指に穴を開けるという

衝撃の事態から一夜明け

夫(英国人)は病院に行きました。

 

『軽傷(Minor Injury)外来』で

診察を受けた結果

「応急処置に間違いはなし、

破傷風(Tetanus)への感染もなし、

1週間後にかかりつけ医と会って

予後を確認するように」とのことで

「破傷風への感染の有無って

即日でわかるものなのか」

 

「僕、南米に行く前に

予防接種を受けているでしょ。

怪我をした指と別の指に針を刺されて、

その血を試薬のようなものに落としたら

すぐに『まだ抗体アリ』って結果が出たんですよ。

医学の進歩って素晴らしいですね」

 

診療を担当した看護師さんは

夫の包帯を一度ほどいて

傷口を確認した後に洗浄をしてくれたそうで

「洗浄ってもしかしてそれは痛かったか」

 

「痛いと思うでしょ?

その通り、かなり痛かったですよ」

 

「そういう軽口が叩けるくらいに

回復したなら何よりだけどな」

 

「いや、でも実際なかなか痛かったです」

 

「威厳ある紳士としての体面を

診療室でも君が維持できたことを祈るよ」

 

「どうでしょうね、僕はまるで

うちの白黒猫が怯えている時みたいな

態度だったと思いますよ。小さくなって

妙にか細い声で『ニャオーン』みたいな」

 

 

「君のそんな可愛らしい姿を

目撃できなくて残念だったなあ」

 

夫は包帯を1週間濡らしてはいけないそうで

今夜から私は期間限定三助になる予定です。

 

 

いやしかしこれで一安心

 

皆様も鋭利な工具にはお気を付けください

 

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