大きな猫ですね、と言われることの多い

我が家の白黒猫サンストリーカー君。

 

 

猫の肥満は飼い主の責任、と

年に2回の健康診断ではいつも獣医さんに

その旨相談している健気な私ですが

(姑息に自己保身を図っているともいう)

お医者さんの答えは毎回決まって

「心配しなくていいですよ、

この子は体格がいいから大きいだけです。

太りすぎということはないですよ」

 

あらそうですか、ほら、私、

心配性というかペットの健康に

ついいつも注意を払っちゃう

優良飼い主なものですから!

というこの白々しいお決まりのシナリオが

今回の春の検診では破棄されました。

 

「サンストリーカー君、

体重6キロ超えていますね」

 

・・・えっ?

 

「いやいやいや、その子は

太って見えても実際の体重は5.5キロ、

というか適正体重が6キロ手前の子のはず、

あれ、もしかして太りすぎちゃっています?」

 

「ええ・・・6キロはちょっと重すぎですね。

これまでの5.5キロが理想体重です」

 

いつの間にそんなことに。

 

隣に立っていた夫(英国人)も首をひねりつつ

「夏に体重が増えるというのは

理解できるんです、うちの猫は外で

小動物を狩っておやつにしていますから。

でも冬はそういうおやつがなくなる時期なのに・・・」

 

しかも大猫サンストリーカー君の

隣にいるからわかりにくかったものの

黒猫サイドスワイプ君もこの半年で

実はこっそり増量していたことも明らかに。

 

 

何故!

 

夫との鳩首協議の結果

猫のおやつとなるネズミの数が減った

去年の秋以降、我が家の猫たちは

その旺盛な食欲を私と夫のふたりに

それぞれ朝食をねだることで

解消していた模様であることが判明。

 

「えっ?朝の食事やりは私の仕事だろ?

君が仕事に出た後に

猫たちは私のところに来て

『そろそろゴハンを食べさせて』って

態度を見せるんだから」

 

「違いますよ、僕は朝一番にまず

彼らの餌皿に餌を入れていました!

君へのその態度はおかわりの要求です!」

 

つまりこの半年間、彼らは

朝ご飯を2度、つまり通常量の2倍

毎日かっくらっていた計算に・・・!

 

猫、恐るべし・・・!

 

6か月の間すっかり猫たちに

たばかられていた我々は

以来心を改めております。

 

餌やりは私の仕事。

 

猫の何が本気で怖いかと申しますと

この決定を我々が下したその直後から

彼らは夫に餌をねだることを止め、

お腹がすくとこれでもかの媚態を

だけに見せるようになったのです。

 

かつて出したことのない

可愛い声を喉から振り絞って

魅惑のポーズを決める猫たち。

 

「・・・なんというか本当に

頭のいい動物だよな、猫は」

 

「僕のことなんか頭から無視して

君の目だけをまっすぐに見て

自分の魅力を誇示していますものね」

 

多少太り気味ではあるものの、

2匹とも特に健康上の

問題はないとの診断結果でございました。

 

このまま元気な猫であって欲しいものです。

 

 

まあサンストリーカー君は

とある問題を診察時に秘匿していたことが

その5時間後に明らかになったわけですが

その話はまた明日

 

お食事中注意な内容になるのでよろしくね

 

体重管理が得意な貴方も

不得意な貴方も

お帰りの前に1クリックを

人気ブログランキングへ