子どもにも分かる言葉で…
先週、近所で刃物を持った男が暴れる事件があったのですが教え子のお母さんから、
師範ならそんな相手を制圧する事が出来るんですよね?
と言われ、一瞬言葉に詰まったあとハイ、出来るはずです!と答えた支部長です。
こんにちは!
さて、今日は支部長が空手を指導する時に気をつけている事をお話ししたいと思います。
今から18年前に道場を開設した時、私の補佐役としてずっと一緒に子どもたちに空手を指導してくれていたD口指導員と言う青年がいた。
D口指導員は正確に言うと私の弟弟子になるのだがいつも私の事を先生、先生!と呼んで慕ってくれていたのだ。
のちに小学校の教諭になったD口指導員なのだがその彼から稽古の後にある助言をもらった事がある。
先生、子どもたちは先生の言葉を半分も理解していないと思います。
D口指導員は我々大人が普通に使っている言葉では子どもに通じていないと言うのである。
漠然と構えるな!
お前ら2人は技が拮抗してるよな?
躊躇なく突け!
確かに小学生にそんな事を言っても半数以上分からないのは当然なのかも知れない。
だが、ついつい大人と話す時と同じような言葉で子どもたちにも接してしまう…
そのすぐ後、小学3年生拳士に
それは自分にとって不利な体勢やぞ!
と注意したら、
えっ、プリンなたいせい?
と返されてから、こりゃいよいよ子どもにはかみ砕いて話さなければならない。
そうつくづく感じてしまったのだ。
これぐらいの言葉は子どもでも理解出来るやろ?
それは大人のエゴなのである。
サンキュー ベンジョマッチ!
どんなオチやねん…
本日の支部長の一言
語彙を増やす1番の方法は 読書を習慣にする事なり!