南風一の世界

　　　ＬＩＦＥ　ｏｆ　ＭＹＳＥＬＦ　　ｂｙ　南風一

家族のため
家のため
生活のため
色々なタメがある

これまで自分の為に生きたことがあったか？

若い頃はそんなことに思い至ることもなかったから
自分のためだけの生活をしていたのだろう
何の制約もなく
自分が生きて行くだけのことを考えていた

いつからかな？
生活が一変したのは？
思い付いても身動きならない
職場を変わることは愚か
身銭を切って専門知識を身に付けることもなくなった

楽な日常と
何のスキルアップも知識アップもしない生活
趣味の考古学といっても直接発掘作業に携わるわけではないので
仮説を確かめることも叶わない

自分だけの暮らし
定年を迎えただけで暮らしが一変するわけではない
いつまで定年になれば自分だけの暮らしができると
楽天的に思い込んでいるのだろう？
そんな風に勘違いできるから
現在を生きていられるのかな

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