というわけで、まずは家探しの話。

家探しに本腰を入れたのは
ここ2、3年のことでした。

その前から新聞やネットの
不動産情報はそれなりに
気を付けて見てはいたんですけど。

「物件サイトで情報を見つけて
不動産屋に連絡を入れて
該当物件の詳細を送ってもらって、
で、これは!という物件に
実際に足を運んだ数が・・・
どれくらいかね、いろんな家を
100軒は見て回ったよね」
私の言葉に夫は頭を横に振り
「200軒は見て回りましたよ」

もう本当に、自分でも
何をしていたのかと思います・・・

いえ、ですけど、もともと私、
人生設計に『一軒家を購入』が
選択肢としてなかったんですよ。

それを言ったら実は『結婚』も
現実味のある未来としては予想しておらず、
自分は生涯独身で賃貸生活だろうな、と・・・

だって都内で独身で持ち家って
ちょっと色々大変そうじゃないですか!

(都内独身持ち家アリの
ガッツある皆様すみません、
上記の意見は若かりし頃の私の
漠然とした印象に基づく発言を
再現したものです)

いえ、ですから
何を申し上げたかったのかというと
そもそも自分の中に
『理想の一軒家』のイメージがなく。

なお結婚してからこっち、
我々夫婦はいわゆる
『3K』間取りの部屋を借りていまして
(キッチンとバス・トイレのほかに
部屋が3つある、という・・・
これ、『3K』でいいんですよね?)。

「私は実はこの部屋に
何の不満もないんだよな、
なあ、引っ越しというのは
どうしてもしなくては
ならないものだろうか?」
家探しの旅の途中で
何度もくじけた私に夫はいつも
「妻ちゃん、冷静に本棚を見てください。
僕たちの本には新たな住処が必要です」

「それはわかるんだが・・・」

「あとね、妻ちゃん、君の夫には
庭が必要なんです。
僕は土いじりをしたいんです。
朝夕時間のある時に
『自分の庭』を歩き回りたいんです。
これは切実な渇望なんです」

というわけで、
夫の希望は『庭のある家』。

私の希望は
『なるべくなら南向きの家、
少なくとも南向きの窓のある家』。

庭付きで南向きの家なら
そこらへんにごろごろと
売りに出されていると
思われますでしょ?

それが微妙にそうでもない!

そしてまた我々も
庭があって南向きの家なら
何でもいいのかというと
またそれもそうではない!

我々行く道は
果てしなく遠かったのであった・・・


ちなみに個人的には
こんな家が私は好きです

いいよね


まあこれは値段的に我々には
手が出ないレベルの家だがな!

あ、ちなみにこの家は
売り家ではなく
某観光地にあったお宿です

私の記憶が確かならば
この家はそれに
南向きではなかった気がする

なぜ家を南に向けないんだ

英国人建築家の感性は
私にはよくわからぬ
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