再現可能な勝ちパターンを考える | エナフンさんの梨の木

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ピーターリンチをお手本とした初心者でもできる長期投資法を日々研鑽しています。

話を元に戻します。


驚くような成長株には「再現可能な勝ちパターン」が存在する。

逆に、「再現可能な勝ちパターン」を保有する銘柄を見つければ、

大化け株を手に入れるチャンスが広がるだろう。


ということで、

もう少し「再現可能な勝ちパターン」について考えて行きたいと思います。


まずは分かりやすい例ということで以前の記事を貼り付けます。


旧)エナフンさんの梨の木「再現可能な勝ちパターン」2010.9.10

http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-637.html


この記事はもう4年も前のものですね。

成功例として上げている企業で、


その後も気持ち良く騰がっているのは

ユニクロ(ファーストリテイリング)の3~4倍くらいなもんで、


後は、ニトリが1.5倍。

しまむら、カッパ微増、西松屋は横ばい、

ヤマダ電機と任天堂は半値です。



このパターンは成長の限界も読みやすいですね。


要は、国内市場を完全制覇してしまうと、もう成長の余地はない為、

その後は、横ばいかせいぜい微増となってしまうのです。


一方でユニクロは世界に飛び出した分、さらに伸びていますね。


小売り・外食・サービスの場合、1.国内市場編、2.海外市場編と

ステージが2段階あります。


1で終わっても、日本制覇に成功すれば10倍高までありますが、

2のステージに行くことができれば、さらに10倍高まで見えてきます。

(つまり夢の100倍高だ!!たった100万円で億り人。

よくそんな株を手に入れるのは宝くじに当たるようなもんだという表現をする人がいるが、

断言しても良い。宝くじよりは狙って当てられる可能性が遥かに高い。)


また、任天堂は私の不安通り(よくあの一言を書いておいたもんだ。)、

人々がスマホでゲームするようになってからは完全に失速しています。

(このまま、負け続けるかどうかは分からない。念の為。)


こちらは大前提が変わったんですね。


人々がゲーム専用機で遊んでいる限り、

任天堂は成長を続けたのですが、

時代はその成功モデルとは違う方向に進みました。



成長企業の成長が止まる時について


1)もう成長する余地が無くなる

2ビジネスモデルの大前提が崩れる


という二つの理由が理解できます。



後は

3)強力なライバルが次々に登場して競争が激しくなり利益が取れなくなる

というケースもありますね。


家電や牛丼チェーンがソレですが、

これは大抵1)との合わせ技でやってきます。


もう成長余地はどれほどもないのにライバルばかりが増えてくる、

もしくはライバルが増えた結果、直ぐに市場は飽和し成長余地がなくなる。


こんな兆候が見えたら、つまり「売り」です。




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