我が家の猫の趣味の一つが

庭を歩く私と夫(英国人)の

後をついて一緒に『見回り』をすること。

 

 

・・・やはりこやつらは

猫の皮をかぶった犬なのだろうか・・・

 

 

少なくとも

白黒猫サンストリーカーは

この他にも

なんかいつも体が不潔であるとか

寝場所を決める前に

その場でくるくる3回転するとか

撫でられて喜ぶと涎を垂らすとか

あまり猫的ではない性質

たぶんに持った生き物ではあるのですが

でも獣医さんによれば2匹とも

れっきとした猫であるという話です。

 

ともあれ伸び始めた草の向こうから

黒い尻尾がぴんと2本

近づいてくる光景は素敵なものです。

 

ただ白黒猫サンストリーカー君と

黒猫サイドスワイプ君は

屋外では割と常に

お互い距離を取っておりまして

そこらへんは

どういう心理であるものなのか。

 

何かの拍子に2匹が接近することも

時にはあるのですが

 

 

そしてサンストリーカー君は

そうした邂逅をそれなりに

喜んでいる様子もあるのですが

 

 

サイドスワイプ君にはまた

別の考えがあるらしいです。

 

 

「何がいけないんだろうな、

喧嘩をするほど仲が悪いって

話でもないんだけどな」

 

「やっぱりニオイですかね。

サイド君はいつも

陽だまりの香りがしますけど

サニー君はちょっとアレですからね」

 

 

「兄弟猫なのにどうして

ここまで性格が違うんだろうな」

 

「あ、でも僕は昨日家の中で

サニー君が居眠りをしているところに

サイド君がのしかかって何か

ニャゴニャゴ甘えた声で

話しかけているところを目撃しましたよ」

 

「それ、私も3日くらい前に見たぞ!

証拠写真を撮ろうと思って

カメラを構えたらぱっと2匹揃って

部屋から出て行っちゃったけど」

 

「僕の時も僕の存在に猫が

気付いたと同時に2匹は体を離して

他のことを始めていましたよ」

 

・・・実は仲良しなのかしら、

うちのこの兄弟猫は。

 

 

猫との散歩はいいものです。

 

 

普段はどちらかといえば

白黒サニーが漆黒サイドに

甘えていって邪険にされる、

みたいなことが多いのですが

その謎の「ニャゴニャゴ」の時だけは

明らかにサイド君が

下手に出ているというか

 

兄弟猫の謎でございます

 

ご親族と仲のよろしい皆様も

兄弟は他人の始まり、な皆様も

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