我が家の庭にある花や木は
基本的に前の住人が
残していってくれたものです。

くんくん


この花もその一つで
どうやらこれはバラ、
『原種』に近い品種らしいです。

(なおご覧のとおり私の園芸知識は
バラを『どうやら』とか言っちゃうレベルです)

今年は夏が遅かったせいか
花の時期を迎える前にわさわさと
葉と茎が伸びすぎて大変でした。

匂いも良いので雨の降っていない日は
毎朝茂みに近づいて
くんくんやっている私ですが
花の中にはたいてい
先客マルハナバチ君
(濃紅色の花粉団子つき)がいます。

ぶんぶん


このバラの近くにはいくつか
『改良種』系のバラもあり、
そのうち一つは花のつぼみを
早くからつけてくれてはいたものの、
何故か気がつくとそのつぼみが
半分焦げたようになっていて。

花弁の周囲に黒があるでしょ


これは何かの病気かしらと心配しておりましたら
その後つぼみ時代の不具合が嘘のように
元気よく大輪の花が咲きました。

でも咲くと立派


でも次のつぼみはまた
焦げが入った見た目なのです。

謎です。

謎といえば我が家の前庭には
『クレマチス』という札のついた
大きな鉢が置かれていまして、
私は当然ここから生えてくるのは
クレマチスに違いないと
日々その成長ぶりを愛でておりました。

しかしある日わが夫(英国人)が
「あの鉢から生えているのは
あれはクレマチスじゃないですよ」

えっ?

「だって立派な緑の葉が出ているぞ」

「残念ながらあれは雑草ですよ。
クレマチスの葉っぱはあんなじゃありません」

「新種かもしれないじゃないか!」

ちょっと!

当ブログをお読みの植物博士!

これはクレマチスの新種ではございませんかっ?

確かに羊歯っぽいですけど


諦めの悪い私を
夫は庭の反対側に連れて行き
「いいですか、これがクレマチスです、
これがクレマチスの葉っぱの形です」

・・・うーん


でも・・・

でも新種ならさ・・・!

クレマチスもハチに人気でした。

ハチは可愛いね


夫曰く、ハチのいる庭はいい庭だそうです。


だってあの鉢植えの中身が
クレマチスじゃなかったら
私はあの鉢の中のシダ的植物を
今後どう扱えばいいというのよ

つかシダの根元に何やら
巨大な球根上の物体が目視できるんですけど
あれはクレマチスの球根でいいのかしら?

洗って日に干せば再利用できるかしら?

園芸道の奥は深いですね
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