答え合わせの時間がやってまいりました。

 

昨日のクイズ、

『問題:この器械(道具)は何でしょう』

 

 

答えは『プラウ』でございました!

 

・・・え?『プラウ』といきなり言われても、

というそこの貴方、そうですよね、

そんなカタカナを突然

投げつけられても困りますよね、

英語の綴りは『Plough』でございます。

 

読者の皆様をますます

混乱させて喜んではいけない。

 

さて真面目に答えを申し上げますと

『プラウ』とはすなわち、

日本語で言うところの『スキ』、

漢字で書くと『犂』・・・同じ発音の『鋤』は

これとは違う農具を指すのだそうでございます。

 

今回の正解である『犂(スキ)』は

漢字の下部分に『牛』の字が入っている通り

牛や馬に引かせて使用するもので、

写真の手前の赤いチェーンに

そうした家畜をつなぎ

人は器具の後ろに立って持ち手を掴み

移動しながら地面を器械下部の赤い部分で

ざっくざっくと掘り返して土壌を反転させていく。

 

現代先進国ではトラクターが

ねじの様な、というか、

拷問用のやりの様な、というか、

とにかく非常にユニークな形をした

器具をつけてこうした作業を行っています。

 

オモチャですけど参考画像:

 

 

広い草原を悠々と移動する

トラクターの後ろから

素敵な黒い土がもりもりと現れ

その肥沃な土壌に隠れる虫を狙って

鳥たちが集まる図は

見ていて飽きないものです。

 

しかし本当に農機具というのは

ここ数十年の間に改良が進んだのですね。

トラクターだったら1日で完了する作業量を

この『クラシック・犂』でこなすとしたら

一体どれくらいの

日数と体力が必要なのかしら。

 

というわけで、昨日の記事のコメント欄、

正解者多数出現、皆様流石でございます。

 

ちょっと簡単すぎました?

 

わが夫(英国人)は私が自力で

この正解にたどり着けなかったことに

少々驚いている様子で

「君、こういう器具を使って畑を耕す図を

歴史の教科書で見た覚えはないんですか?」

 

そういえば母なるナイルのほとりで

古代エジプトの勤勉なる農業従事者が

このような道具を使って作業している壁画を

『せかいのれきし』の挿絵で見たような記憶も・・・

 

将来、私がこのような

犂を使う機会を得たならば

家畜にはぜひ水牛を

使ってみたいものでございます。

 

いえ、なんとなく、『絵になる』かと。

 

 

昨日のクイズが簡単すぎたようなので

 

おまけクイズ:

この動物は何でしょう

 

 

ヒント:

エグトン(Egton)のそばの

民家の庭で見かけました

 

 

答えは・・・

 

あ、これ、答え、今言っちゃいますね

 

答えは:

皆大好き憧れのリャマ

 

毛のあるリャマの参考画像:

 

羊たちが夏場に毛を刈られるように

リャマも夏場は毛刈りの季節であるらしいです

 

・・・あれ、でも待って、

この子達本当にリャマ?

 

もしかしてアルパカなのでは?

 

ともあれ、リャマであろうとアルパカであろうと

夏場に毛を刈らないと暑さで

彼らは引っくり返ってしまうのではないかと

 

(イングランドの夏は暑い)

 

(スコットランドに比べると

南国の余裕さえ感じられる)

 

しかしこの動物が道の横に突然

ヌルリと立っていた時は

私はちょっとびっくりしたの

 

おまけクイズに正解した貴方も

不正解だった貴方も

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