「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

8月第4週 相場展望と予定

2014-08-17 23:54:46 | 相場展望

             
8/11~週の日経平均は、習慣を通しての負け知らずの1週間となった。
世界景気をけん引してきた主要先進国の景気減速懸念はあるものの、地政
学リスクの耐性もでき、NY市場など底堅い動きの中、為替の円高一服が、
相場上昇の系引力になりました。 

結局、日経平均は1週間で約540円上昇(↑3.65%)し15318円でした。

8月第4週(8/18~8/22)の主なイベントと予定は、下記1.の通りです。

大きな経済指標の発表は、ないものの、夏休みを終えた機関投資家が戻って
商いの増加が予想される中、下値は堅そうである。

ジャクソンホールでのFRB議長やECB総裁発言、注目されそうです。

また、企業決算もほぼ出そろい、消費増税の反動減はあるものの、思ったほど
悪くないとの判断から、内需株の物色も想定されます。

日経平均、8月第4週(8/18~8/22)レンジは、15200円~15650円
程度を想定しています。

1.8月第4週(8/18~8/22)主なイベントと予定
 8/18
 日本 ドン・キホーテHD、総医研HD、産業ファンド等 決算
 日本 キリン堂HD、株式移転による新規上場
 日本 シーティエス、1対2株式分割 最終権利日 
  米   8月NAHB住宅価格
 中国 7月新築住宅価格
 EU  ユーロ圏6月貿易収支
 8/19
 日本 あいHD、北川精機、MIDREIT 各決算
  米  7月消費者物価指数
  米  7月住宅着工件数
  米  7月建設許可件数
  米  ホーム・デポ 決算
  英  7月消費者物価
  英  7月生産者物価
 8/20
 日本 7月貿易収支
 日本 7月コンビニエンスストア売上高
 日本 ジャパン・ホテルリート投資法人 決算
   米   FOMC議事録(7/29、30分)
  米   ヒューレット・パッカード、ターゲット 各決算
  独  7月鉱工業生産
 8/21
 日本 タカショー 決算
  米   7月中古住宅販売
  米   7月コンファレンスボード景気先行指数
  米   新規失業保険申請件数(~8/16までの週)
  米   8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
  米   北米7月半導体製造装置BBレシオ
  米   カンザスシティー連銀、ジャクソンホールで年次シンポジウム主催
  中国  8月HSBC製造業PMI速報
  独  8月製造業PMI速報
 EU 8月ユーロ圏製造業PMI速報
 8/22
  米  FRB議長、ECB総裁、ジャクソンホールで講演
  米  ギャップ 決算

2.NY市場、為替/債券 各結果(8/15)

 今日のNY市場は円高の動きが強まっており、ドル円、クロス円は売りが
 強まった。
 
 ウクライナ情勢が再び緊迫化しており、リスク回避的な雰囲気が、市場に
 強まった。ウクライナ軍が、ロシアが人道支援としている車両がウクライナ
 側に侵入したとして攻撃したことを明らかにした。

 ロシアは侵入を否定しているが、一方でNATOはそれを確認していると
 主張している状況で、来週以降も緊張は続きそうだ。
 
 ドル円は102.70近辺まで上昇していたものの、ウクライナの報が伝わると、
 一気に売りが強まり、一時102.15付近まで下落している。
 その後は下げ渋り、200日線がある102.35付近で大方の取引を終えている。
 
 ユーロ円も一時136円台に下落。
 
 一方、ユーロドルは底堅い動きとなった。ファンダメンタルズにポジティブな話は
 無いが、ショートカバーが優勢となっている。

 ただ、根本的なファンメンタルズの改善は何も見られていないことから、ある
 程度上昇すると戻り売りに上値を抑えられるといった状況だ。
 きょうも1.34台に一時上昇したが、押し戻されており、連日、この動きが続いて
 いる。
 
 ウクライナ情勢の悪化はユーロにとってはネガティブ材料だが、きょうのユーロ
 ドルは下落を見せていない。安全通貨として円が一方的に買われた格好で、
 ユーロ売り・ドル売りになっていためとも考えられる。
 
 シカゴ連銀の調査によると、労働市場のたるみが賃金上昇を抑制しているとし、
 もし、労働市場がリーマンショック前の状況であれば、6月の平均賃金は0.5%
 ~1%高かっただろうと分析している。

 フルタイム労働よりもパートタイム労働が好まれる傾向が見られ、この事が賃金
 上昇の抑制に密接に関連している。
 
 雇用期間が1ヵ月以上6ヵ月以下の仕事を探している労働者の割合が非常に
 高く、賃金の下げは、低賃金労働者のほうにより強く働くことから、この傾向が
 拡大すれば、賃金水準を更に押し下げる可能性もあるという。
 
 来週はジャクソンホールでイエレンFRB議長の講演が予定されているが、
 テーマは「労働市場」となっている。失業率が6.2%まで低下し、インフレを
 懸念してFOMC内外から利上げ圧力が高まっているが、議長は表面の数字ほど
 労働市場は改善していないということが平均賃金にあらわれていると、その圧力を
 拒否する可能性もありそうだ。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=226715

 米国債利回り
   2年債          0.407(-0.008)
   10年債        2.340(-0.062)
   30年債        3.131(-0.061)
   期待インフレ率   2.195(-0.028)
                   *期待インフレ率は10年債で算出
 
 今日のNY債券市場、利回りは低下。この日発表された米生産者物価指数が
 インフレ抑制を示したことで朝方は売りが強まった。ただ、その後はロシア軍が
  侵入したとして、ウクライナ軍がロシアの車両を攻撃しており、債券市場は逃避
  買いを強めている。
 
 10年債利回りは一時2.30%台まで低下している。
 2-10年債の利回り格差は+193(前日+199)まで縮小。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=226714
3.NY株式市場 結果(8/15)

 NY株式15日
   ダウ平均      16662.91(-50.67 -0.30%)
   S&P500       1955.06(  -0.12 -0.01%)
   ナスダック        4464.93(+11.92 +0.27%)
   CME日経平均  15325    (大証比:+5 +0.03%)
 
  今日のNY株式市場、ダウ平均は反落。ウクライナ情勢が再び緊迫化して
 おり、きょうはリスク回避的な雰囲気が強まった。
 
 ウクライナ軍が、ロシアが人道支援としている車両がウクライナ側に侵入
 したとして攻撃したことを明らかにした。ロシアは侵入を否定しているが、
 一方でNATOはそれを確認していると主張している状況で、来週以降も
 緊張は続きそうだ。
 
 ダウ採用銘柄はビザやGE、ジョンソン&ジョンソンが下落。一方、コカコーラ、
  マイクロソフトが上昇している。
 
 百貨店の冴えない動きが目立っているが、JCペニーが続落した他、今日は
 ノードストロムが下落してる。5-7月期の既存店売上高が店舗、ウェブサイト
 とも冴えなかった。見通しも予想を下回り、先月発表した男性用衣服のオン
 ラインストア「トランク・クラブ」の買収費用も影響しているという。
 
 ナスダックは続伸。ギリアド・サイエンシズやマイクロソフト、ネットフリックスが
  上昇。 飲料のモンスター・ビバレッジが急伸。
 コカコーラが一部のブランドの交換と同社の17%の株式購入で合意したことが
 好感されている。           http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=226712

4.NY市場原油先物9月限/金先物12月限 各結果(8/15)

 NY原油先物9月限(WTI)
   1バレル=97.35(+1.77 +1.85%)
 ブレント先物10月限(ICE)(終値)
   1バレル=103.53(+1.46 +1.43%)
 ブレント-WTI(10月限)8.21
 
 今日のNY原油先物相場は急反発。ウクライナ情勢が再び緊迫化しており、
 原油は買い戻しが強まった。
 
 ウクライナ軍が「ウクライナ軍がロシアからの車両部隊を攻撃し、武装車両の
 一部を破壊した」との声明が伝わり、市場は再びリスク回避の雰囲気を強めて
 いる。
 
 9月限は前日、200日線を下放れする動きが出ていたが、きょうは200日線
  付近まで戻す動きとなった。
 
 ブレントはきょうから10月限が中心限月となったが、こちらも買戻しが強まって
 いる。               http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=226707

 NY金先物12月限(COMEX)
 1オンス=1306.20(-9.50 -0.72%)
 
 今日のNY金先物相場は4日ぶりに反落。この日発表された米生産者物価指数が
 インフレ抑制を示したことで朝方は売りが強まった。ただ、その後はロシア軍が
 侵入したとして、ウクライナ軍がロシアの車両を攻撃しており、逃避買いから金も
 買戻しが見られている。
 
 12月限は一時1300ドルを割り込む場面も見られたが、後半になって戻している。
                    http://www.gci-klug.jp/fxnews/detail.php?id=226709

 
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