レイカーラの前走に手ごたえ


【福島牝馬S】



福島最終週は仮柵を設置したBコース替り。決着タイムは1分46秒台、瞬発力勝負が目安となる。



中心はレイカーラ。ターコイズSでOPの壁を突破。次走の東京新聞杯はアクセルの踏み出しが一歩遅れ馬群を捌くのに手間取ったが、54キロを背負い牡馬混合の東京マイルのGⅢで0秒3差なら価値ある6着。



全兄のダノンシャークの軌跡もそうだったが、デビュー時420キロだった馬体も前回が448キロ。1800mは3勝、新潟の1800m(弥彦特別)で32秒9の脚を使えるのなら、フラットコースの福島1800mにも新味を期待していい。



対抗は中山牝馬S4着のアロマティコ。前回は馬群がゴチャつき内に進路をとらざるを得なかった。時計のかかるパワー馬場、急坂の中山では末も鈍るか。



昨年の福島牝馬は、1分46秒5・0秒1差。本当によくなるのは、もう少し暑くなる次走あたりだろうが、フラットコースの時計勝負なら、中山牝馬Sとは風景がかわる。



ミッドサマーフェアは、昨年8着。しかし前年は、身体を戻し戻しの休み明け。ターコーズS~京都牝馬S~東風Sと、馬体減りなく順調に使い込めている。



惑星はサトノジュピター。1年以上のブランクを挟んだためOP再昇級となるが、3歳春のスイートピーSでは上がり33秒9の脚を駆使し3着入線した好素材。53キロ、戸崎Jなら大仕事がある。


54キロ増量と時計勝負が課題になるが愛知杯・中山牝馬Sを連続2着してきたキャトルフィーユも好調キープ。乱戦の差し比べになれば、エリザベス女王杯4着のトーセンアルニカにも出番があり。トーセンベニザクラは、たぶん江田が、今度は積極策を考えている。



◎レイカーラ

〇アロマティコ

▲ミッドサマーフェア

☆サトノジュピター

△キャトルフィーユ

 トーセンアルニカ

 トーセンベニザクラ



【メトロポリタンS】


◎サトノアポロ

〇ラブリーデイ

▲ダービーフィズ

☆アドマイヤバラード

△プロモントーリオ

 エクスペディション