新しいクラスはどうだい?
そうか、どんな人がいるか不安なんだね
自分のことを受け入れてくれる人が多いといいな
でも、イヤな人がいたらどうしよう――って
だけど、君がそう考えられるようになったなんて
すごい進歩だ!
だってこの前までは
世の中はすべて敵だった
自分の味方なんて一人もいないと思っていた
――そう、君をとりまく世界は、暗やみだった
でも今、君は
「受け入れてくれる人が多いといいな」と思っている
ということは
君をとりまく世界は、真っ暗じゃない
君にとって、冷たく暗~い人もいるけど
あったかく光る人もいるということだ
では、考えをもう一歩進めてみてはどうだろう
実は、真っ暗な人なんていないし
全身が光っている人もいないんだ
人にはそれぞれ、光る部分がある
たくさんの部分が、キラキラと光っているんだ
しかも、見る人によって、光る部分は変わるんだ
君の味方、君と気の合う人というのは
君から見ると、光っていてる部分が多い人
――ということになる
イヤな人もいる
気の合わない人もいる
そういう人とは、距離をおけばいい
でも、そういう人だって光っている
――そう考えると
出会いへの不安が少しやわらぐんじゃないかな
<初めてのラブレター? by Akira Miyata>
*******************
人は傷ついているとき、心がとても敏感になっています。
ひとりから悪口を言われただけで、自分はダメな人間だと思ってしまいます。
ひとりから拒否されただけで、その場にいられなくなります。
まわりの人を、自分の敵か味方かという、「白黒思考(二分法的思考)」で見てしまいます。
「いろんな人がいて当たり前」
「みんなと仲良くしなくてもいい」
「自分の味方が一人でもいればいい」
「みんなちがって、みんないい」
……それに気づけば、生きるのがずいぶん楽になるのではないでしょうか。
――ブログの本編とは別に、大切な人に寄り添う言葉を贈ります……君へ。(完)
前へ: 君へ(51) 自分のことが大嫌いなのか……
次へ: 君へ(53) 偽りの自分?
<みやた あきら 連絡先>
「コメントは公開されるのでちょっと……」という方は、下記までメールをください。
◆ 心に寄り添うメッセージ集~シリーズ「君へ」
生きる希望を探している子どもたちに贈る、私からのメッセージ集です。
でも、子どもたちが一番求めているのは、お母さんやお父さんから、こう言ってもらえることではないでしょうか。
◆ 「バックナンバーへようこそ」
過去記事をカテゴリーに分けて、読みたい記事を見つけやすくしてあります。
◆講演のご依頼をお受けします
子育て講演、PTA講演、生きがい講演、中高生向けのキャリア講演をうけたまわります。心あたたまる感動と、やさしい気持と、夢と希望をお届けします。
・講演の詳細はこちら
・講演に関連する記事一覧はこちら
・講演のご依頼方法はこちら
◆少しでも多くの人に見てもらえるよう「人気ブログランキング」に登録しています。
ここをクリックして応援(投票)してもらえるとうれしい です。
◆みやた あきらの facebook はこちら