ヨメ・シュウトメの仲が
そんなにのっぴきならない状況になってるなんてのは
案外男どもは気にも留めないことだったりする。


脳内お花畑。
オヤジもムスコもそれぞれ女房たちは





協力しあって上手にやってるもんだと・・・。

そりゃまだ同居を始めて日は浅い。

(はっきり覚えてないけど
一郎もまだ幼稚園に行ってない頃だったから
おそらく3~4年目くらいか?)

お互いに遠慮とけん制の日々。


じいちゃんの兄弟来訪は

もちろん、ワタシの了解を得るなんてこともなく





こんな感じだったと思うが・・・。



招待するのは


お兄さん夫婦

お姉さん

弟夫婦 の計5名。


泊りとなると
準備はどうする?


しかし男はそういうことも頓着ない。

とにかく新しくなった家を見てもらいたいばかりなのだ。









2階の改築部分の二間は
自分たちの居室のつもりで作ったものだから
じいちゃん渾身の作。

入れ込みすぎて
大工さんとケンカしながら
手出し足出し。
こだわりの二間なのさ。(今じゃ見る影もないけど)

ここを自慢せずにおらりょうか・・・ってトコ。


もちろん、宿泊はホテルを取るとか
そんな気持ちはサラサラない。

と、なると
寝具の準備やら
お料理の手配やら
色々大変。

ばあちゃんは



勤めもあるし

準備段階から戦力として全く期待出来ず。


それでも
来訪当日は




と、のたまうシュウトメ。

そりゃ当時も
2階の二間は13番さんの居室だったので
ヨメは出入り出来ませぬ。

まだ建てて間もない部屋だもの
それほど掃除に手間がかかるとも思わないけど

ワタシはワタシで料理の準備の上
まだ小さかった子どもの世話もあり忙しい。
2階はばあちゃんに一任することに。


さて
時間になり




ご一行到着。

何とか準備は間に合った。

皆さん遠方からはるばる来て下さるんだし
じいちゃんも自慢の我が家をご披露する機会なんて
この先ないだろうから

ワタシも準備頑張ったよ~。


たとえ




ばあちゃんが
自分の手柄にしようとも。


と、しばらくたった時だった。





一人が起ちあがって
おトイレに。

ばあちゃんの顔が緊張した。

と、次の瞬間。






と、まぁ
皆さんに聞こえるよーに。

要するにばあちゃん
時間切れで

2階のトイレまで手が回らなかったらしい。

・・・って
どこを掃除してたんだ?




ご一行は
それでも、ゆったりご満悦で
お帰り下さり
何とか任務は完了。


しかし
ヨメのココロの中には
しっかり遺恨が残る結果と相成りし候。


その後のヨメシュウトメの関係に
陰を落としたのは言うまでもない。






おしまい。






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