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カテゴリ:神聖紀オデッセリア
「日の神の眠る時」…日食がエジプトを襲った。
パニックになるエジプト人の隙をついて、シオン人達はエジプトを逃げ出したのだった 「日の神の眠る時」… 古代エジプト人達は太陽の神ラーを崇拝してるから、これは神の怒りだと思って、大パニックになってしまったということですね 「ラーとはエジプト神話の太陽神。ハヤブサの頭を持つ神として描かれ、太陽同様に生(日の出)と死(日没)を繰り返す不死の神。エジプト神話の最高神として信仰の対象とされていたが、後に老いて威厳を失い、挙句に人を滅ぼそうとして他の神々に追われる羽目に陥っている。同時に信仰の対象も他の神へと移り変わっていく。この辺りには神話の形成と当時の政治力学が色々と絡んでいるのかもしれない…」 神様が老いて衰えるってのも斬新だよねぇ(笑) でも不死の存在ってことは、ヨボヨボの神様になって認知症とかになっても老害として生き続ける…という恐ろしいことになるのか(≧ε≦)ノ さてさて、ラーの話はこのあたりにして、ゲーム中の皆既日食ですが、 昔の人って日食とか原理もわかってなかっただろうから、そらこの世の終わりとか思っちゃうでしょうね(笑) でも、旧約聖書の「出エジプト記」では、モーゼはこんな脱出劇でエジプトを脱出した訳ではないんですよ 前に書いたようにエジプトに10の災いが降りかかり、ラメセスがユダヤ人の解放を認めたことになっています 「10の災いとはユダヤ人の解放を求めたモーセを拒絶したファラオに対し、神がエジプトにもたらした10種の災い。 その内容は「水を血に変える」「蛙の大発生」「ぶよの大発生」「虻の大発生」「家畜の疫病」「腫物の発生」「降雹」「蝗の大発生」「暗闇が覆う」「長子を皆殺し」であった。 最後の災厄によりファラオを含むエジプトの全ての民の初子が死に絶え、ここに至り、ファラオはついにユダヤ人の解放を認めた。」 9つ目の災いに注目っす、「皆既日食」が入っているんですよ そこら辺を膨らませて、こんなストーリーにしたんじゃないのかなぁ 他の災厄というと、かなりエゲツナイものばかりでゲームに登場させにくいもんねぇ… 特に長子は皆殺しとか、現代社会ではアカンでしょ 何回も書いてるけど、聖書に限らず神話とかも結構敵には情け容赦ない仕打ちをしますよね… まぁシオンの民への仕打ちのリベンジなんでしょうけど、現代に照らすと人道的にひどいことが多いですよねぇ 昔は「目には目を、歯には歯を」ってな感じが当たり前だったんでしょうね、むしろそれ以上か( ̄~ ̄;) さてさて、そんな酷い聖書の記載はともかく、ゲーム内では皆既日食でエジプト兵がパニックになってる隙をついて、シオン人たちはテーベを脱出という比較的スマートな方法! エゼンさんの指示で、一旦南に下ってから北上してエジプト兵の裏をかく作戦を決行なのですよ 一方のラメセスも当然のことながら大激怒っすよ 兵を繰り出し、自ら陣頭に立ってシオン人の後を追いかけだす始末… 実際に「出エジプト記」でも同じようになっているんですよ 「10の災いに耐えかね、ユダヤ人の解放を認めたファラオだった。しかし大量の奴隷を失うのが惜しくなったファラオは、ユダヤ人達がエジプトを出た後に追手を差し向けた」 これなら、ゲームのように奴隷解放は認めずに勝手に脱走されて追手を出す、のほうがストンと納得できるけどなぁ… 旧約聖書のほうは、何となく神の力(10の災厄)にファラオは屈したってのをアピールしたいんじゃないかと、邪推したくなってまう(笑) まぁ、何にせよテーベから脱出したシオンの民 当然我等が主人公一行も強制的にテーベの外に移動… あぁ、もう街には戻れないのね(汗) 宿屋に泊っておいてよかった 道具屋に寄らなかったのは失敗だけど( ̄~ ̄;) しょうがないし、さっさとシオンの民の後を追いかけるとしましょう!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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