我が家の庭に泥棒が出ました。
果物盗人の侵入を防ぐため
グースベリー（セイヨウスグリ）の周辺に
張ってあった網をくぐり抜け
夏の僥倖、緑の大真珠を
思うさま貪りたかった、というのが
犯行動機であると推察されておりますが、
犯人は侵入にこそ成功したものの
退出経路の確保を怠りこのような状態に。
写真ではわかりにくいかもしれないのですが
一昔前のディズニーアニメでこういう場面が
あったよね・・・という勢いで、正面から
網に突っ込み跳ね返される、という行動を繰り返し。
このままでは被害がグースベリー本体だけでなく
保護網にも及んでしまう、と網を持ち上げ
犯人を逃がしてやったところ、
外で見張り（？）をしていた仲間とともに
文字通り一目散に走り去っていく泥棒集団。
まったく油断も隙もあったものではありません。
まあこれは旬のグースベリーは
それだけ美味しい、ということの証ですね。
というわけでグースベリー。
わが家の消費方法は主に２つで、
第一はわが夫（英国人）の大好物
グースベリーパイ。
『ショートクラスト』と呼ばれるパイ皮で
グースベリーを包みオーブンで焼く。
第二が今回の主題
『フール（Fool）』と呼ばれるデザートです。
作り方を簡単に説明しますと：
グースベリーなど、ベリー系で
生で食べるより加熱したほうが
甘みが出るフルーツを煮たものと
カスタードを混ぜ、冷やす。
以上。
フルーツとカスタードの比率は
１対１．５くらいでしょうか。
カスタードは通常より『かたく』作ります。
果物煮とカスタードを混ぜる時は
私は素直にバーミックスを使います。
ベリーの粒粒感を残しつつ、
舌触りはあくまでも柔らかく・・・
英国伝統のデザートらしいのですが
夫（英国人）の実家で
これを初めて口にしたときは正直
その未知の食感と味に驚きました。
義母のレシピは『甘さ控えめ』で
なんというか素直な感想は
『粒々した酸味のある果物クリームが
ぷるぷると軽くかたまったもの』で
「・・・これは体にいいんですか？」
と思わず尋ねたくなる味というか。
しかし人間慣れるもので
今の私はかなりのフール好き。
あれです、『フルーチェ』ってあるでしょう？
あれの甘さを極限まで抑え、
果物の酸味をきかせたものをご想像ください。
もちろん家庭によっては
『フルーチェ』以上に甘いフールを
食卓に出している可能性はございます。
私のフールはあくまでも
夫の実家の味をかたくなに
守っているのでございます！
あら嫌だ、突然の良妻宣言？
実を申せば私は『甘い物』に
それほどのこだわりを
もっていないだけだったりするのですが、
そんなわけでこの夏、目新しいデザートを
試してみたいそこの貴方、
フール、おすすめです。
生クリームをかけて
お召し上がりになるといっそう美味です。
夫の実家ではグースベリーのほか
ブラックベリーや
ブラックカラント（クロスグリ、カシス）を
フールにします
ストロベリーやラズベリーは
フールにはせずそのまま食べる方針
しかし味覚というのは変わるものですね
結婚前の私に予言の鳥が
「お前は今から１０年もしないうちに
フルーツフールが大好きになるナリ。
自分でもせっせと作ってしまうナリ」
と歌いかけてきたら
「こんな奇天烈デザートを
私が好きになるわけないだろう、
義理で食べているんだよ義理で！」
と躊躇なく焼き鳥コースでした
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泥棒といえば：
果物盗人の侵入を防ぐため
グースベリー（セイヨウスグリ）の周辺に
張ってあった網をくぐり抜け
夏の僥倖、緑の大真珠を
思うさま貪りたかった、というのが
犯行動機であると推察されておりますが、
犯人は侵入にこそ成功したものの
退出経路の確保を怠りこのような状態に。
写真ではわかりにくいかもしれないのですが
一昔前のディズニーアニメでこういう場面が
あったよね・・・という勢いで、正面から
網に突っ込み跳ね返される、という行動を繰り返し。
このままでは被害がグースベリー本体だけでなく
保護網にも及んでしまう、と網を持ち上げ
犯人を逃がしてやったところ、
外で見張り（？）をしていた仲間とともに
文字通り一目散に走り去っていく泥棒集団。
まったく油断も隙もあったものではありません。
まあこれは旬のグースベリーは
それだけ美味しい、ということの証ですね。
というわけでグースベリー。
わが家の消費方法は主に２つで、
第一はわが夫（英国人）の大好物
グースベリーパイ。
『ショートクラスト』と呼ばれるパイ皮で
グースベリーを包みオーブンで焼く。
第二が今回の主題
『フール（Fool）』と呼ばれるデザートです。
作り方を簡単に説明しますと：
グースベリーなど、ベリー系で
生で食べるより加熱したほうが
甘みが出るフルーツを煮たものと
カスタードを混ぜ、冷やす。
以上。
フルーツとカスタードの比率は
１対１．５くらいでしょうか。
カスタードは通常より『かたく』作ります。
果物煮とカスタードを混ぜる時は
私は素直にバーミックスを使います。
ベリーの粒粒感を残しつつ、
舌触りはあくまでも柔らかく・・・
英国伝統のデザートらしいのですが
夫（英国人）の実家で
これを初めて口にしたときは正直
その未知の食感と味に驚きました。
義母のレシピは『甘さ控えめ』で
なんというか素直な感想は
『粒々した酸味のある果物クリームが
ぷるぷると軽くかたまったもの』で
「・・・これは体にいいんですか？」
と思わず尋ねたくなる味というか。
しかし人間慣れるもので
今の私はかなりのフール好き。
あれです、『フルーチェ』ってあるでしょう？
あれの甘さを極限まで抑え、
果物の酸味をきかせたものをご想像ください。
もちろん家庭によっては
『フルーチェ』以上に甘いフールを
食卓に出している可能性はございます。
私のフールはあくまでも
夫の実家の味をかたくなに
守っているのでございます！
あら嫌だ、突然の良妻宣言？
実を申せば私は『甘い物』に
それほどのこだわりを
もっていないだけだったりするのですが、
そんなわけでこの夏、目新しいデザートを
試してみたいそこの貴方、
フール、おすすめです。
生クリームをかけて
お召し上がりになるといっそう美味です。
夫の実家ではグースベリーのほか
ブラックベリーや
ブラックカラント（クロスグリ、カシス）を
フールにします
ストロベリーやラズベリーは
フールにはせずそのまま食べる方針
しかし味覚というのは変わるものですね
結婚前の私に予言の鳥が
「お前は今から１０年もしないうちに
フルーツフールが大好きになるナリ。
自分でもせっせと作ってしまうナリ」
と歌いかけてきたら
「こんな奇天烈デザートを
私が好きになるわけないだろう、
義理で食べているんだよ義理で！」
と躊躇なく焼き鳥コースでした
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