夕暮れの散歩 | 月末の勇者達へ  吟遊詩人の詩

夕暮れの散歩

夕暮れ 

秋の匂いのする風に吹かれながら

連れ合いと 散歩する

何気ない話を交わしながら のんびり歩く

 

幼い日 祖母に手を引かれ

肉は肉屋さんで 野菜は八百屋さんでと

一品づつ 街を歩き巡る買い物に ついて行った あの日のように

 

少年の日 放課後の部活動の帰り道

家々の台所から 夕餉の匂いがした あの日のように

 

ひとつ また ひとつ

路地の街灯に明かりが灯り

沈みゆく 太陽が

低く流れる ちぎれた雲の向こうから 

最後の力で 大空を赤く染める頃

 

連れ合いと 散歩する

何気ない話を交わしながら のんびりと歩く

 

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