しおれた花を見ている | 月末の勇者達へ  吟遊詩人の詩

しおれた花を見ている

子猫の顔を舐めている 母猫の向こうに

命の掟を見ている 宇宙の意思を見ている

摂理に逆らう程に 滅んだ街や民を見ている

母猫のしぐさの中に 自然の掟を見ている



求めれば与えられる

素直なら受け入れられる

愛情さえ真直ぐに見られないのは

その両手に抱えた疑いのせいさ

摂理に逆らう程に 滅んだ街や民を見ている

母猫のしぐさの中に 自然の掟を見ている



種を残しながら しおれた花を見ている

命の掟を見ている 宇宙の意思を見ている

摂理に従いながら 滅んだ街や民を見ている

しおれて逝った花に 自然の偉大さを見ている



出会うには意味があって

去る人にさえ訳があって

自分だけが傷んだって思うのは

覚悟する怖さを知らないからさ

摂理に従いながら 滅んだ街や民を見ている

種を残しながら しおれた花を見ている



出会うには意味があって

去る人にさえ訳があって

自分だけが苦しいと嘆くのは

受け入れた人の痛みに気がつかないからさ

摂理に逆らいながら 滅んだ街や民を見ている

種を残しながら しおれた花を見ている



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