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女性医師募集中!
「ポートサイド女性総合クリニック ビバリータ」
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土曜日(毎週でなくても可)ご勤務いただける方がいらっしゃいましたらぜひご連絡くださいませ。
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「ポートサイド女性総合クリニック ビバリータ」 http://www.vivalita.com/
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イクメンが育児に仕事にとタスクを抱えすぎてうつになるという記事を読んで、非常に疑問に感じることがいくつもありました。
読んだ記事は「心病むイクメン増加中」という記事。この記事を読んでまずおかしいと感じたのが「そもそもうつになった原因って育児じゃないでしょ?」ってこと。勤務時間が長くなり、役職が重くなったせいでうつになったのに、さも「育児や家事まで頑張って『役割』をこなそうとしたからうつになった」ように書かれています。実際、18時に帰れて役職も重くなかったときは育児と仕事を両方やっても大丈夫だったわけですよね?
こういった書き方をすると、「仕事で疲れている男性に育児も家事もしろと『役割分担』を強いるのはいかがなものか」という指摘を呼び起こすと思います。おそらく、このような記事の目的はそこにあるともうのですが、「そもそも育児をするのって『本来ないはずの負担』なんですか?」と聞きたいですね。
疲れていたら誰だって子どもの世話も家事も「負担」に感じます。でも、我が子の面倒を見ることや、自分が食べる食事を作ることや、自分が使う部屋を掃除することが「押し付けられている負担」なのでしょうか?
同じ育児に携わるのでも、週末子どもと遊べてリフレッシュできるとか気分転換できるという人にとっては「イクメン」をすることは「負担」にはなりません。それらをうつの原因とするならば、それは本人が「本当はやりたくないけれど仕方なくやっている」からです。もっと言えば「本当なら自分の仕事ではないと思っていることを、『やらなければならない』と思って、まるでノルマを課されたかのように行っているからです。人間はやりたくないことをやらないで済ませるために病気になったりうつになったりします。この男性も、仕事も家事や育児もやりたくないけど嫌々やっていたのでしょう。「無理してまで…」という妻の指摘は、ある意味本質をついています。
イクメンしたら疲れてうつになるから、「仕事だけに集中できるようにしてあげる」ことは解決策になりません。仕事で多少疲れても、育児も家事も「無理なく」できるだけの余裕を残せる働き方こそが必要なのです。見直すべきは、「イクメン」ではなくて労働環境でしょう。
女性が同じ状態になったら、真っ先に削るタスクは「仕事」になるでしょう。周りが「少し子どもと距離を置いたら?」なんて言ってくれることは皆無の可能性が高いんですね。たいていは、「無理してまで仕事を続けなくても、子どもが小さいうちは仕事を減らしたら?」なんて言われる可能性の方が高いでしょう。
ここにも隠れたジェンダーバイアスがあることに、皆様もお気づきですよね?
どのくらい子どもとかかわったら自分にとって『ちょうどよい』のかは人によって様々です。24時間365日子どもとべったりくっついていたいという人もいれば、私のように朝晩の3時間ずつと、隔週くらいで週末一緒に過ごせれば十分という人もいます。自分にとってちょうどよい時間を子どもと過ごせるように調整することが、疲弊せずに育児を続けるコツだと思います。そして、子どもと一緒に過ごしたい時間が「0時間」の人は、子どもを持たなければよいだけなのです。
夫婦でお互いに『ちょうどよい』時間が1時間ずつだったら、シッターさんやファミサポや保育園をフル活用して、第3者の手を借りればよいでしょう。夫婦間だけで山積みになっているタスクを「2分しよう」としたら、お互いキャパオーバーになる家庭だってあるかもしれません。「夫ができないことは妻が引き受ける」をいつまでもやっていたら、女性躍進なんて夢のまた夢ですものね。
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