というわけで、
夫(英国人)、
無事出張から帰還。

何かしら、
夫のつかの間の不在というのは
配偶者としての私の心を広くしますね。

この出張を利用して
私は割と真面目に家の大掃除をして
帰宅した夫の第一声も
「うわあ!この2週間、
君はすごく忙しくしていたんでしょう、
どこもかしこも完全に
整理整頓されているじゃないですか!」
であったのですが。

一瞬目を離した隙に
何故『何も上に載っていなかった』棚に
変なビニール袋が置かれているのか。

「ああ、それは君への
お土産を入れてきた袋ですよ」

なるほど、そうか、それはありがとう、
じゃあ気がついたら台所に散乱している
この見慣れぬ瓶だの袋だのは?

「それが君へのお土産ですよ、
君、オリーブとか
ドライトマトとか好きでしょう?」

ええ好きです、どうもありがとう、
それはさておきそうすると
いきなり寝室中に散らばったこの
湿った衣服の山は何事ですか?

「君に洗濯の手間をかけさせたくなくて
昨日実家で自分の汚れものを洗ったんですけど
天候がイマイチだったから
乾ききらなかったんです、だから今
そこでそうやって干しているところ」

そうかあ・・・

本当に君はいい夫だ。

だから私も洗面所の窓の桟に
どっかり置かれた君の洗面具入れや
玄関に一見投げ出されたかのような風体で
そっと陰干しされている君の靴や
ソファのわきに積み上げられた
君の書類の山に
文句を言ってはいけないよね・・・

うん、大丈夫、私、君のこと好きだし・・・

愛と怒りでは愛が勝る
今週の私なのでした。


夫はこの出張で2キロ重くなったそうです

「そうですね、
心当たりといえばあれですかね、
ビールが美味しい季節だったので
つい飲み過ぎたというか、
晩御飯が『ビール4杯』みたいな日が
2日くらいはあったりもしたせいですかね」

今週は野菜中心のメニューで攻めます

まあ丸い夫も可愛いんですけどね

そんなことは聞いていません
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