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カテゴリ:仕事のこと
先週は、ちょっとストレスが溜まった1週間でした
というのも、独特な患者さんと接する機会があったから、、、(−_−;) ご高齢の男性患者さんなんですけど、 暫く前から、ある病気で当院で治療をされているわけなんですが、 こちらで処方した薬を中々使ってくださらないんですよ。 治療をしないことによるデメリットを説明しないわけにはいかないので、 「以前から (処方した) お薬を使っていらっしゃらないようですが、 副作用とか、何か心配なことがおありでしょうかね」 と伺うと、 次の瞬間、大声で次のようなお答えが、、、。 「お前らは、化学的なもの (=処方薬) に頼って、何の勉強もしない 世の中、化学的なものに頼りきっているから良いこと無いんだ ◇◇という治療を知っているか知らないだろう 自然のものが1番良いということだもっと勉強しろ大バカ者め」 、、、とのこと(−_−;) 患者さんの中には、例えばステロイドなどの一部の薬に対して、 使うことを極端に毛嫌いされる方もいらっしゃるんですよね。 (この患者さんの場合は、ステロイドではなかったんですが、、、。) 使う気のない薬をいくら処方しても、時間と医療費の無駄ですから、 そんな時は患者さんのお気持ちをドクターに説明し、 薬のメリットやデメリットについてドクターから説明していただいたり、 処方の変更が可能なら別の薬に変えていただいたりすることもあるので、 その一環としてお伺いしたんですけど、、、。 突然、大声で罵倒されるとは思いませんでした 「大バカ者」 の私に説明してくださった話によると、 この患者さんの仰る◇◇という治療は “民間療法” とも言えないもので、 壺を買えば治るとか、石を撫でていれば治るとか、そのレベルの治療らしいんです まぁ、プラシーボ効果というのもありますし、 患者さんには患者さんの主義主張があるということは、 過去の自分の反省からも充分理解しているので、 患者さんがその治療法を信じていることを否定する気はありません。 でも、あんな大声で怒鳴らなくても良いのに、、、。 医療従事者は何を言われても傷付かないとでも思っているのかしらね 仕事だから我慢しているだけで、私だって人間ですから決して良い気はしませんよ でも、それでも定期的に来院されるということは、 やっぱりご自身でもその◇◇という治療だけでは改善しないことを自覚されていて、 何とかして欲しいと感じていらっしゃるんじゃないかと思うんです。 だから、1度でも薬を使って症状が改善されることを自覚していただければ、 「化学的なもの」 にも頼ってくださるんじゃないかという期待もあります。 その証拠に、化学的なものはダメと言いつつ、 車にも乗っているし、化学繊維の服も着ていらっしゃるし、 ビタミンDの栄養剤も持っていらしたんですもの〜( ̄▽ ̄;) 私の中に、何とかしてさしあげたいという気持ちと、 またあんな風に大声で罵倒されるのは嫌だなぁという気持ちが共存していて、 何とも複雑な思いを抱えているミケネコです。 今週は、この患者さんのことは一時的に忘れて、気持ちをリセットして頑張ります ブログランキング 今後とも、ヨロシクお願いいたします★ → にほんブログ村 応援クリック、感謝しています★ → お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017.11.13 07:49:27
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