「横浜ザル」の株式投資独り言

株式投資等で資産形成を目指し、ゴールは超億万長者!?
経済動向や日経平均の将来分析、投資銘柄のメモや雑感を綴ります。

4月第3週 相場展望と予定

2018-04-15 23:57:03 | 相場展望

   
4/9~週の日経平均は、リスク警戒ムードが一服して上昇した。米中貿易
戦争について、習近平・中国国家主席が市場開放姿勢を示した事で一気に
リスクが後退した。ただ、週末にかけ、シリアでの化学兵器使用をめぐって
米国とロシアの関係が急速に悪化した事により、上げ幅は限定的となった。

結局、日経平均は、週間で211円上昇の(0.98%)21778円でした。

さて、4月第3週(4/16~4/20)主なイベントと予定は、下記1.の通り。

週末のNY市場、米国が英、仏と協力しシリアにミサイル攻撃を実施した事を
嫌気して小幅安で終了しており、東京市場も、小幅安スタートが想定されます。

また、4/17、首相訪米による日米首脳会談に注目です。日米FTA交渉や
TPP再参加等で進展があるようだと、追い風となる。日米首脳会談が穏健に
終了した場合、日経平均は戻りを試す展開を想定したい。

決算発表は、小売・サービスが峠を越え、ハイテク企業等の決算が本格化して
業績相場にシフトするステップ時期が到来であり、為替が107円台から円安へ
評価なら、週末にかけ、日経平均は22000円を通過点するリバウンド期待が
高まります。

日経平均、4月第3週(4/16~4/20)レンジは21550円~22250円程度
を想定
しています。

1.4月第3週(4/16~4/20)主なイベントと予定
 4/16
 日本 3月首都圏マンション発売
 日本 マネフォワ-ド、サイバーS、古野電、東天紅、近鉄百 各決算
  米 3月小売売上高
  米 4月NY連銀製造業景気指数
  米 NAHB住宅市場指数
  米 2月対米証券投資
  米 バンカメ 決算
  米 アトランタ連銀総裁、講演
 4/17
 日米 日米首脳会談
  米 3月住宅着工件数
  米 3月鉱工業生産
  米 3月設備稼働率
  米 ジョンソン・エンド・ジョンソン、ゴールドマン・サックスG 各決算
  米 クオールズFRB副議長、下院金融委員会で証言
  米 シカゴ連銀総裁、講演
  米 アトランタ連銀総裁、講演
  米 フィラデルフィア連銀総裁、講演
  米 サンフランシスコ連銀総裁、講演
 中国 第1四半期中国GDP
 中国 3月小売売上高
 中国 3月鉱工業生産
  世 IMF世界経済見通し
 4/18
 日本 3月貿易収支
 日本 いちご、ハウスリート、森トラストホテ、 各決算
  米 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  米 3月CB景気先行総合指数
  米 IBM、モルガン・スタンレー、アメリカン・エキスプレス 各決算
  米 クオールズFRB副議長、講演
  米 NY連銀総裁、講演
 4/19
 日露 日露戦略対話(モスクワ)
 日本 BPカストロール、KOA、オリックスJRE 各決算
  米 3月米景気先行指数
  米 米新規失業保険申請件数(~4/14までの週)
  米 フィラデルフィア連銀製造業景況指数
  米 バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、アルコア 各決算
  米 クオールズFRB副議長、講演
  米 ブレイナードFRB理事、講演
  米 クリーブランド連銀総裁、講演
  豪 3月豪雇用統計
  英 3月小売売上高
 4/20
 日本 3月消費者物価指数
 日本 3月百貨店売上高
 日本 光世証、ベクター、東製鉄、エンプラス 各決算
 日本 HEROZ 新規上場
  米 プロクター・アンド・ギャンブル、GE、ステート・ストリート 各決算
  米 シカゴ連銀総裁、講演
  世 G20財務相・中央銀行総裁会議
  世 IMF世銀、春季総会
 4/21
  世 国際通貨金融委員会

2.NY市場、為替/債券 各結果(4/13)

 今日のNY為替市場、ドル円は朝方の上昇から、一転してやや売りが目立つ
 展開となった。

 市場が警戒していたシリア情勢緊迫化については、警戒感が後退しており、
 ロンドン市場からNY市場朝にかけては、ドル買いが優勢な展開に。株高
 なども目立ち、リスク選好の動きが広がった。

 しかし、株高が一服すると、一転して株安債券高(利回り低下)ドル安、円高
 とリスク回避の動きに。
 ミシガン大学消費者信頼感指数の弱さなども一部材料視されたが、発表直後
 反応は鈍く、ドル売り円買いはどちらかというと週末要因が大きいせいか。

 シリア情勢の緊迫化への懸念が落ち着いてきたとはいえ、週末を控えて一部で
 警戒感。週末越えのポジション維持に慎重な姿勢が見られ、NY市場午後の
 調整ムードにつながった。

 ドル円は107円78銭近辺から107円30銭割れまで一時下落。

 ユーロドルも流れはそれほど変わらず、ロンドン市場からNY市場朝にかけて
 ドル買いに1.2307まで下げた後、一転して値を戻し1.2340台とロンドン朝の
 水準まで戻している。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=425983

 米国債利回り
   2年債       2.357(+0.009)
   10年債      2.827(-0.009)
   30年債      3.027(-0.016)
   期待インフレ率   2.143(+0.003)
            ※期待インフレ率は10年債で算出

 今日のNY債券市場、ロンドン市場からNY市場朝にかけて、株高の動きなど
 好感して米債利回りが上昇(債券価格が低下)。リスク選好の動きが強まる
 展開が見られた。米10年債利回りは2.82%前後の水準から2.845%近辺
 まで2.5BPの上昇に。
 もっとも株高が一服し、ダウ平均が前日比マイナス圏へ値を落とす中で、
 リスク回避の米国債買いの流れが強まり、10年債利回りはロンドン市場から
 の上昇分をいったん打ち消す格好となった。典型的なリスク回避の動き。
 引けにかけては、少し利回りが戻ったものの、値幅は限定的なものに留まった。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=425982

3.NY株式市場 結果(4/13)

 NY株式市場13日
   ダウ平均      24360.14(-122.91 -0.50%)
   S&P500       2656.30( -7.69 -0.29%)
   ナスダック      7106.65( -33.60 -0.47%)
   CME日経平均    21765 (大証比:-45 -0.21%)

 今日のNY株式市場、朝方は、シリア情勢緊迫化への警戒感が後退したこと
 もあり、しっかりの展開に。ダウ平均株価は160ドル超の上昇を見せた。
 しかし、上昇一服後は利益確定の動きが優勢に。有事リスクへの警戒感が
 後退したとはいえ、週末越えのポジション維持には慎重な姿勢が見られ、ポジ
 ション調整の動きが広がった。

 ダウ平均株価は一時高値から400ドル超の下げとなり、前日比でも240ドル
 超の下げに。引けにかけて少し値を戻したが、マイナス圏で週の取引を終え
 ている。

 ハイテク関連株が朝からしっかりで、テスラとネットフリックスが市場を主導
 していたが、ネットフリックス株は一時マイナス圏に。アマゾンやエヌビディア
 などが軟調となり、午後にかけてハイテク関連は売りが目立つ展開に。

 ダウ平均採用銘柄は全般に売りが目立つ展開。原油の上昇傾向を受けて
 エクソンモービル、シェブロンといった石油大手がしっかり。メルク、GEなど
 プラス圏推移の株も見られたが、銀行株や航空関連株の売りが重石に。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=425972
 
4.NY市場、原油先物5月限/金先物6月限(4/13)

 NY原油先物5月限(WTI)
  1バレル=67.39(+0.32 +0.48%)

 NY原油は続伸。引き続きシリアを巡る中東の地政学的リスクや、この日
 国際エネルギー機関(IEA)の月報で、前日の石油輸出国機構(OPEC)の
 月報と同様、2月の経済協力開発機構(OECD)加盟国の石油在庫の減少が
 示されたことなどが支援材料となった。ただ、米株式のマイナス推移や、米国
 内の原油稼働中のリグ(掘削装置)の増加などもあり、週末前の利食い売りも
 入りやすく上値も抑制された。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=425970

 NY金先物6月限(COMEX)
  1オンス=1347.90(+6.00 +0.45%)

 NY金6月限は反発。時間外取引では欧米のシリアへの対応待ちでもみ合い
 となった。日中取引ではユーロ高などを受けて地合いを引き締め、堅調だった。
http://klug-fx.jp/fxnews/detail.php?id=425968


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