・・・昨日の、というか一昨日の
アクセス数が何か
おかしなことになっているんですが、
当ブログ、どこかの掲示板で
『さらされた』りしたんでしょうか・・・

初雪の記事なんですが
何か炎上要素はありました?

あ、焚火ネタだけに燃え上がったとか?

・・・驚きのあまりセンスが
昭和一桁おっさんレベルに・・・

というわけで、本日は平成の
北国おっさんの話でございます



我が家の夏の居候、
種牡羊(通称:おっさん)は
今週中に休養期間を終了、
現場に復帰することになりました。

とてもおっさんらしい面構え


現場というのはつまり
妙齢のお嬢さん羊たちが
おっさん羊たちに
黄色い声援を挙げる準備を
万端整えた冬の大地に
満を持して登板、と、そういうことです。

(よくわからない)

無防備な後姿


一部おっさんは開幕を前に
少々早めにウォームアップを済ませてしまい、
しかし先日もお伝えしましたように
そこに無慈悲なる初雪が到来。

1頭、今、肺炎を起こしています・・・

(現在飼い主さんが必死に看病中)

羊というのはどうやら本当に
内側からの体温の変化に弱い
生き物らしいです。

その風貌から新人(今年生まれ)ではなく
ベテラン選手(種牡羊としてすでに
数年間勤務済)と思われるおっさんたちは
夏の間近づくことのなかった
西側フェンスに最近たむろし、
フェンスの向こう側にいる
ぴちぴち(死語)羊娘たちを
朝から晩まで飽きることなく
ねっとりと眺めまわしております。

柵の向こうのかわいこちゃん


いえ、飼い主氏が数週間前に
フェンスの向こう側の牧草地に
若羊娘を大量に移動させましてね。

わが夫(英国人)いわく
「たぶんあの娘さんたちからはとても
いい匂いがしているんだと思います」

おっさん羊たちは一心不乱に
スーハー、スーハ―みたいな音を
口を開けて立てておりまして、
さすが中堅選手は
最終調整に余念がない!

口を閉じろ、口を


雄同士でお互いの背中に乗る
いわゆる『オスオス行為』は
ここにきてなりをひそめ
来たるべきその日に向かって
おっさんたちは静かに
気合を入れ直している模様。

ガングロ少年


なお、我が家の敷地にいるおっさんたちは
風貌こそごつく『何やワレ』的ではありますが、
気性はとても優しい羊たちだそうで、
と申しますのも先日とある農場経営者と
立ち話をする機会があったのですが
彼女の牧場ではこの時期一番の頭痛の種は
『オスヒツジ同士の大喧嘩』だそうで
「去年なんかね、私の手持ちオスヒツジの中で
『一番いい』オスヒツジが喧嘩に巻き込まれて、
首の骨を駄目にして顔が後ろを向いちゃったのよ!」

オスヒツジの喧嘩というのはいわゆる
頭突き一本勝負。

この場合の『いい羊』というのは
『体格がいい』ことを意味するわけですが
頭突き勝負において有利なのは小柄な方。

「今年はまだそこまでの問題は
生じていないんだけど
流血の事態なんて毎日のことよ。
もちろん喧嘩が起きないように
私だって気を付けているんだけど・・・」

雨に濡れて少し細身のおっさん


我が家のおっさんはいいおっさん。

雄同士今は仲良し


あと数日でお別れとは
なんとも悲しいことでございます。


ひつじ年も後もう少しで終わりですね!
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