「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

シャープ、鴻海が買収って本当!?

2016-02-04 23:52:34 | 企業を斬る

              
シャープが電子機器受託製造大手、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業からの
出資を受け入れ、同社傘下で再建を図る方向で最終調整していることが4日
分かった。                                          【宇都宮裕一】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160204-00000036-mai-bus_all

実現すればシャープは鴻海に事実上買収されることになります。同日の取締
役会で方向性を固めた。午後に高橋社長が記者会見して説明した。

鴻海はシャープへの出資や今後の成長投資の資金等に総額6000億円超を
拠出する提案をしていた。事業売却はせず、「シャープ」ブランドも維持。
社員の雇用も確保する方向と見られます。

シャープは、官民ファンドの産業革新機構による出資案(約3千億円)受け入れ
を軸に検討してたが、鴻海が機構案を大幅に上回る好条件を示したため、方針
を変更した。ただ、革新機構との協議も打ち切らない。

鴻海は、高級スマホで定評のある米アップルの組み立てを受託しているが、
液晶パネルなどの基幹部品は外部企業から購入している。基幹部品を直接
手掛ける企業になるのが悲願で、シャープの液晶技術を高く評価し、技術を
手に入れるためには高額出資もいとわない構えです。

シャープは主力の液晶事業不振などで経営危機に陥り、2016年3月期も
営業赤字に陥る恐れが出ている。このため、定評ある液晶技術を武器に外部
からの支援を仰ぐ方針を固めている。

鴻海や革新機構から出資の打診を受けており、1/30に鴻海の郭台銘会長
と革新機構の谷山執行役員がそれぞれシャープ本社を訪れ、最終案を説明。

シャープは、1969年に液晶技術の研究開発に着手、2000年代に液晶
テレビの普及に大きく貢献。現在は、スマートフォン(多機能携帯電話)に
使われる中小型液晶パネルの分野で、ジャパンディスプレイや韓国LGディ
スプレイと並ぶ世界3大メーカーの一角を占める。

節電性能に優れた独自液晶「IGZO(イグゾー)」の技術を持っています。


鴻海は、アップルのiPhoneなど製造受諾して、 世界的EMSトップメーカー
として君臨。ただ設計通りに物を製造する技術持っていても、商品開発や
企画は弱点分野。シャープの商品企画力を評価し、高額支援と事業を分断
せず、雇用も維持するという、好条件を提示したようです。

もし、記事通りとすれば、台湾への技術流出は避けられません。それでも
資本主義の原理を生かしての再生に向け、シャープの決断やいかに。

さて、日経平均は、続落し146円安の17044円の大引けでした。
(出来高 概算31.2億株の商いでした。)

今朝方のNY市場、ADP雇用統計は上方修正も、ISM非製造業の悪化を
受け、今後の米利上げに懐疑的な見方も出て、ダウは上昇。ただ、為替が
2円近くも円高に傾き、東京市場の株式の足を引っ張った格好。
何とか今日は、17000円台を維持しましたが、大台割れも視野に入った
状況です。

日経平均の3日続落で、上ひげを残し、チャート悪化。ボリンジャーバンド
-1σへ落ちており、円高が進めば17000円割れも視野に入る状況。

注目のNY市場、もみ合いスタートで、原油市場が反発しており、終了時、
雇用統計発表前とは言え、プラス引けある状況。

明日の日経平均、何とか、為替の円高シフト一服し、原油相場の復調を基に
先物主導の買い戻しに期待したい。


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