「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

1月最終週 相場展望と予定

2015-01-25 23:58:09 | 相場展望

              
1/19~週の日経平均は、週を通して戻りを試す1週間となりました。

注目はEU市場で、週の中頃にECBの量的緩和を匂わせたフランスの
オランド大統領の発言でEU市場が好転する中、週後半にかけ、ドラギ
総裁が量的金融緩和に舵を切った事で、世界の株式市場が好感し、株
高となり、東京市場にも追い風で、年初水準の日経平均17500円台を
回復して週末となりました。

原油価格の安止まりも市場にリスクオンの兆しが出た格好でした。

結局、日経平均は、1週間で647円上昇(↑3.84%)17511円の
大引けでした。

1月最終週(1/26~1/30)の主なイベントと予定は下記1の通りです。

明日から国内も企業決算が本格化し14年度期末決算(15/3)も見通し
公表で、銘柄によってどの程度の上方修正となるか、注目されます。
週末には、日本版雇用統計の発表を控えています。

経済指標では、独で1/26にIfo景況感指数、米で1/27に12月耐久財
受注、12月新築住宅販売件数、11月S&Pケースシラー住宅価格1/28
FOMC 1/29に12月中古住宅販売成約指数、新規失業保険申請件数
(~1/24までの週)など注目です。

一方、ギリシアの総選挙の行方がどの程度EU市場に与えるか明日の夕方
以降ははっきりするが、不確定要素だが、日本市場へは限定的と診たい。

また、テクニカル的には、大発会の水準に戻して、日経平均の13週線や
25日線をクリアーし、先高感があるのも事実です。

為替が118円前後から円高に動かなければ、日経平均18000円台への
助走の週となる可能性もあります。

日経平均、1月最終週(1/26~1/30)レンジは、17300円~17750円
程度を想定しています。

1.1月最終週(1/26~1/30)主なイベントと予定
 1/25
  ギ  ギリシャ総選挙
 1/26
 日本  通常国会召集(~6/24)
  日本 麻生財務相 演説
 日本 日銀議事録(12/18、19日分)
 日本 12月貿易収支
  日本 KOA、JSR,東陽テク、マクニカ、岩井コスモ 等 決算
  米   議会予算局、財政・経済見通し発表
  米   マイクロソフト、D.R.ホートン、シーゲイト 各決算
  豪    休場
  印   休場
  独   1月Ifo景況感指数
 EU  ユーロ圏財務相会合
 1/27
 日本 1月末 株式分割/配当/優待 権利付最終売買日
 日本 三井住友FG、栄研化学、日立ハイテク、キヤノンMJ等 決算
 日本 経団連関西地方経済懇談会
  米  FOMC(~1/28)
  米  12月耐久財受注
  米  12月新築住宅販売件数
  米  11月S&Pケースシラー住宅価格
  米  1月コンファレンスボード消費者信頼感指数
  米  エレクトロニック・アーツ、TI、アップル、P&G、ファイザー
     AT&T、アムジェン、3M、ユナイテッド・テクノロジーズ
    キャタピラー、ヤフー、デュポン、フリーポート・マクモラン
    コーチ、USスチール、AKスチール 各決算
  米  国債入札 2年債(260億ドル)
  英  第4四半期GDP速報
 EU 財務相理事会
 1/28
 日本 富士フィルム、コマツ、中外薬、ファナック、キヤノン等 各決算
  米    FOMC結果
  米   ボーイング、フェイスブック、バイオジェン 各決算
   豪   第4四半期消費者物価指数
 NZ  中銀政策金利
 1/29
 日本 12月商業販売統計
 日本 終値を基準に各種トピックスリバランス
 日本 新日鉄住金、東芝、NEC、川崎重工業、野村、ドコモ、スカイマーク等 決算
  米  12月中古住宅販売成約指数
  米  新規失業保険申請件数(~1/24までの週)
  米  グーグル、アマゾン、クアルコム、コノコ・フィリップス
      バレロ・エナジー、フォード、ダウ・ケミカル、セルジーン
     ブロードコム、ハーレーダビッドソン 各決算
  独  12月失業率 
  独  ドイツ銀行 決算
  伊  イタリア大統領選出投票
   ウ   第4四半期ウクライナGDP
 1/30
 日本 12月完全失業率
 日本 12月有効求人倍率
 日本 12月消費者物価指数
 日本 12月鉱工業生産
 日本 12月設備稼働率
 日本 四半期決算ピーク 郵船、東エレ、京成、みずほ、住友化学、日通
      日東電工、セイコーエプソン 等
 日本 USJ 入場料金値上げ(2.0%~3.2%)
 日本 朝日新聞で池上氏のコラム復活
  米   第4四半期GDP速報
  米   1月シカゴ購買部協会景気指数
  米   ボストン連銀総裁 講演
   米   シェブロン、マスターカード、ゼロックス、イーストマンケミカル 各決算
   西   第4四半期GDP速報
  露   ロシア中銀政策金利
 EU  12月ユーロ圏失業率
 EU  1月ユーロ圏消費者物価指数
 1/31
  世  サッカーアジアカップ 決勝
  米  国債償還 2年債(349億ドル)
                 5年債(426億ドル)

2.NY市場、為替/債券 各結果(1/23)

今日のNY市場はロンドン時間に強まったユーロ売りも一服していた。
前日のECBの大規模QEの発表を受けてユーロは売りが強まっているが、
今日は更に売りが強まり、ユーロドルは一時1.11台前半まで急落している。

ただ、ECBのQE発表以降、一時500ポイント超急落しており、さすがに
ショートカバーも入ったようだ。

来週はFOMCもあり、週末にはギリシャ総選挙も予定されていることから、
少しショートポジションを調整して置きたいという意向もあったのかもしれ
ない。

ユーロドルは1.11台から1.12台後半まで一時戻していたが、1.13台には
慎重なっている。

一方、ドル円は上値の重い展開が続いている。ユーロの急落で相対的に
ドル高の動きが見られ、前日は118円台後半まで上昇していたが、その
付近に来ていた21日線に上値を抑えられた格好で戻り売りに押されている。

きょうの動きを見ると、120円台回復はまだ遠いようで、再度115円台を試そうな
気配もうかがえる。           http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=241941

 米国債利回り(NY時間16:26)
   2年債          0.486(-0.031)
   10年債        1.793(-0.071)
   30年債        2.369(-0.069)
   期待インフレ率  1.602(-0.040)
                  *期待インフレ率は10年債で算出

今日のNY債券市場、利回りは低下。ドイツ国債の利回りが最低水準を更新する
中、米株が利益確定売りで下落していたこともあり、利回りは低下している。

来週のFOMCは少なくともタカ派な内容にはならないとの見方も、利回りを押し
下げている。

10年債は再び1.8%を下回り、2年債も0.5%を下回った。
2-10年債の利回り格差は+131(前日+136)。http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=241940

3.NY株式市場、結果(1/23)

 NY株式23日
   ダウ平均       17672.60(-141.38 -0.79%)
   S&P500       2051.82(  -11.33 -0.55%)
   ナスダック       4757.88(   +7.48 +0.16%)
   CME日経平均  17440     (大証比:-70 -0.40%)

今日のNY株式市場、ダウ平均は反落。今週は今年に入って始めて上昇が続
いた週となったこともあり、きょうは利益確定売りが優勢となっている。この日
発表になった宅配大手の決算が冴えなかったことも圧迫している。

ダウ平均は17600ドル台まで下落し、再び21日線を下回る動きとなっている。

ダウ採用銘柄ではエクソンモービルやシェブロンが下落した他、ユナイテッド・
ヘルスも反落している。決算を発表したマクドナルドも軟調。一方、好決算を
発表したGEが上昇した他、IBMも上昇。

米宅配大手のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)が商いを伴って下落。
暫定決算を発表しており予想を下回ったことが嫌気。

ナスダックは小幅に続伸。アップルやアマゾン、グーグルが上昇。

スターバックスが大幅高。前日発表になった決算は予想通りだったものの、純
利益は前年比80%超増加しており、サイドメニューの拡充や年末商戦向けの
ドリンク投入で客足が伸びたことを評価しているようだ。アルステッドCOOが
3月1日から長期間の休職扱いになるが、創業者のシュルツCEOは後任に
ジュニパーネットワークス前CEOのジョンソン氏が就任することを正式に発表。

畑違いではあるが、その手腕への期待感も出ている。
ヨガ用品のルルレモン・アスレティカが大幅高。米大手証券のアナリストが投資
判断を引き上げており材料視されている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=241939

4.NY市場、原油先物2月限/金先物2月限 各結果(1/23)

 NY原油先物3月限(WTI)
   1バレル=45.59(-0.72 -1.55%)
 ブレント先物3月限(ICE)
   1バレル=48.79(+0.27 +0.56%)
 ブレント-WTI 3.20(前日 2.72)

 今日のNY原油先物相場は続落。サウジアラビアのアブドラ国王が死去し、政策が
 変更されるのではとの観測も高まったが、新国王に就任したサルマン皇太子が政策
 に変更はないとの意志を示したことで、戻り売りが優勢となった。

 3月限は47ドル台から45ドル台に下落している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=241934

 NY金先物2月限(COMEX)
 1オンス=1292.60(-8.10 -0.62%)

 今日のNY金先物相場は反落。週末ということもあり、このところの上昇からの
 利益確定売りが優勢となった。

 米大手証券が2016年と2017年の金価格の見通しを下方修正したこともきかっけと
 なった模様。

 2月限は1300ドルを下回り、一時1284ドルまで下落する場面も見られている。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=241936

                                  
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