今日、任天堂が発表した２０１５年４～６月期の連結営業損益は１１億円の
黒字（前年同期は９４億円の赤字）でした。
携帯型ゲーム機やゲーム連動型フィギュアの新商品効果で、４～６月期と
して５年ぶりの営業黒字となりました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150729-00000089-reut-bus_all
売上高は前年比２０．８％増の９０２億円。携帯型ゲーム機「３ＤＳ」の販売が
１０１万台（前年同期は８２万台）と増加。昨年１０月から投入の「ニューニン
テンドー３ＤＳ」が販売を押し上げた。また昨年１１月から発売したゲーム連動
フィギュア「アミーボ」も加わり、４～６月期は前年同期になかった新商品効果が
売り上げ増につながりました。
据え置き型ゲーム機「ＷｉｉＵ」の販売は４７万台（前年同期は５１万台）。
今期も製造原価が販売価格を上回る逆ざやは続いてるが、商戦期前で販売
規模が小さく、営業利益へのマイナスの影響は少なかった様です。
また、円安進行は売り上げ増に寄与しただけでなく、６月末外貨建て資産の
評価を増加させた。これにより、営業外に為替差益を計上。当期純損益は
８２億円の黒字（前年同期は９９億円の赤字）となり、４～６月期として２年
ぶりに最終黒字を計上しました。
スマホゲームにもＤｅＮＡとコラボして取り組んでおり、相乗効果が出れば
２０１６年３月期の通期が、どの程度の着地となるか、注目しています。
さて、日経平均は小幅に４日続落、２５円安の２０３０２円の大引けでした。
（出来高 概算２０．３億株の商いでした。）
今朝方のＮＹ市場が上昇したものの、中国株式市場に警戒感がある中、企業
ファナックの決算に失望があり、東エレとともに下落率上位に顔を出して、
相場を重くし、日経平均を押し下げ、小幅下落しました。
日経平均の続落で、２５日線とー１σのレンジ推移と正念場で、明日以降の
自律反発に期待したいところ。
注目のＮＹ市場、ＦＯＭＣ前に小動きですが、続伸の展開に期待したい。
明日の日経平均、そろそろ反発して良い日柄ですが、先物やいかに。
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