君がそんなに苦しいのは
自分の中で、違う気持ちがぶつかりあっているからなんだね
学校に行きたいけど
行くのが怖い
お母さんを好きだけど
うざいと思う
友達と会いたいけど
会うのが不安
分かっているけど
認めたくない
……などなど
どちらかの思いどおりにしようとすると
もう一方が思いどおりにならないのだから
辛いよね、どうしたらいいかわからないよね
人の心はとても複雑だ
いろいろな欲求や感情がうずまいている
それらの欲求や感情には、「こうあるべき」というものはないよ
――行動には、善悪があるけどね
相反する思いの両方を叶えることはできない
でも、相反する思いがあっても構わないと思うことはできる
そのうえで、
”今” どちらの思いを大切にするか、決めてごらん
<ひとりの海 photo ACより>
*******************
人は、苦しんでいるときや悩んでいるとき、矛盾し対立する思いの中で葛藤しています。
「どちらかでないといけない」とか、「こっちであるべき」という思いが強いと、その苦しみはどんどん大きくなります。
そんなときは、矛盾を解消しようともがくのではなく、「矛盾する思いがあってもいいんだ」と思うことで、次の一歩を冷静に考えることができます。 (完)
前へ: 君へ(54) 分かってもらうには死ぬしかない
次へ: 君へ(56) ごめんね、そしてありがとう
<みやた あきら 連絡先>
「コメントは公開されるのでちょっと……」という方は、下記までメールをください。
◆ 心に寄り添うメッセージ集~シリーズ「君へ」
生きる希望を探している子どもたちに贈る、私からのメッセージ集です。
◆ 「バックナンバーへようこそ」
過去記事をカテゴリーに分けて、読みたい記事を見つけやすくしてあります。
◆ 講演のご依頼をお受けします
子育て講演、PTA講演、生きがい講演、中高生向けのキャリア講演をうけたまわります。心あたたまる感動と、やさしい気持と、夢と希望をお届けします。
・講演の詳細はこちら
・講演に関連する記事一覧はこちら
・講演のご依頼方法はこちら
◆ 少しでも多くの人に見てもらえるよう「人気ブログランキング」に登録しています。
ここをクリックして応援(投票)してもらえるとうれしいです。
◆ みやた あきらの facebook はこちら