッサ帰りたい気持ちになっていた私。




もちろん、ここの3歳児クラスが想像していたよりも
かなり色々とルーズ
だったこともひとつの理由なのですが



更に気になる点があったのです。









こんなに、他とは比べ物にならないくらいお金がかかっているとわかる立派な設備、立派な園舎
だというのに














汚いのです。











そう・・・
教室に入ったとたん、視界に飛び込んでくるほど、
足元が常に気になってしまうほど、
そこかしこに綿ボコリが転がっていたのです。





また、先生たちの職員室も(ちらりと目をやっただけですが)
資料などがやっとバランスを保っているというかんじに
山積みにされいて・・
なんというか、全体的に乱雑な感じだったのです。





設備が立派なだけに、余計に乱雑さとのコントラストがハッキリして見えたのかもしれませんが・・・







気になる部分は人それぞれでしょうが、私は割と、そこが一番ひっかかってしまいました。
(前回見学した人気の幼稚園が、とても掃除が行き届いてキレイだっただけに…(汗))





一度見学に来ておいて良かったと思いました。
今回来なければ、今年の10月に見学に行っていたでしょう。
(一度は内部を見てみたいと思っていたので…)




毎朝ベランダからハッキリと見えている幼稚園なのに、
見学しなければ見えない部分というのは思ったより多いんだな~と痛感した、一日でした・・・。




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