らくがんの休日

神獣ヴァ・ルッタを止めに、シド王子と貯水湖へ向かいます。
作戦は、シド王子がリンクを背に乗せてヴァ・ルッタへ近付き、
リンクが肩の装置に電気の矢を射込む、というもの。
弓、苦手なんだけど大丈夫かしら？

貯水湖へ到着。
ヴァ・ルッタを見て驚きました。
巨大な象が鼻から水を噴き上げてるよ・・・・。

すっごい大きい。
例えるなら私がイメージしていたのがモビルスーツサイズの神獣だとしたら、
実物はそれを何機も載せられる母艦クラスだった、的な。
肩と言っていたけど、４本足の付け根にそれぞれ赤く光る装置があり
その装置のやや下あたりから大量の水が滝のように落ちている。
シド王子が滝の下まで泳いでいくので、滝を遡った勢いで空中高くジャンプし、
パラセールを開いてゆっくり落ちながら、電気の矢で装置を射貫けって事でした。
４箇所射貫いたら成功。
うん、ムズい。

１回飛び上がって矢を射たら、成功・失敗にかかわらず相手の攻撃ターンが入ります。
氷塊を出して飛ばしてくるので、古代アイテム・アイスメーカーで破壊。
全部破壊すると矢を射る順番になります。
破壊に失敗して氷に当たってしまうともちろんダメージ。
しかも、シド王子は４本の足を全部泳いで回るので、その足が終わったかどうかは
飛び上がった時に見て覚えておいて、スルーか飛ぶか自分で判断しないといけない。
矢、足りるかなと思ったけど、ここにくる時点で30本くらい持っていたので
大丈夫でした。

雨が止み、空が晴れ渡り、象の横腹あたりに水から上がれる足場が現れました。
シド王子が足場にリンクを残し、「ここからがそなたのやるべき事なのだろう」
と激励して去っていきました。
ミファーの声で「まずマップ情報を入手して」と、場所が示されます。
象の中に入ります。
地下に１階、入口からは５層吹き抜けの広々した空間。
内部は魔に侵された赤黒い場所と化しています。

まず１階から。
しかし、ここで１つの大きな失敗。
ミファーの示した地図情報の端末がある部屋があったんですが、入口が閉ざされていて、
かつ、同じフロアに制御端末があったので、先に制御端末を操作してしまったのです。
それはそれで構わないんだけど、簡単に制御端末が動かせてしまったから、
４つある制御端末をすべて動かしたら入口が開く、と思い込んでしまったんですね。
２つめまでは簡単に操作できた制御端末。
３つめがどうにも動かせない。
ぐるぐる迷って、あらゆる手段を講じてみて、結局ダメでスタート地点に戻ってみた。
ここで家族が地図情報の部屋の入口を開く方法があるんじゃないかと考え、
それが正解。
そして３つめ以降は、地図情報が手に入っていないと絶対できない状況でした。
象の鼻が動くんだよねー。

４つの制御端末を起動させ、地下のメイン端末へ。
動かそうとすると、水のガノンカースが現れてボス戦です。
ミファーの声で「私はこれに倒されてしまったけど、あなたなら勝てる。頑張って」
と応援されてスタート。
王様やインパに「神獣を乗っ取られた」と聞いた時に、
魔の力で洗脳とかされたのかと思っていたんですが、神獣を操船していた内部に
侵入されて、戦って物理的に盗られちゃったのねと解りました。

床があるうちは、攻撃をバックジャンプでかわしてラッシュ。
おぉ、ライネル相手に無駄に費やした時間がいま役立ってる！
ライネルに比べたら、このヒトの方が全然ラッシュ入りやすいよ。
床がなくなってからは、弓攻撃で電気の矢と爆弾矢を射込む。

勝利するとミファーの魂が現れます。
ミファーはヴァ・ルッタを操る英傑だったが、乗っ取られて殺されてしまったのです。
ミファーとの思い出が甦ります。

まだ戦いの始まる前のこと。
癒しの力を持つミファーは英傑として選ばれ、リンクの力になれることが嬉しかった、
どんなに困難な戦いでも、あなたの傷は私が癒す、
この戦いが終わったら、子供の時のようにまた一緒に遊べたらいいね、と
２人きりで話した時間。

「昨日まではずっと泣いていた。
　これから永遠に１人きりで、ルッタの内部に捕らわれて過ごすのだと。
　あなたが救ってくれた。
　私の力をあなたに・・・・」
そう残して、ミファーは消えていきます。

メイン端末を起動させ、象から降りるリンク。
ミファーの魂はルッタを操って近くの山頂に登り、そこからハイラル城へ向けて
赤い光線を放つのです。
「ルッタ、貴女と共に、私はリンクがガノンを倒す時に、その助けとなる。
　ガノンを封印したら私達の役目も終わる」
そして最後に呟くのです。
「もし許されるなら、もう一度お父様に会いたかった。心配ばかりかけてごめんなさい」

ミファーが健気で、涙なくしては見られないイベントでした。
そして、後に王様の石碑を見た時に、王様がミファーを英傑として行かせた事を
ずっと後悔していた、あの娘は悔いがなかったのだろうかとあって
その時もまた泣く。
ミファーの最後の言葉を伝えてあげたい。
そして全く余談だけど、象ルッタって雌なのね。


そしてイベント終了後に、「英傑ミファーの祈り」というアイテムが手に入ります。
力尽きた時に自動的にハート全快で回復できる、というもの。
オン・オフの切り替えができて、デフォルトではオン。
後にザコ戦で死んだ時に、妖精さんを使った時のように生き返って、
なおかつハートの上限を５つくらい超えて黄色いハートが追加されていました。
もちろん、重要アイテムだからなくならない。
つまり何度でも使える。

うーん・・・・・。
すっごいアイテムだけど、こんなゲームバランスを破壊するようなチートアイテム、
序盤に手に入っていいのか？

考えた末にオフにしました。
ごめんね、ミファー。
でも今のリンクがこれを使ったら、アイテムに頼ってしまって勇者として成長できない。
本当に必要な時に、きっと使わせてもらうから。
温かい目で成長を見守っていてください。

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