相場格言に、「もうはまだなり。まだはもうなり。」ってありますよね。
「もう、そろそろ売り時かな・・・。」
等と思った時、
実は、後で振り返ると、
「まだまだ騰がり始めだった」
逆に
「まだまだ、行ける!!」
と思っているような時に限って、後で振り返って見ると
「あの時こそ、もう、売り時だった」
というすべての投資家が必ず経験する、
あの、とても残念な判断に対する相場格言です。
けど、この相場格言って、実践では使いづらいですよね…。
まだと思えば、もうだし。
もうと思えば、まだだったら、
常に自分の考えが間違っていることになります。
最近、こんなことに気づいたんですね・・・。
これまでは、「まだ」と思う時には、あえて「もう」という反対の考えを入れろ!!
逆に「もう」と思う時は、あえて「まだ」という考えを入れて両面から検討しろ!!
という解釈をしていたのですが、
そもそも、「もう」とか「まだ」等と株価の天井や底を探る時点で、
ファンダメンタリスト的には大きな問題があって、
「頭と尻尾はくれてやれ」の発想が重要で、
タイミングじゃない何か
つまり、私の場合は、株価が高くなりすぎるか、成長が止まるか、他に良いのが見つかるか
を根拠として投資すべきだと
そんなことを教えてくれる相場格言に思えてきたのです。
本日も、参考になりましたら、
クリックの方もよろしくお願い致します。
当ブログは、長期投資法について解説することを主目的としています。
その中で、参考資料として特定の企業や市場動向についても情報を提供しますが、
仮にこれらの情報に基づいて投資判断をし、 結果的に損失を被ったとしても、
当方は責任を負いかねますのでご了承ください。
株式投資に関する意思決定や実際の売買に当たっては自己責任でおねがいします。
また、このブログでとりあげる個別銘柄への長期投資法は
個人的な性格や能力、生活環境等によって向き不向きがございますので、
誰もが簡単に勝てるような投資法でない事を前提にお読みください。