「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

7月最終週 相場展望と予定

2016-07-24 23:58:23 | 相場展望

             
/18~の日経平均は、為替のドル高傾向=円安を背景にリバウンドを試す
週となった。週末のトルコの軍事クーデターが未遂で終わり、週明けからリスク
オンの動きになると共に、市場マインド改善につながった。

市場の関心は、米経済を中心としたファンダメンタルズ動向に向き易くなった。

日本では、政府・与党が今月纏め上げる経済対策の規模が20兆円前後になる
とリリースされ、英国のEU離脱の過度な懸念を後退させた格好でした。

結局、日経平均は、週間で129円上昇(↑0.78%)16627円の大引けでした。

7月最終週(7/25~7/29)の主なイベントと予定は、下記1の通りです。

「ポケモンGO」のヒットで任天堂の活発な取引が継続しているが、7/27の四
半期決算で、次の半期決算を上方修正に踏み切れるかポイント。イベント出尽
くしでヤレヤレ売りになる可能性もあります。

また、日米の中央銀行で金融政策会合があり、特に日銀金融政策会合では、追加
緩和の可能性があります。5月、6月と不発になっただけに、ここは必要か。

また、国内も四半期決算が本格化し、輸出関連株の過度な警戒感は、為替の円高
是正が進んでいる中、再燃することは少ないかもしれません。

よって、減益決算等が織り込まれていく中、決算が、アク抜けにつながる展開に
期待したい。

日経平均、7月最終週(7/25~7/29)レンジ、16500円~17000円程度
を想定しています。

1.7月最終週(7/25~7/29)主なイベントと予定
 7/25
 日本  6月貿易収支
  日本  気象庁3カ月予報
  米  ギリアド・サイエンシズ、スプリント、TI 各決算
  独   7月Ifo景況感指数
 7/26
 日本  エムスリー、信越化学、オリックス 各決算
  米   FOMC(~7/27) 
  米  6月新築住宅販売件数
  米  5月S&Pケースシラー住宅価格指数
  米  7月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米  マクドナルド、3M、キャタピラー、ベライゾン
      ユナイテッド・テクノロジーズ、デュポン、フリーポート 各決算
  米  国債入札 2年債(260億ドル)
 7/27
 日本  富士フィルム、ファナック、任天堂 各決算
  米  FOMC声明発表
  米    6月耐久財受注
  米  6月中古住宅販売成約指数
  米  アップル、ザ コカ・コーラカンパニー、ボーイング 
      グッドイヤー、フェイスブック 各決算
  米  国債入札 5年債(340億ドル)
  豪    第2四半期消費者物価指数
  英  第2四半期GDP速報値
  独  ドイツ銀行 決算
  西  サンタンデール銀行 決算 
 7/28
 日本  日銀金融政策決定会合(~7/29)
 日本  リファインバース 新規上場
 日本  大東建託、花王、富士通、ソフトバンク 各決算
  米   新規失業保険申請件数(~7/23迄の週)
  米   アルファベット、アムジェン、マスターカード、ダウ・ケミカル
      フォード・モーター、セルジーン、ハーレーダビッドソン 各決算
  米  国債入札 7年債(280億ドル)
   独  7月消費者物価指数速報値
  仏  BNPパリバ 決算
 7/29
 日本  日銀金融政策決定会合
 日本  黒田日銀総裁、記者会見
  日本  6月有効求人倍率
  日本  6月失業率
 日本  6月完全失業者数
 日本  6月消費者物価指数
 日本  6月家計調査
 日本  GPIFが運用実績と14年度末の保有銘柄を公表
 日本  武田、ソニー、三菱重工 各決算
  米   第2四半期GDP速報値
   米  エクソンモービル、アマゾン・ドット・コム、シェブロン、メルク
      ABインベブ、UPS、CBS 各決算
  米  サンフランシスコ連銀総裁、講演
  米  ダラス連銀総裁、質疑応答
 EU  第2四半期ユーロ圏GDP速報値
 EU  欧州最大手51行ストレステスト の結果公表
 7/31
 日本  東京都知事選挙 投開票 

2.NY市場、為替/債券 各結果(7/22)

 今日のNY為替市場はドル高が強まっている。日本時間0時のロンドンフィキシング
 かけて突如ドル買いが強まった。この日はイベントも主要な指標の発表なく手掛かり
 材料に乏しい中、実需のまとまったドル買いがフィキシングにかけて入ったようだ。

 その後も戻る気配はなくドルは本日の高値圏で推移した。きょうはロンドン時間に英
 PMIが発表になっており、英国民投票後のデータとして注目されたが、はやり弱い
 内容となった。他のユーロ圏や資源国などのデータも景気回復を感じさせるものは少
 ない。他国は追加緩和が模索される中、米国は強い経済指標が相次ぎ、年内の利
  上げ期待を再び復活させている状況。米国と他国との格差がドル買いに安心感を与
  えているものと思われる。

 ドル円は序盤は戻り売りが優勢となり、105円台に値を落としていた。しかし、ロンド
 ン・フィキシングかけてのドル買いで、一気に106.40近辺まで上昇。その後、独ミュン
 ヘンのショッピングモールで銃撃事件が発生し死者も出る中、リスク回避の動きも若干
 見られたものの、106円台は維持して終えている。

 ただ、ドル円は英国民投票後のコレクションも一服といったところで、そろそろ落ち着
 きどこを探る雰囲気も出てきている。来週はFOMCや日銀決定会合が予定されており、
 それを確認して次の展開待ちといったところ思われる。

 ユーロドルは売りが強まり1.09台に下落。今週に入って何度か1.10を割り込んでいた
  が、いずれもサポートされており、下値では根強い買い観測されていた。しかし、きょうは
 1.10を回復できずに終えている。レンジを下にブレイクしてくるか来週以降の動きが注
 目される。

 前日のECB理事会は政策を据え置き、ドラギ総裁も様子見姿勢を示していたが、市場
 では9月の理事会での緩和期待が高まっている。しかし、一部報道でECB内では9月
 の緩和は検討されていないとの観測も出ていた。

 ポンドは本日安値圏での推移が続いた。ロンドン時間に発表になった7月の英PMIの
 データを受けて、きょうのポンドは既に急落してNY時間に入ってきていたことから、
 上記のドル買いに伴う下げではない。

 7月の英PMIのデータは国民投票後のデータでもあり注目されていたが、結果は想定
 どおり、英国民投票が英企業のセンチメントを悪化させしていることを証明した。市場
 では英中銀の利下げ期待を裏付ける内容と捉えたようだ。

 ポンドドルは今週に入って上値が重かったものの、1.3050水準ではサポートされていた。
 その水準を再びうかがう動きとなっているが、ブレイクするようであれば、国民投票後
 の安値1.27台を再び目指す展開も想定される。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=323176
 米国債利回り
  2年債          0.703(+0.025)
  10年債         1.566(+0.010)
  30年債          2.283(-0.008)
  期待インフレ率  1.515(+0.050)
                 ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場で利回りは上に往って来いの展開となっている。利回りは上昇
 してNY時間に帰ってきたものの、NY時間に入ると上げ幅を縮小する動きが続いた。
 原油の下げが続いていることも利回りを圧迫したようだ。

 10年債利回りは1.6%から一時1.54%に低下。政策金利に敏感な2年債は0.7%台
  を回復している。利上げ期待の強さもうかがえる動き。

 2-10年債の利回り格差は+86(前日+88)http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=323172

3.NY株式市場 結果(7/22)

 NT株式22日
  ダウ平均       18570.85(+53.62 +0.29%)
  S&P500        2175.03(  +9.86 +0.46%)
  ナスダック        5100.16(+26.26 +0.52%)
  CME日経平均   16665    (大証比:+35 +0.21%)

 今日のNY株式市場、ダウ平均は反発している。高値警戒感も出ており、序盤は戻り
 売りが先行したものの、下押す動きも見られず、プラス圏に浮上した。ただ、積極的
 に買い上がる動きまでは見られず小幅高での推移に留まっている。AT&Tやベライ
 ゾンなど通信株の上昇が相場をサポートした一方、決算を受けてGEや、ハネウエル、
 キャタピラーなど産業関連は売りに押された。週間ベースで4週連続の上昇となって
 おり、モメンタムは完全に上向きを指している。

 ダウ採用銘柄ではビザ、マイクロソフト、アメックスが上昇。一方、キャタピラー、
 GEが下落したほか、アップルも冴えない動きとなった。ビザはペイパルとの合意が
 好感されている。

 メキシコ料理のチポトレ・メキシカンが上昇。前日引け後に発表した決算は利益、
 売上高ともに予想を下回った。食中毒の影響がいまだに尾を引いている。ただ、
 株価は上昇。同社は2006年にマクドナルドから分割した会社だが、食中毒の影響
 で株価が大きく下落しており、マクドナルドが買い戻す好機となっているとの指摘も
 出ている。マクドナルドも食品衛生問題で苦しんだが、チポトレ・メキシカンを買い
 戻せば、その経験も生きるとしている。

 靴メーカーのスケッチャーズUSAが22%の急落。決算が予想を大きく下回ったことが
 嫌気されている。今回の弱い決算について、同社のCEOは世界での政治的、経済的
  な不透明感が米国の販売促進にも影響したとしている。ドル高やブラジルの付加価値
  税の引き上げ、そして、マレーシアの倉庫の火災も業績を圧迫した。

 ナスダックも反発し5100ポイントを回復している。マイクロソフトやアマゾンが上昇。
 バイオジェンも続伸。一方、アップルやギリアド・サイエンシズは下落した。

 AMDが大幅高。第2四半期決算が予想を上回ったことが好感されている。第3四半期
 の売上高見通しも前期比で15~21%増としており好調な見通しを示している。ゲーム
  メーカーや画像処理向けの需要が好調だった。
                    http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=323171
4.NY市場、原油先物9月限/金先物8月限 各結果(7/22)

 NY原油先物9月限(WTI)
  1バレル=44.19(-0.56 -1.25%)
 ブレント先物9月限(ICE)
  1バレル=45.69(-0.97 -1.10%)
 ブレント-WTI 1.50
   
 22日のNY原油先物期近9月限は続落。高水準な米原油・ガソリン在庫など供給だぶ
 つき懸念、イラクの7月の原油輸出の増加見通しやドル相場の上昇などが重しとなり、
 下値を切り下げる展開となった。
  
 9月限は、夜間取引では方向感なく推移するも、立会い開始後は戻り売りから44ドルを
 割り込んだ。ただし、20日に付けた期近ベースで5月10日の安値(43.69ドル)を割り
 込むまでには至らなかった。      http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=323164
 
 NY金先物8月限(COMEX)
  1オンス=1323.4(-7.6 -0.57%)

 22日のNY金先物相場は反落。欧州中央銀行(ECB)の年内の追加緩和の可能性や
 米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げを急がないスタンスなども、週末前の利益
 確定の動きなどが優勢となった。
        
 8月限は、時間外取引序盤に前日の高値(1334.0ドル)に顔合わせも上抜くまでには
 至らず、その後は下値を切り下げる動きへと転じると、通常取引開始後もマイナス圏で
 軟調に推移した。           http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=323161


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