16日(日曜日)の
英国朝のトップニュースは
当然の如く北朝鮮情勢。
アナウンサーが神妙な声で
「北朝鮮がミサイルを発射しました」
・・・ああ、とうとうアジア有事か、と
暗い気持ちになったところに
「そして失敗しました」
・・・えーと、それは・・・
あれよね、米国のトランプ大統領は
北朝鮮がミサイルを発射したら
そこで武力攻撃開始だ、
みたいなことを仰っていたんだから
これは対抗措置始動ということで、
いや、しかし発射に失敗したなら
それは『未発射』ならぬ
『非発射』ということでノーカウント?
現時点ではどうも
「失敗したなら発射じゃない」という
武力衝突は起きないなら起きないが
一番であるというのが私の考えですが
緊張関係にある二国が
「何だ、相手は結局口三味線か」と
お互いを軽視し合う事態というのも
それはそれで非常に危険、
これ、矛先はどこに収まるんでしょう。
朝食後にお皿を片付けながら
9時のBBCラジオ4ニュースを
聴いていたところ、トップはもちろん
北朝鮮問題、そこから
2つ3つ他の話題が流れて
再び話題が最初に戻り
「さて北朝鮮の本日の国内トップニュースは
世界中が知っているあの話ではなく
ものすごく長いお天気の話題でした」
この「北朝鮮国内トップニュースが
天候についての話題であった」報道、
私と夫(英国人)は確かに
耳で聞いたと確信しているのですが
その後ネットでどれだけ検索しても
そんな愉快な記事は見当たらず、
あれはイースターの冗談であったのか
それともBBCから発信された
スパイ用の暗号であったのか
(『ドナウ河近くの動物園でライオンが』
みたいなアレのこと、
わかる人だけわかってください)
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ともあれ世界は回る糸車、
国際情勢の行く末が
どれだけ混沌としていても
日常生活を送ることのできる
市井の人々は
全力で日常を生きるべし、と
靴下類を洗濯機に放り込み
週末のお洗濯を済ませようとしたところ
・・・洗濯機が・・・壊れましてね・・・
洗浄、すすぎまではやってくれるの、
回転と脱水がどうも駄目なの!
「これは排水パイプに問題が
生じたと推察されるのだが、どうか」
私の言葉に夫は浅く頷くと
「新しい洗濯機を買いましょう」
えっ。
「君は自力修理第一主義者じゃなかったのか。
いつもの感じにパイプをささっと外して
ぱぱっと付け直して私を感心させてくれたまえよ」
「妻に買いかぶられるのは夫冥利に尽きますが
人間自分の限界を見定めるのも大事です。
だいたいこの洗濯機、どれだけ古い型なのか
君はわかっていますか?この子はもう寿命です。
新しい洗濯機を買いましょう」
なるほど、確かに・・・
しかし往生際の悪い私は
こそこそと排水パイプをいじってから
もう1度くらいこの洗濯機を
使ってみる気でおります。
だって直せるかもしれないじゃないですか!
変なところで粘り腰を見せる私です。
なんとなく
直せる気がするんです、今回は
こういう直感って大事ですよね
・・・もしかして今、私、
悪魔に何かを囁かれている?
英国では時々
『炎上する洗濯機』が
ニュースになっていて
そこらへんが気にならないと言えば
それは嘘になるんですけど、
どうなのかしら、素人が下手にいじると
爆発とかするものなの?あれって基本的に
修理が成功したら自慢たらたらに
こちらで報告する予定の私ですが
失敗したら、そうですね、
長々とお天気の話でも書きますわ
洗濯機修理に自信のあるあなたも
そういうときは買い替え一択、なあなたも
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